2011-03-31 Thu.
転変
2011-03-31
北九州市のウェブサイトのアドレスが、2011年3月22日に変更された。
lg.jpドメイン導入に伴うものである。
どうやらシステムも入れ替えたらしく、各ページのアドレスも大幅に変更された。
これまで本サイトで張ってきたサイトへのリンクは、すべて無効になった。
僕は、以前から北九州市のウェブサイトのフィードを購読していた。
過去のサイトから発信されるフィードには、アドレス変更についてアナウンスされることなかった。
そして、新しいサイトのフィードの方に変更のお知らせが掲げてあった。
それって、意味なくなくなくないかな。
北九州市でも、避難者の受け入れを行っている。
「空気のきれいなところに住んでいた人が北九州に避難したら、体調を崩すんじゃない?」というご指摘をいただき、思わず答えに窮してしまった。
お力になれないようであるのなら、どうもすみません。
2011-03-30 Wed.
捻転
2011-03-30
「笑っていいとも!」の放送が終わった。
これは、テレビ山口での話である。
FNN系列局のない山口では、歴史的経緯からJNN系列であるテレビ山口で「笑っていいとも!」が放送されていた。
以前書いたとおり、北九州では、いわゆる「電波銀座」である関門地方の特性を生かし、山口の放送局の電波を受信することが可能だった。
僕が小倉に住んでいた頃、テレビ山口での「いいとも」放送開始時刻は午後4時、あるいは午後5時。
実家にビデオデッキがなかった時期は、学校がある場合は帰宅してからテレビ山口で放送される「いいとも」を楽しみ、長期休暇期間には、日に2度「いいとも」を楽しんでいた。
最近においても、午後1時55分から放送していたようだ。
その恩恵にあずかれたのも、これまで。
隣県の電波が入らない地域に住む山口県民の県外流出が懸念される。
地方では、以前から同様のことが頻発していた。
最近は、キー局の力が強くなったのであまり心配はないみたい。
でも、福岡においては「ブロックキー局」のような謎の概念もあるので、安心はできない。
ところで、「いいとも」再開時に観客が示す「みんなで盛り上げていこう」という姿に、とても心打たれた。
「いいとも」の観客ほどの、協力的な観覧態度を知らない。
女性アイドルユニットの登場にもう少し温かさをもってくれればパーフェクトなのだが、多くは望まない。
2011-03-29 Tue.
虚実
2011-03-29
「3年B組金八先生ファイナル」を視聴。
まず、本編の話が比較的薄く、その分話が歴代の出演者の登場に割かれていることに、非常に満足した。
スポット的に次々に出演者が登場するところが、視聴者のことがよく考えられているように思えた。
それにしても、どうやら世の中、集団による脅迫、強要であっても目的によっては善として扱われることがあるようだ。
また、最後の卒業式。
おそらく、このドラマを芸能人生のキャリアの礎としている俳優が多くいるのだろう。
虚構と現実が合わさった、見事な演出だった。
僕は、「金八先生」を第1、第2シリーズのすべて、第3シリーズの一部を再放送で見た。
第4シリーズは、途中までリアルタイムで見た。
第4シリーズの途中で、「問題を抱えている生徒には陰の部分がある」というパターンに嫌気がさした。
そして、1996年の騒動においても強気に来るTBSの姿勢を見て、憤りを感じた。
「そんな感じで来るなら、見なくてもいいけど」と思いたち、最終回だけボイコットした経緯がある。
その後のTBSに対する僕の態度は、ご存じの通り。
それゆえ、第5シリーズ以降は、ほとんど見ていない。
1999年にハイビジョン撮影していたことに、今回初めて驚いた始末。
それでも、卒業式で小嶺麗奈が司会をし、そして席に戻ると、小嶺麗奈の隣に藤田瞳子が並んでいたのを見たときには、思わず声を上げた。
全般的に、ファイナルにおいて第4シリーズをフィーチャーしたシーンはほぼ皆無だったが、僕にとってはここが一番の見所だった。
ところで、事前に収録された「革命×テレビ」の内容に、この期に及んでは空しさしか感じない。
ソウルには自宅の多くの設備をコンピュータで制御できるマンションがあり、例えばブラインドを電動で開閉できるのだとか。
「電気がなかったら暮らせませんよ!」「そんなことないですよ」の世界が、こちらの現実。
完全なる他人事として書いた計画停電に関する記事が懐かしい。
価値観が揺さぶられたことを、今後も忘れたくないし、忘れないで欲しい。
2011-03-28 Mon.
