2011-02-28 Mon.
新作
2011-02-28
ついに、地方局の番組、しかも情報番組ではなくおもしろい番組をほぼリアルタイムで見ることができる、という時代が到来することになった。
控えめに言って、我々はまた一つ自由を手にすることができた。
自分本位な妨害活動を、技術は駆逐してくれる、たとえ福岡に住んでいたとしても。
少し前まで、技術の発展に仕組みが追いついていない、と考えていた。
ここ最近は、やはり需要に技術の発展がまだまだ追いついていないように思う。
もしかしたら、装置が普及していないことが大きく影響しているのかもしれない。
いずれにせよ、僕はこなれた技術だけをしばらく取り入れていこうと思う。
2011-02-27 Sun.
告発
2011-02-27
入学試験の問題が漏れた件について、「こんなことができるのか」という驚きが、憤りよりも先に生じた感情。
おそらく、表沙汰になっていないところではすでにはびこっているのだろう。
そして、「アタック25」の予選会も、監視が厳しくなるのだろう。
それでも、アウトソースするのが賢い、という昨今の風潮は変化しないのだろう。
ところで、今日は、「都心方面に出かけない」という行動により、東京マラソンに消極的に協力した。
頭の片隅に置いておいて欲しい。
「That'sカンニング!史上最大の作戦?」でも見て、寝よう。
2011-02-26 Sat.
放心
2011-02-26
一人、酒場で飲むのは、何も考えない時間が欲しいから。
昨日の酒場では、1990年代中頃の音楽ばかりがBGMとして流れていた。
DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」を普通に聞き入り、小田和正の「伝えたいことがあるんだ」を聞き、彼はCメロを必ず挟んでくるなと理解し、岡村孝子の「Good-Day」を聞き、なぜこんなにいろいろな効果音を入れているのかと今頃になって疑問を持ち、Sugar Soulの「Garden」を聞き、頭を抱えながら大きく首を振る(Kj)。
次の曲がかかれば席を立とうと決めると、はかったように、Original Love。
これでは、疲れるために酒場に行っているようなものだ。
2011-02-25 Fri.
黒船
2011-02-25
リア・ディゾン氏がまた訪れることはあるのだろうか。
おそらくあるのだろう。
2011-02-24 Thu.
稚気
2011-02-24
TVドラマで、子どもが描いた絵が小道具として登場することがある。
思うに、あれは子どもが描いているのではないのだろう。
時々、妙に整合性がある絵を見かけることがあるので。
2011-02-23 Wed.
継続
2011-02-23
依然として、腰痛気味。
ほんの少しの痛みにより、ほぼすべての行動に影響が出るのだから、周囲に本当に申し訳ないと思っている。
もう飽きているみたいだけど。
2011-02-22 Tue.
形成
2011-02-22
「武井咲、大ブレイク」とある。
露出と人気、いったいどちらが先なのかと悩む。
2011-02-21 Mon.
緑色
2011-02-21
放送当時は、「画期的な企画が始まった」と感じただけだったが、今思うと、「絶妙なタイミングだった」ということの気づかされるのが、「アンタッチャブル山崎弘也の休日inリビア」。
そこに生きている人々は、いたって普通、というのが海外旅行におけるありがちな感想。
2011-02-20 Sun.
代役
2011-02-20
片岡愛之助。
惜っしいなぁ。
2011-02-19 Sat.
運用
2011-02-19
2011年2月11日21時に新宿駅で無差別殺人を起こすと予告された事件は、威力業務妨害容疑で容疑者が逮捕される結果となった。
後日、派生した事件も起こり、こちらも容疑者が逮捕された。
さて、僕はこの話を、多くの人と同様、ウェブサイトの書き込みで知った。
本人が書いたものではなく、「こういう書き込みがあるから気をつけてください」と注意を喚起する第三者の書き込みだ。
いくつものサイトで、そういった記述を見かけた。
当日。
新宿駅には警察官、警備員に加え、報道関係者も多く集まった。
見物人など約500人が集まった、との新聞報道もあった。
情報を媒介するメディアには罪がない、とされている模様。
しかし、発信者としての倫理が、もはや個人一人一人に問われているような気がしてならない。
それに加えて、いったい何を「業務妨害」ととられるのか、わかったものではない。
袋だたきに備える時代。
自分が書いてきた文章の点検を迫られている。
2011-02-18 Fri.