奔走
2011-03-28
あと5か月弱。
「24時間テレビ」のマラソンランナーについてオファーが出る頃ではないか、と推測する。
さまざまなプロダクションがここぞとばかりに営業をかけていることだろう、と勝手に想像する。
サンドウィッチマン。
オファーが来るかもしれないけど、受けないことを信じている、こちらの身勝手な思いだけど。
森公美子。
おそらく走らないだろうが、コーナーゲストにはなるだろうな。
前も言ったのと同様、重責にあるあなたの体調が何より心配。
職務に支障が出るほどの体調不良なら、解任してあげてほしい。
こちらはかまいませんので、ご遠慮なく。
推進CMに出演するのは、やはり大きなリスクである。
2011-03-27 Sun.
密閉
2011-03-27
「東京少女 日向千歩」を視聴。
1996年、「魔法のキモチ」を見ていた頃のことを思い出す。
「魔法のキモチ」を見ていた時のような気持ちになることなど、おそらくあれが最後であり、もう2度とないだろう。
この時期に、エレベーターに閉じこめられる話のドラマを見てはならない。
そして、相変わらず中江有里の能力について、こちらの理解がまだついていっていない。
2011-03-26 Sat.
覚悟
2011-03-26
今から甲状腺ガンの苦しみや、治療に必要な費用について調べ始めているのは、あきらめすぎだろうか。
お茶石けんで顔を洗って、出直したいところだ。
もちろん、洗うのは水道水を使って。
あきらめないで。
知らなければ、不安になる。
知ってしまうと、欲が出る。
東京消防庁のレスキュー隊員によると、知っているからこその不安もあるそうだ。
ところで、電源ケーブルの敷設作業に関する話を聞くと、その壮絶な現場に、放水作業がかすむ。
公務員は涙目の記者会見や作業風景のビデオ公開で人々から絶賛されるが、民間企業の従業員の場合はどうもそうはいかないようだ。
2011-03-25 Fri.
後戻
2011-03-25
radikoからのストリーミング録音が禁止された、と複数の情報源で確認。
オフィシャルなリリースがないので、事実なのか、そして何が原因なのかわからない。
ただ、こちらの生活が前より不便になったのは確かだ。
今までが便利すぎただけなのか、妥協していいものか、少し悩みつつ、MDコンポの時刻を合わせる。
2011-03-24 Thu.
連呼
2011-03-24
ACジャパンの新CMに、さかなクン氏を起用し、メッセージを伝えてもらったらどうだろう。
この時期、藤岡弘、氏は何をしているのだろう、と気になり、ブログを購読し始める。
2011-03-23 Wed.
中黒
2011-03-23
当初はわき上がる水蒸気を見て「焼け石に水」のように感じた作業も、かなり効果を示している模様。
それにしても、なぜ「安全」と「保安」という似通った熟語が名称に含まれているのだろうか。
ウェブサイトによると、これは「原子力その他のエネルギーに係る安全および産業保安の確保を図るための」機関である。
ウィキペディア日本語版によると、元々は「原子力等の安全」と「産業保安」に分散されていた所掌を2001年の中央省庁再編で統合した、ようである。
なるほど、だから背中に「Since 2001」、今こそ「・」が大きな意味を持っているはずだ。
推進した人、流れに乗った人、反対した人、立て替えに反対した人、引き継いだ人、放っておいた人、見返りを受けた人、依存していた人、方針を転換した人。
新しい人、格好悪い人、やさしい人、みっともない人。
どのポジションであってもどこかしらでいっちょかみしているから、事実がズバッと出てこないのかな、とかいう不正確な勘ぐりをこちらがしてしまう前に、事態の沈静化を願う。
現状は安全だし、また専門家たちが安全を保つ試みを続けているのだから、こちらもそれを信頼している。
一方で、今後どのような「不測の事態」が生じるのかについては教えてもらえていないので、それに対する備えもできないままでいる。
不測の事態に対する計画を練る余裕が、どこかに欲しい。
赤いプルトニウム改め、赤プル。
それはそうだね、でもアカウントはすんなりとは変えられない。
今、私にできること。
首相がカメラの前で野菜を頬張ることを期待しないようにしよう。
ところで昨日、自宅のポストに電力会社からのお知らせが入れられていた。
来月から「太陽光発電促進付加金」を徴収する、との内容。
中山秀征に解説願いたい。
ナイトゲームには反対でも、「ワンピース」のイベントは推進するのだろう。
2011-03-22 Tue.
易問
2011-03-22
Q. 仁科亜季子が子宮頸ガンを発病したのは。
A. 38歳。
Q. イビチャ・オシムが脳梗塞で倒れたのは。
A. 2007年。
Q. こだまでしょうか。
A. いいえ、誰でも。
リリー・フランキーではない、というのは、ちょっぴり怖い。
それで気をよくされるのも。
義援金配分委員会、か。
それ以外の経路をたどるものもあるらしい。
どこに思いこめるのが適切なのか、普段からのたしなみがここで試される。
突然付け焼き刃で人が変わったように行動しても、十分な効果は見込めないのだ。
いずれにせよ、寄附金控除もあるから、人に預託せずに直接振り込むことにしよう。
まさか、千羽鶴を被災地に送るわけにも。
ちなみに、若槻千夏のチャリティーTシャツ、というのもあります。
気持ちをひとつにすれば大きな力になることは分かっている。
ただ、どの場所にひとつにするかについては意見を言うことは許されているはず。
いずれにせよ、裏での会話の様子が漏れ聞こえる放送局は、まずは自分たちの心を一つにすることが急務だろう。
2011-03-21 Mon.
記録
2011-03-21
この1週間、周囲に訴え続けていることは2つ。
1つは、家にある保冷剤を捨てないこと。
もう1つは、酷暑に耐えうる体力を今から培うこと。
そろそろ、夏の電力不足について取り上げる動きが出始めた。
2003年の点検による発電停止、および2007年の地震による影響で、夏期に電力が不足したことを思い出すと、今夏も電力不足が生じるだろう、と部外者ながら想像する。
仮に今のような計画停電が夏に起こった場合、事態はかなり深刻になると思われる。
「今年の夏は、ビアガーデンに行けないかもな」という軽口をたたいてはいる。
今一番心配しているのは、店で生鮮品を扱うのが難しくなるかもしれない、ということだ。
流通段階や店での扱いが慎重になるため、商品の提供を控えるところも出てくることが考えられる。
もっとも、ガスなどのエネルギーを用いて、商品を管理しているところも多いだろう。
そして、そんな事態になるまでまだまだ数か月はあり、今から対策を考えることはできる。
さて、どれだけ有効な対策を考えつくことができるだろうか。
歴史的経緯による周波数の違いから、中部電力や関西電力などから電力を融通してもらうには限度がある。
本来なら、融通してもらうのではなく、節電して、余った電力を東北地方に回し、東北地方の計画停電を回避してもらいたいという思いがある。
だが、現実的にはほぼ不可能な話だ。
いっそのこと、夏は小倉に疎開したい。
それが、復興の手助けになるような気がする。
日清戦争時の1894年、帝国議会が広島で開会されたが、そういう移動は非現実的かな。
フィリピンでポールダンスの学校に通うのも選択肢に挙げておきたい。
2011-03-20 Sun.