取止
2011-02-18
サイドに掲げているプロフィールの写真を見たくないから、ある一般人のブログを読むのをやめる、とは、傲慢な行為なのだろうか。
その点、酒井若菜のブログは、プロフィールの写真はもちろん、文章にも格調を感じて、読んでいて楽しい。
全然関係ないけど、岡部玲子の夫は、北九州出身なのかな。
2011-02-17 Thu.
証明
2011-02-17
書籍販売の大手サイトに尋ねたいことがあり、コンタクトをとることにした。
こういった問い合わせがある場合、僕はメールのような文書で用事をすませることが多い。
だが、今回は電話で問い合わせることにした。
こちらの意図を文書で伝える自信がなかったし、インタラクティブなコミュニケーションが求められている時代だと思うから。
電話がつながる。
「…で困っているのですが、解決する方法がありますか」と尋ねると、
「お客様のお問い合わせのような内容は、こちらには登録されておりません。恐れ入りますが、不具合の詳細をメールでお送りください」
とオペレータに返され、電話は30秒で切れた。
「登録されておりません」というオペレータの潔さに、すがすがしさを感じる。
「登録されているかもしれないが、見つけることができない」ではなく、はっきりと「登録されていない」と断言できるだけの根拠があるのだろう。
登録されていないことを証明するのに、どのような手段を用いているのか、是非とも知りたいところだ。
で、メールを送ったのだが、やはりこちらの説明力が足りなかったらしく、意図しない回答を受け取った。
それでも、2ターン目で満足する回答を得られた。
2011-02-16 Wed.
飛地
2011-02-16
NHKの天気予報を見ていると、和歌山県北山村の部分が律儀に表現されてあり、何とも心躍る。
ところで、少し前の新聞の読者投稿欄に「尖閣諸島の天気予報をTVで放送するべきだ」という意見が掲載されていた。
自国の領土であることを認識できるように、という趣旨であった。
それはいい考えなのかもしれない。
ただ、それよりも僕が求めるのは、僕の自宅がある地域の天気予報の放送である。
僕の自宅周辺の天気は、周囲の天気と異なる場合が少なからず生じる。
県単位の予報では正確さに欠けるし、詳細な地域単位の予報でも正確な予報を得られない。
ある時はA地域の予報通りになり、またある時はB地域の予報通りになる。
TVで放送されているほどの粒度の天気予報では対応できない。
だから、自宅周辺地域の天気予報を放送して欲しいと切望する。
天気予報の目的は、領土の認識ではなく、天気予報の周知にあると思うので。
もっとも、最近は「データ放送」があるので、そちらで正確な情報を得られるようになった。
地上デジタルテレビジョン放送になってよかったと最も実感できるときと言えば、より正確な天気予報を知りたいときと「タモリ倶楽部」のオープニングを見ているときだと思う。
2011-02-15 Tue.