記録
2011-03-20
店から商品が消え失せた状況も、少し前から解消され始めた。
なぜ、人は買い占めてしまうのだろう。
少し考えれば、買い占める必要などないのに…。
と決めつけてしまうのは、思考停止である、ということを知る。
心理学者によると、いわゆる「買い占め」は「不安解消行動」の現れである。
人は不安を感じると、その不安を解消しようとする行動に出る。
店に商品が並んでいない光景を目の当たりにすると、その光景自体が不安を引き起こす。
普段はそれほど必要ではないのに、「入荷の見込みがない」と言われてしまうと、ますます不安になる。
その不安を解消するために、不要なものであっても購入する。
購入すれば、安心を手にすることができる。
そのようにして落ち着きを得ることで、ようやく通常の思考が戻ってくる。
不安解消行動は、通常を取り戻すための生理的な行動である。
以上は、TVで心理学者が解説していたことの受け売りである。
つまり、不安に駆られて非合理的な行動をしてしまうのは、人間の正常な活動の1つである。
後で気づく失敗もある。
ただ、冷静さを取り戻してから、改めて現実を見つめ直し、反省するべきところは反省するべきなのだろう。
パンを買い占めたのなら、三食ともパンを食っていればいい。
カップラーメンを箱買いしたのなら、それだけで1か月くらいやっていけるのではないだろうか。
しばらく買い物する必要などないだろう。
まさか「同じものばかり食べていたら、飽きてしまう」などと思ってはいないだろうね。
僕も、フリーズドライの粉末を使って七草がゆを作り、それで夕食をすませた。
ここ数年、いわゆる「買い物難民」と呼ばれる買い物困難者がいる。
以前TVで見たものだと、近所の店が軒並みつぶれて、片道40分ほど歩いて店に行かなければ日常品を購入できない、という人たちがいた。
僕の祖母も、それに近い状況に追い込まれていた時期が長く続いていた。
また自宅近所の店では、地震の影響により、購入したものを宅配するサービスを取り止めてしまった。
このサービスを利用していた人たちは、ますます買い物が困難になっていることだろう。
しわ寄せは弱者に集中する。
ところで、僕の家で現在心許ないのは、コーヒーフィルターのストックである。
売ってるかな。
2011-03-19 Sat.
記録
2011-03-19
VODでの「水曜どうでしょう」新作が延期に。
地元で放送されるかどうか決まっていなかったことによる措置。
気分を和らげ明日に備えようと思ったのだが、事情が事情だけにやむを得ない。
月並みだが、「各自の持ち場にて奮闘」とは、今こそのフレーズである。
職責を果たそう。
2011-03-18 Fri.
記録
2011-03-18
「おはよう日本」を見る習慣が身につく。
首都圏ローカルのセクションを見るのが、とても楽しみ。
週明けはかなり動揺していたように見えたが、すぐに落ち着きを取り戻し、今朝は淡々としていた。
「ミュージックステーション」を視聴。
タモリさん曰く、「ドラえもん募金って言うんだ」。
サザンオールスターズがお見舞いコメントを出していて、素直にお喋り出来ないが侘しさに怯える。
叙情と現実は全く異なる。
かねてから気にしていた「AC恐怖症」、僕にとっては「AC不快症」が、予期せぬ形で広く認識された。
音がキャンセルされるようになり、本当に助かる。
もっとも、今回は地震酔いと比べると、AC恐怖症には悩まされていない。
民放の報道を見ていないので。
普段、年少者のことを考えることは少ない。
しかし、ラジオでリクエストされる「アンパンマンのマーチ」や「おどるポンポコリン」を聞きながら、珍しく思う。
国内には、被災地以外で日常の放送を楽しみにしている年少者が大勢いるはずだ。
九州に住む知り合いの幾人かに子どもがいて、その子どもたちが夕方の子ども向け番組の視聴を習慣にし、毎日楽しみにしていると聞く。
彼ら、彼女らを安心させるためにも、通常の放送をいくつか残しておいて欲しい。
それが、全国放送であり、各地の放送でもある。
2011-03-17 Thu.
記録
2011-03-17
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」を視聴。
かなり気分が高揚したが、緊急地震速報で一旦中断。
少なくとも僕らはいつものように活動を続けるために、時折リラックスする必要がある。
だから、今の時期にこういう番組があってもいいのではないかと思う。
むしろ民放は、エンターテインメントチャンネルに徹すればいいのではないかな。
事実や根拠を注意深く確認しながら、冷静に対処するよう心がけている。
その一方で、不安をあおられている状況への対処も強いられている。
いわゆる「風評」が広まり、「風評があること」が事実になり、その事実をベースにして人が動き、その動きに合わせて自分も動かなければならなくなっている。
改めて「風評があるという事実を報道するな」と言いたい。
パニックに陥って行動する人がいることは、事実である。
ウェブサイトに根拠のない書き込みがあることも、これまた事実である。
特異な情報や、著しい出来事が優先的に報道されるのも、情報量が高いからごく普通のことだと思う。
残念だけど僕らは、受け手としての情報リテラシーがまだ未熟である。
仮に受け手側のリテラシーが高ければ、受け手側は情報の根拠を確認し、怪しい情報であればその情報へのアクセスを控え、やがてその情報は淘汰されるはずだ。
だが、そういう動きにはなっていない。
支援への動きを止められない事態であるのに、不安との戦いまで取り組まなければならなくなっている。
だから、情報の発信元にお願いした方が効果的だと考える。
「風評の存在事実を報道しないでほしい」と。
事実を誤認して起こしている行動をとりあげ、そのような行動が存在していることを事実として報道するのは、控えるべきだと考える。
2011-03-16 Wed.
記録
2011-03-16
冷静に行動し、自制した生活を送れば、余裕が生まれる。
その余裕は他の人に向けられるはずだし、今後のことを考えるためにも使うことができる。
余裕のある人から今後に起こりうる事態を想定し、備えることにしよう。
実は、近いうちに旅行に行くことを計画していた。
普通列車で常磐線をたどって、各地の駅弁やうまいものを食べる。
そして仙台まで至り、牛タンをいただき一泊。
翌日は青葉城や松島を見物し、笹かまぼこを土産にし、予約が取れればはやぶさで戻ってくる、という計画だった。
普通列車だと仙台までたどりつくのに8時間ほどかかることがわかり、何と遠いのだろうと感じていた。
また、地震前にたまたまTVで相馬市についての情報を見ていた。
その番組によると、相馬市は太平洋側ではズワイガニが最も水揚げされる場所で、今年は都内から観光客がバスで押し寄せ盛況である、とのことだった。
旅行のために具体的なことをいろいろと調べていたところに、地震が発生した。
今となっては、その遠さも海岸も盛況も、やりきれなさを感じてしまう。
2011-03-15 Tue.
記録
2011-03-15
大変な事態である、という認識は間違っていない。
しかし、各人が自覚を持って行動すれば、事態は必ず乗り切ることができるはずだ。
思えば、先週の木曜。
「クローズアップ現代」で、インターネット放送について取り上げられていた。
それが、今やNHKの地上波放送をリアルタイムのストリーミングで視聴できるようになっている。
偶然ではあったが、連携がうまくいくための絶妙なタイミングだった。
2011-03-14 Mon.
記録
2011-03-14
今日は、不要な混乱を起こさないために自宅待機。
被害はまだ進行中であり、支援に集中できる状況ではなさそうだ。
自分の無力を感じるが、おそらくそれは錯覚であろう。
きっとできることはあるはずだ。
まずは、自分の仕事をきちんとやろう。
「酒場放浪記」を放送していたが、どうも今夜は見る気になれない。
様々なイベントについて「自粛しろ」とか「自粛はかえって悪い」などという意見が出ているが、自粛以前にこちらがその気になれないことが多いのが実際。
2011-03-13 Sun.
記録
2011-03-13
店は品薄になっているけれど、おそらく一時のことなのだろう。
家には食料はあるし、ビールもあるし、まあ何とかやっていけるだろう。
備蓄があることを見せれば、近いうちに落ち着く。
被災地以外の地域で物資の取り合い、なんてことは絶対にしない。
物資は、必要としている場所に優先的に届けられる。
2011-03-12 Sat.