療法
2011-02-15
今冬の国内における気象状況に比べれば大雪とは言えないような降雪で大騒ぎしたり、アメリカの音楽賞で盛り上がったりしている中、僕はそれらと全く関係ないことで苦しんでいた。
突然の腰痛に。
三連休で特に何をした、と言うわけでもないが、月曜の朝目覚めたら、腰に違和感があった。
洗面所で上体をかがめることができない。
しばらくすると、ますます腰が痛くなる。
出かける頃には、痛みでまともに歩けない。
早めに帰宅することにする。
とにかく、階段の上り下りができず、駅ではエレベータを使う。
電車内では、立っているのもつらいし、座っているのもつらい。
下車する駅に到着し、立ち上がろうとしても、痛みで容易に立ち上がれない。
激痛にこらえて立ち上がり、電車から降りることはできたが、プラットフォームでしばらく立ちつくしていた。
ドラッグストアで冷感湿布を買い、自宅までタクシーに乗ることにする。
痛みで意識が遠のく中、気さくな運転手が、
「どこかけがをしましたか、歩き方がおかしいですよ」
「腰ですか、昨日何かしましたか」
「重いものを持ち上げましたか」
(こちらの意志とは関係なく、左折)
「変にひねったりしたんじゃないですか」
「ここはどちらに曲がりますか、どちらにでも曲がります、言うとおりにしますから」
「病院に行きましたか」
「私は、コルセットをして、治るまで3か月かかりました」
「無理してでも病院に行った方がいいですよ」
「あの病院は混んでますね」
「あの病院は行ってはいけません」
「他に、どこか病院を知っていますか」
「だめだめ、マッサージなんか」
「ここを左でしたっけ。ああ右ね」
「とにかく腰を温めて」
「このアパート、新しくできたな」
「あの階段を上るのが危ないんだよ」
「絶対に病院に行った方がいいですよ」
と話していたような気がする。
「腰を温めて、無理をしてでも病院に行って」と治療方針を明確に話していたから、おそらく医師免許を持っている運転手なのだろう。
いや、道を知らないのだから、医師免許を持っている白タクなのかもしれない。
そしてまた一つ、選ばないタクシー会社が増えてしまった。
5年前に初めて急性腰痛症を患った。
そのとき、医師に言われたことは、「患部を冷やして安静に。痛いときに病院に来ることはありません。悪化するかもしれませんから」。
今回は、その通りにすることにする。
まず信じるのは専門家、次に頼りにするのはウェブ。
身近な人の出番は、ずっと後。
急性腰痛症は、自然気胸と同様、その苦しみが伝わりづらい疾患の一つである。
自分の経験したことのない苦しみについて、想像力が欠落している者が多いことの証拠だ。
そして、こういう種類の病気について、第三者は本当に適当なことばかりを言い抜かす。
原千晶に言わせれば、「他人の事に関心がない人ってキライ」ということなのだろう。
軽薄な人間のリストを更新する一方で、医師の言うことだけを聞いて早く治すに限る。
2011-02-14 Mon.
甘露
2011-02-14
中年男性は甘いものを食べない、とさまぁ〜ずが言っていた。
まさに今、僕はそんな事態に襲われている。
イチゴですら、甘いのであれば2粒で十分に感じてしまう。
最近は甘い食べ物が多いように思う。
「甘い=おいしい」が定式化しているようにも感じる。
ところで、最近よく起こること。
日向千歩のブログを読もうとして、間違えて日出郎さんのブログを開いてしまうこと。
こんな不思議な間違いをしている人はそういいないように思う。
「SAKURA BOSSA」が楽しみ。
2011-02-13 Sun.
無知
2011-02-13
時間がぽかっと空いたので、「相棒 劇場版II」を映画館で見てきた。
録画したレギュラー放送を順番に見、録画し損ねた第5話も再放送の録画で見、ようやく第9話まで見終わったので、足を運ぶことができた。
フィルム転写の画質に少々耐え難い思いをする。
あれ。
あの人、「器物誘拐」事件の関連で、逮捕されなかっただろうか。
あの人もDSのゲーム版に出ていたはず、見ていないけど。
同一人物扱いなのかどうか、ウェブがない映画館では何もわからない。
…という軽口も、最後にはどこかに流されてしまった。
この1か月強、僕は真実を知ろうともせず、何をのんきに暮らしていたのだろう。
そして、気をつけてはいたものの、この情報あふれる社会でよくも平穏に生きてこれたものだ。
ただただ、感謝。
2011-02-12 Sat.