帰宅
2011-03-12
新横浜駅で一夜を過ごし、状況が落ち着いてきたので、自宅を目指すことにした。
深夜から私鉄の運行が再開した、という情報を得ていた。
しかし、都心に戻ったところで、そこから自宅に帰る手段が回復していなかった。
路頭に迷うことを避けたかったので、駅で夜明けを待っていたのだ。
まず、横浜市営地下鉄ブルーラインで、あざみ野駅を目指す。
「優先席」の表示を避けて座ろうとしたが、「そういえば全席優先席だったな」ということを思い出す。
車内では神奈川新聞のニュースが電光掲示板で流れており、甚大な被害の状況と現職都知事の4選出馬のニュースを知る。
あざみ野駅でエレベータに乗り、地上へと出る。
そこから東急田園都市線で都心を目指す。
各駅停車だが、問題なく運行。
空が白み始め、夜明けが確実に訪れていた。
そのまま半蔵門線に乗り入れ、ターミナル駅を目指す。
緊急地震速報で電車が2度ほど止まったが、立ち往生するようなことはなかった。
ターミナル駅に到着。
都心から自宅へ向かう交通機関は案の定再開しておらず、ターミナル駅は運転再開を待つ人たちであふれかえっていた。
ひとまず改札に入ることはできたが、入場規制のためプラットフォームには上がれない。
列に並んでしまうと身動きがとれない可能性があるため、隅の方で状況を見守る。
1時間半ほどして、地下鉄で先の方まで進める見通しが立ったので、地下鉄の改札へと移動する。
地下鉄からの階段には、地上の駅の改札を目指す人たちがぎっしりと並んでいる。
きっと、地上の状況が全く分からないのだろう。
運転は再開の見込みすら立っていないし、階段では身動きをとることもできないだろうから、ここに並んでいる人たちはこれからかなりつらいことになるだろうと予想される。
余計なお世話かもしれなかったが、列の最後尾の方の人たちに地上の実態を伝えた。
地下鉄で先の駅へ、そこで1時間待ち、私鉄で大回りし自宅の最寄りの駅へ。
駅前からバスに乗り、自宅に到着。
5時に新横浜駅を出発し、12時30分に自宅に到着した。
帰途の車窓に見えた富士山の姿が、何とも言えない恐怖をもたらした。
自宅では、本棚にあったものなどが少し散乱していた。
電気、ガス、水道などのライフラインは無事。
無事にたどり着けば必ず食べようと考えていた吉野家の牛丼(大盛、つゆだく)を、近所の店でいただく。
ひとまず落ち着くと、これまで感じていなかった疲労が襲いかかってくる。
鏡をのぞくと、目の下に大きな隈ができていた。
2011-03-11 Fri.
遭遇
2011-03-11
久しぶりに東急東横線に乗る。
おそらく10年ぶりではないだろうか。
久しぶりの東横線は、かなり進化していた。
代官山の工事は進んでいたし、目黒線が日吉まで延伸してずいぶん経つのだが、その様子を見たのは初めてだった。
特急に乗り、こんなにスピードが出るものかと感心した。
菊名で乗り換え、初めて新横浜駅で降車する。
普段は新幹線で通過しかしてこなかった新横浜の街並みは、何というか大がかりなビルが多くて落ち着かない。
そして、激しい揺れ。
マクドナルドの2階で、パニックに陥る人たちを見た。
ついに「来るべき時」が来たか、と覚悟を決めた。
周囲が落ち着いてからビックカメラに行き、TVで状況を確認する。
東北地方の太平洋沖が震源ということが分かり、ひとまず都内近郊を地震が直撃したわけではないことを知る。
確かに甚大な災害が発生したが、少なくとも関東においては想定していた最悪の事態ではないとわかる。
あってはならない映像を見て動揺したのは確かだが、動揺している場合ではない。
新横浜駅を発着する鉄道は、すべて止まっている。
復旧を待つ場所を確保する必要がある、と判断した。
ひとまずケンタッキーフライドチキンに入店。
今朝から「醤だれチキン」を食べようと楽しみにしていたのだ。
しかし、この店では今日から店舗限定で「旨塩 生姜チキン」を販売しており、「醤だれチキン」の販売は取り止めていた。
店員の話によると、神奈川県内で「旨塩 生姜チキン」を販売しているのは2店のみ。
その1店に当たってしまった。
「旨塩 生姜チキン」を注文したが、すぐにガスが止まり調理がストップ。
ストックされていた脚の2ピースが提供された。
鉄道がいっこうに回復しないので、店内にとどまることにする。
店の調理が止まっているので、売っているものも限られている。
初めてビスケットを食べてみたが、すごくおいしかった。
ジンジャーエールを頼んだが、これは「ショウガが体を温めるから」ではない。
ようやく携帯電話が機能するようになり、通話やメールで自分の状態を伝える。
これからは、自分の安全を優先して行動することになる。
各自が自分の安全を考えて自律して行動すれば、それが周囲の安心へとつながるはずだ。
離れた人を心配しても、今は何もできない。
席はそのままでコンビニに行き、東京スポーツ、お茶、チョコレート、ガムを買う。
おにぎりやサンドウィッチはすでにないが、明日の昼ぐらいまでなら何も食べなくてもやっていける。
一晩をどこかで明かすことになっても、これらでやり過ごすことができるはずだ。
20時。
ケンタッキーが閉まることになり、店の人にお礼を言って立ち去る。
鉄道は、新幹線が新大阪方面のみが復旧し、その他は復旧していない。
JRの在来線に関しては、全線において当日中の復旧はないと言っている。
どうしようかとさまよっていると、「団体待合室」との表示を見つける。
案内に従い行ってみると、そこには暖房が備えられた部屋があった。
椅子もないただの部屋なのだが、少なくとも寒さはしのげる。
部屋の中は20人ほどしかおらず、十分に空きスペースがあった。
おそらくここが閉鎖されることはないと予想できたので、今夜はもう動かず、ここで夜を明かすことに決めた。
奥の壁際に東京スポーツを敷き、タイル3枚分のスペースを確保する。
床は冷たいし、横にはなれないが、体を休めることはできる。
体力を温存し、明日の帰宅に備える必要がある。
多くは望まない。
最終的に、待合室には100名以上の人が入り、みんなで夜を明かした。
スーツ姿、作業着姿、外国人観光客、学生、高齢者、子ども連れなど、様々な人がいた。
特に連帯があるわけでもないが、ほとんど誰も騒がず、落ち着いて夜を過ごすことができた。
時折ガムをかみ、集中力をとぎれさせないようにする。
照明がついているし、人が気になってどうせ眠れやしない。
ストレスをためないためにも、今夜は眠らないことを決める。
場所を提供してくれたJR東海には、本当に感謝したい。
お店の人たちにも、自分のことを差し置いて営業を続けていただけたことに、とても感謝している。
2011-03-10 Thu.
同一
2011-03-10
確定申告作業を行う。
相変わらず、電子申告には踏み切れないでいる。
国税局のサイトで必要書類を作成し、それを印刷し、証明書類を貼付し、封筒に入れ、最寄りの税務署の時間外受付箱に投函し、終了。
こんな感じで、税務署は本当に本人確認できているのだろうか。
電子証明書がない状態で電子申告しても、大して変わらないような気もする。
もっとも、私のような少額の申告など、大して気にはしていないだろう。
ぎっちり、とるべきところからとるべきだ。
けんぜんな税社会のためにも、正しく申告しよう。
んーと、時間がかかるかもしれないが。
いちどにやってしまえば、それですむことだ。
ちからの限り、申告しよう。
ろんがいなのは、申告を怠ることだ。
うーんと大きな罪に問われることになる。
2011-03-09 Wed.
庇護
2011-03-09
腰痛の状況だが、どうやら山は越えたようである。
病院に行く必要はなさそうだ。
一方で、首に激痛が走るようになった。
使い古された表現だが、本当に「首が回らない」。
どうやら、腰をかばって動いていたのが、首に影響しているらしい。
ぎっくりクビクビ、クビ、クビ!
2011-03-08 Tue.
防頭
2011-03-08
スカイツリーの展望台が、マス・メディアに公開された。
レポーターがヘルメットをかぶっているのは、万が一タワーから転落してもけがをしないようにするため、なのだろうな。
2011-03-07 Mon.
丸裸
2011-03-07
防犯カメラの映像が、許諾もなくマス・メディアに提供される恐怖を感じる。
やはり、使用ルールの整備が不完全であることは否めない。
防犯カメラの目的は、防犯にある。
これでは、「見せしめカメラ」だ。
レンタルビデオ店での行動にも注意しなければならない。
店員には守秘義務など全くない。
あなたの嗜好は、すでに監視されている。
この分だと「相棒」の欠番回が日の目を見る日も近いのかもしれない、と錯覚してしまう。
2011-03-06 Sun.