更改
2011-02-12
3連休。
5年ぶりに、自宅PCのOSをインストールし直した。
OSは簡単にインストールできた。
一方で、アプリケーションソフトのインストールに手間がかかる。
事前にリストを作り、一つ一つつぶしていく。
ソフトをインストールしては、アップデートを確認する。
そして、設定をいじる。
普段から極力カスタマイズしないように気をつけていたのだが、それでもいろいろと変更しているものだ。
元の使い勝手を取り戻すまで、おおよそ24時間を要した。
Skypeはサーバに設定が登録されているので、その点は便利。
また、ワイヤレスキーボードを購入した。
ノートPCを机の脇に置き、ディスプレイとワイヤレスキーボードでノートPCの操作をする運用に変えた。
ノートPCのディスプレイは、セカンドディスプレイとして利用している。
連休といえば、こんなことしかすることがない。
2011-02-11 Fri.
教育
2011-02-11
舞台「遊園地3兄弟の大冒険」を視聴。
オンデマンドなのに、迫る期限に追われて、時間を作ってようやく見ることができた、という何か腑に落ちない感じ。
彼は確か、TVQの北九州製作の番組に出ていた記憶があるのだが、今となっては僕には確認のしようがない。
実は、僕が小学1、2年の時、いとうづゆうえんの林間学園に通ったことがある。
僕の記憶では、その頃は月曜から土曜まで6日間あったように思う。
僕が覚えいていることと言えば、写生で体毛だらけの象を描いたこと、金曜の昼にカレーライスを食べたこと、井戸の水を飲んだこと、第二次世界大戦中に飼育されていた動物の最期を描いた本が配られたこと。
そして、最も覚えていることは、路面電車での通園のことだ。
まだ戸畑線や枝光線があった頃の話、西鉄は林間学園へ通いやすくするために臨時の専用列車を運行した。
確か、ヘッドマークが林間学園のマークだったように記憶している。
僕は、自宅近所の電停から八幡の方を大回りする電車に乗り、いとうづゆうえんまで通った(一般で言うところの「幸町回り」や「中央町回り」)。
片道およそ1時間ほどかかるのだが、僕は乗っている間ずっと運転席の後ろに陣取り、運転の様子や車窓の風景を観察し、電停の名前を暗記した。
大門での分岐がY字分岐で本当によかった、とこの時は思っていた。
ちなみに、運賃は短絡経路で計算された。
回数券が配布され、券に「林間」の印が押された。
何と言うか、林間学園での収穫はこの経験に尽きる。
「5つの誓い」などは何一つ…、僕の知らないところで僕の人生に反映されているのであろう。
機会があれば、生まれ変わった到津の森公園に行ってみよう、とまんまと策にはまることにする。
さて、旭山動物園のように、全国の人が脚を運ぶほどの満足を期待してもいいのだろうか。
2011-02-10 Thu.
野放
2011-02-10
なぜ、メールの文面がそのまま世間に漏れているのだろうか。
誰かが漏らしていて、そしてそれをよしとしている世間の風潮ができあがってしまっている。
それにしても小向美奈子の父親は立派な方である。
そして、小向美奈子の父親に実際に迷惑をかけているのは、小向美奈子ではなくマスメディアなどである。
2011-02-09 Wed.
後向
2011-02-09
僕は、人に対してネガティブな印象を持ちがちである。
言葉を知らないのか、悲観的な思考回路が焼き付いているのか。
こういう人間は、おそらく教師には向かない。
教師とは、生徒固有の長所を見つけ、それを生徒に気づかせるのが役目だから。
2011-02-08 Tue.
過剰
2011-02-08
自宅近所の商業施設には、あるアイドルグループが営業によくくる。
月に一度ほどのペースで、なぜそんなに頻繁にくるのかよくわからない。
時々、買い物に行くと、広場でのライブが開催されているのを見かける。
僕はそのライブの様子を、第四者的立ち位置で見るようにしている。
アイドルグループが第一者、それを応援する熱狂的なファンを第二者とすると、たまたまそこを通りかかり、ライブの様子を見て「なにあれ、あり得ないんですけど」と言うのが第三者である。
その第三者の様子を含めて見るのが僕のポジション、第四者的立ち位置である。
僕から見ると、対象は何であれ何かに対して盛り上がっている行為自体に距離を感じる。
アイドルグループのファンを批判する第三者も、どうせジャニーズタレントやら韓流スターやら甲子園やらサッカーやらフィギュアスケートやらで興奮しながら応援しているのだろう。
僕はそういう集団で盛り上がる行為にどうしてもついて行けない。
そして、このような僕を観察する第五者、第六者的な人もおそらくいるのだろう。
先日もたまたま営業をやっていたので観察していたら、僕の携帯電話にメールが届いた。
メールを見ようと携帯電話を取り出すと、スタッフが飛んできて「携帯電話での撮影は控えてください」と言われた。
また、握手会が始まるというので、しばらく待つことにした。
こないだ握手会を見ていたら、ファンがアイドルの手を2分ぐらい離さないままずっと話しかけており、その様子をもう一度見たかったからだ(アイドルは女性であり、ファンは男性である)。
するとスタッフがやってきて、「こちらで登場を待つのはやめてください」と言われた。
登場する入り口付近にいたのは確かだけれど、死角になっていたし、何より登場する姿を見たかったわけではない。
迷惑をかけてはならないと感じ、その場を立ち去った。
もう二度と行かないでおこう。
2011-02-07 Mon.
併合
2011-02-07
府県と市が統合して「都」を目指す、などという話が出てきている。
これが福岡県であれば、福岡県と福岡市が統合される話になるわけで、北九州市にはひとまず飛び火しないだろうな…、と考えていたのだが、忘れていたあの「構想」のことをふと思い出してしまった。
それは、「関門特別市構想」。
詳しく言わないけれど、もうなしでいいんだよね、そのための「政令指定都市」だったのでは。
「県」と「市」の綱引きみたいな様相(をはやし立てる報道)に、嫌気がさす。
北九州市に住んでいたからだろうか、当時は「県」の存在を意識したことがほとんどなかった。
しかし、今の住まいになってからは、意識することがかなり多くなった。
制度を整えれば、それぞれ協力しながらも独自に行動できるはず。
すべてを面倒見きれないくせに、都合よく指導だけしてくるのはなしにして欲しい。
とりあえず税金だけ県に上納している感じで、恩恵を実感できない(恩知らずなだけですかね)。
とはいえ、周辺と協力するにもいろいろとしがらみがあるみたいだし。
地政学上の問題から仕方がない、といってしまえばそれまでだが。
2011-02-06 Sun.
鋭敏
2011-02-06
「笑神降臨」ナイツ登場回を視聴。
塙さんのボケに対する内海桂子師匠のツッコミの早さに驚く。
年齢のことを言うのは失礼だが、それでもあの反応の早さは、めったに見られるものではない。
よしんば綿密に打ち合わせしていたとしても、打ち合わせが頭に入っているのだから、それはそれですごい。
2011-02-05 Sat.
魚鱗
2011-02-05
Twitterでの短い発言について、それだけを取り上げ攻撃の対象とする動きは、石田純一の「不倫は文化」という発言(をしたという捉え方)をいつまでも取り上げていたことを彷彿させる。
人は、いろいろなことを考えている。
その思いのすべてを短いツイートに込められるのは、優れた詩人のような人だけだろう。
そんな希有な能力を普通の人に求めるのは控えよう。
落ちた糸くずから衣服を評価するのは、なかなか困難なことだから。
もちろん、これは自戒である。
2011-02-04 Fri.