楽園
2011-03-06
北九州市が市議会に報告した情報によると、国立社会保障・人口問題研究所の推計で、20年後の北九州市の人口が約81万人になるという。
高齢者率は30%台前半にも達するとか。
五市合併、環境、レトロ、漫画(?)、工場萌え(??)に続く次のトレンドは、「高齢者モデル都市」ということになるだろうか。
予測を覆そうという動きも結構だけど、せっかくの予測なのだから将来を見据えた現実的な対応も必要だ。
もし将来北九州に戻るのなら、高齢者に関わる職を身につけておいた方がいいのだろう。
さしずめ、飲み屋か、パチンコだな。
2011-03-05 Sat.
追随
2011-03-05
もしかしたら僕だけなのかもしれないけど、ずいぶん前から「おネエブーム」に飽きている。
何周かして日出郎さんまで行き着いているのだから、間違いなく飽きている。
なお、「おネエ」の表記は、ここ最近の新聞のTV欄を参考にした。
「オネエ」でも、「おねえ」でも、「お姉」でもない。
ところで、今日の「めちゃイケ」の企画を純粋に楽しんでいる関東地方出身者が、多少うらやましく見える。
時々、ひんしゅくを買うようなことをしてくるのは、テレビ朝日への当てつけなのだろうか。
2011-03-04 Fri.
含有
2011-03-04
「全世界待望のアヴリル・ラヴィーンの新作がついに発売」
という便利なフレーズを聞くたびに、自分が全世界に含まれていないことを実感する。
このフレーズを聴くことは、待望しているのだが。
2011-03-03 Thu.
武器
2011-03-03
もはや、携帯電話を持っていることが、大きな保有リスクをもたらしているのではないだろうか。
特に思うのは、カメラ付きの携帯電話。
確かに便利ではある。
しかし、不愉快な思いを引き起こすことも多い。
普段からカメラを持ち歩き、何かがあれば逐一写真を撮り、その写真を他人にばらまいたり、全世界に公開したりすることもある、というのは、控えめに言って不気味な性格であると思う。
現在、学校で部外者がスナップ写真を撮ることが厳しく制限されている、という話だけれど、僕はその動きに賛成する。
これまでの写真に対する認識が甘すぎたのだ。
携帯電話を使った犯罪も毎日のように見受けられるようになった。
たとえば、カメラ付き携帯電話を使って、人権を侵害するような映像を撮影するような行為だ。
中には、携帯電話を持っていなければ火がつかなかった誘惑もあるのだろう。
我々は、誘惑を押しとどめるための自己鍛錬を突きつけられている。
意味がよく分からなければ、携帯電話を拳銃と置き換えて考えて欲しい。
昨今、カメラ機能がついていない携帯電話を選ぼうとすると、選択肢が極端に狭まってしまう。
これは、「カメラ付き携帯電話を持つことは自らの身を不必要に危険にさらすことになるから、カメラ機能は必要ない」という選択肢を選ぶ自由を制限されているのと等しい。
次のiPadもカメラが搭載されることになった。
せめて僕が自分の身を守るためにできることは、カメラのレンズにシールを貼ることぐらいだろう。
ところで、試験とは自分との戦いであると思う。
そして、カンニングをしようとした瞬間から、試験は人を押しのける戦いに変わる。
「ライバルは、たった一人。自分だ。」
2011年2月25日に新聞に掲載された、河合塾の広告の一節。
まさに。
2011-03-02 Wed.
系譜
2011-03-02
中野ブロードウェイに関するご当地検定を見ていて気づいたのだが、「カルチャーSHOwQ」を出すまでもなく、ご当地検定とは「カルトQ」である。
2011-03-01 Tue.
燃料
2011-03-01
2011年の心がけは、「食べない」である。
もう少し正確に言うと、「夕食を多く食べない」ということになる。
どうも、夕食は無駄な食べ物のように思い始めたからだ。
実際、最近の夕食のおかずは、まるで牛丼店の朝定食のように質素である。
夕食の量を控えれば、翌朝、空腹で目覚めることになる。
なので、朝食をとらざるを得ない。
朝、米をたらふく食べ、1日に臨む。
だから、会食に行ったところで、ほとんど食べない。
ただ、食べないでいるとすることがないので、酒量は増えてしまっている。