野原
2011-02-04
「小倉に原爆が落ちた日」(朝日新聞西部本社編、1983)を読了。
発行所はあらき書店、印刷所は天地堂、という懐かしい取り合わせ。
1982年8月5日付け朝日新聞西部本社朝刊に掲載された特集を継承した本。
当初の予定通りに小倉に原子爆弾が投下されていたらどのくらいの被害が出ていたかを、九州大学の森茂康先生がシミュレーションした結果が掲載されている。
もっとも、シミュレーション結果を見るまでもなく、今の僕は存在していない。
本の中に登場する、後に僕の右腕の骨折を治療してくれる医師もおそらく被害を受けていらっしゃっただろう。
その医師は、僕の友人の親戚でもある。
平和通り、浅香通り、小文字通りの道路幅が広いのは、空襲による延焼を防ぐために民家を取り壊したあとに道ができたからだとか(確かに、小倉には似つかわしくない道路幅である)。
そして昭和20年頃にいた、小倉祇園名物のけんか太郎とあるが、一体何のことだろう。
なるほど、甚大な被害を加えたにもかかわらず、鉄道が機能を取り戻し、数百キロを移動できていたのは、興味深いことなのだろう。
事実、僕もその話を聞き、改めて驚かされた。
そして、どういう思いで鉄道を動かし続け、また何を思い帰路を急いだのか、考えさせられた。
映像からセリフを起こしたものでしかわからないが、あの番組の取り上げ方はちょっとありえない。
必死の行動に「運の悪さ」と言い放つ地獄をもたらしたのは、人間である。
2011-02-03 Thu.
余所
2011-02-03
新日本製鐵と住友金属工業が経営統合を検討へ。
どちらの製鉄所もある北九州市にとっては、強大なパワーの誕生につながる、かなりの大事である。
まずは、統合までたどり着くかどうかに注目。
ところで、最近郷土愛がどうとか愛国心がどうとかで、意見を迫ってこられたり批判を加えてきたりするケースが見受けられる。
僕が今住んでいる地域では、公立高校の道徳の授業で、県や国に愛着と誇りを持つことを教えようとしているらしい。
高校生だった当時にこんなことになっていたら、僕はたぶん、高校を卒業できなかっただろう。
その一方で、身近では恵方巻を模したロールケーキを売っていたり、友チョコの販売を促進したりしているのだから、たまったものではない。
僕は、ただ気にしているだけで、応援もしないし、愛も感じない。
おそらく、心が冷たいのでしょうね、昔から。
さて、住友金属工業とアパマンショップが土地を貸与する、とかいうスタジアムの建設候補地。
「浅野公園広場」も含めて、本当に作ってしまうのだろう。
駅周辺にさまざまな施設が作られる動きを傍から見ていると、小倉って思いの外、鉄道駅中心の都会型だな、と思ってしまう。
計画通りなら、写真上の左の船が停泊しているあたりにできるはず。

2011-02-02 Wed.
仕分
2011-02-02
ケーブルTVのセットトップボックスがエラーを発し、先週金曜深夜にBSで放送された舞台「遊園地3兄弟の大冒険」を録画できなかった。
不肖ながら、ギンギラ太陽'sの公演を見たことがなく、これが初めてのチャンスであったので、とても残念。
再放送するだろうか、と思っていたら、ある情報。
NHKの演劇(現代劇)中継は、4月から放送されなくなる。
報道によると、BSのチャンネル数が減るのが、主な理由の1つらしい。
僕はライブに行くのが苦手なので、この手の演劇中継をとても重宝していた。
以前は、日本テレビで放送していた中継をよく見ていて、劇団カクスコのことや阿部寛がコメディ映えすることを知った。
演劇中継が地上波からなくなり、衛星からもなくなり、今後CSやケーブルTV、VODで放送するようになるのだろうか。
いや、そんな感じはしない。
それでは、いったいどこが映像を残していくのだろう。
録画し損ねた番組については、NHKオンデマンドで配信されるので、そちらで見ることにする。
しかし、視聴期限2月11日までだから、時間がとれるかとても心配。
2011-02-01 Tue.
裏送
2011-02-01
まさか、先週の土曜深夜はさだまさしの方を見ていた、なんて言えないよ。