曇天の続き

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2009-09-30 Wed.

残酷

2009-09-30

かわいすぎる海女と同年代の同僚、その妻と愛人、加えて嘘とビデオテープ。

25年ぶりに入ってきた新人がもし何の話題にもならなかったら、その新人は自分の容姿に自信を持たない方がいいのだろう。

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2009-09-29 Tue.
2009-09-28 Mon.

自作

2009-09-28

冗談を言ったつもりが、それが何も面白くない、というのは日常茶飯事。
それに加えて、冗談だったつもりが、本当のことになってしまうことがある。
そういうことがあると、結構落ち込む。

9月25日金曜の朝日新聞に、2016年オリンピック招致活動に関する記事が掲載されていた。
その記事にこんなことが書いてあった。

関係者によると、招致演説の登壇者に「サプライズ」を用意する予定である。
登壇候補者に、オノ・ヨーコ(海外版・海老名香ヨーコ)、白鵬翔、辻井伸行(ピアニスト)に加え、あの村上春樹の名が挙がった。
ただし、いずれもリストから外れた。

オリジナルの冗談のつもりだったけど、どうやら真剣に考えている人がいたようだ。

ところが、同じ日の定例記者会見で、都知事は「そんな話は聞いていない」と言っている。
やはり、度胸試しは試されていないらしい。

それにしても、記者会見が行われる直前に新聞記事が載り、その記事の内容が記者会見でぶつけられるなんて、ものすごい偶然だ。
まるで計算されたみたい。

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2009-09-27 Sun.

造語

2009-09-27

ホルモンヌ。
最近話題の、ホルモン好き女性のこと。

それにしても、最近何でもかんでもブームと呼ばれている。
そりゃ、探せばいろいろなものを好む人はいっぱいいるだろう。
「ブーム」って、ごくごく一部の人がのめり込む様を言うんだっただろうか。

ガモーナ。
東京都の巣鴨に集まる、元気な熟年女性のこと。

ちなみに、浦安はマリナーゼ(逗子とか葉山ではない)。
豊洲はキャナリーゼ(キャナルシティではない)。
きっと、西荻窪に出没する人のことはニシオギーノ、小倉に住む人のことはコクラリピー、とでも言うのだろう。

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2009-09-26 Sat.

怪演

2009-09-26

西村京太郎トラベルミステリー「密室列車・特急かもしか途中下車連続殺人」を見た。
途中「アド街」を見たり、電話がかかってきたり、キンキンの息子について説明したりしていたので、トリックも話も全く理解できなかった。
ただ、矢崎滋の悪人ぶりには目を奪われた。
やっぱり彼の演技はうまい。

数年前にも、「矢崎滋は、演技がうまい」という結論に達したことがある。

友人が「日本酒を飲み比べる」というイベントを開催してくれた。
数々の銘酒が並べられ、テンションが挙がった。
もちろん、銘酒はうまかった。

そのイベントには、「パック酒」(ノッチ曰く「箱酒」)も一緒に用意されていた。
参考として、銘酒とパック酒を飲み比べてみよう、という趣向である。

銘酒をたっぷり堪能した後、パック酒を試してみた。
ネタとして、「これはまずい」というオーバーリアクションをしようと思ったのだ。

ところが、パック酒を口に含んだ瞬間、口が、
「なのなのなのなの…」
となってしまい、口に含んだ酒を流し台に吐き出してしまった。

口がパック酒を自然に拒否してしまい、とても飲めたものではない。
大げさなリアクションなど必要なく、テンションが下がってしまった。
思わず口にした言葉は、「ばつー」。

その頃、その酒のCMに矢崎滋が出ていた。
CM中で彼は港で漁師や町の人と酒を飲み、ものすごく高いテンションで酒を宣伝していた。

僕ら凡人には、この酒を飲んで矢崎滋ほどのテンションを表現できない、とその時ひしひしと思い知った。
そして、改めて矢崎滋の演技能力の高さに感服するにいたった。
やっぱり、ともさかりえや氷川きよしでは、ちょっと弱い気がするものね。
えんやー。

もちろん、僕らがこのような失態を晒したのは、パック酒を銘酒とともに飲んでしまったからだと思う。
パック酒だけを飲めば、普通に飲むことはできると思う、たぶん。
あれ以来、パック酒が怖くて避けているから、わからないけど。

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2009-09-25 Fri.

野外

2009-09-25

夏の季語、「南こうせつサマーピクニック」(15文字)。
多彩なゲストアーティストとともに、一晩中繰り広げられる野外ライブである。
福岡では、夏になるとこのイベントのCMが頻繁に放送され、僕はそのCMを死ぬほど見た。

「サマーピクニック」は永遠に続いているものと思っていたが、1990年に終わってしまった。

しかし、2009年、「サマーピクニックフォーエバー」が開催された。
すばらしい!

でも、「inつま恋」って。
「サマーピクニック」と言えば、恋の浦とか海の中道とかやろうが。

とか、言ってはいけない。

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2009-09-24 Thu.

遠望

2009-09-24

宮城県白石市には、「203年貯金」というものが今でもある。

1926年、時の白石町長が私財100円を町に寄付し、それをそのまま郵便貯金に預けた。
そして、今後203年間はこの貯金を崩してはならぬ、と命じた。
203年間預ければ、利子が膨らみ、やがて税金を徴収せずとも利子だけで行政の予算をまかなうことができるようになる、という壮大な構想。
それが市に変わった今でも脈々と受け継がれている、というもの。

2009年現在の残高は、4,000円にも満たない。

これって完全な「失政」…、とか言うのは野暮というもの、なのだろう。
利率は考慮するのに、インフレは考慮しないのか…、とか言うのもよろしくない。
でも、決して「美談」ではない。
ノーベル賞の方はうまくいっているけど。

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2009-09-23 Wed.

口調

2009-09-23

「新婚さんいらっしゃい」に出演する素人のタメ口を聞いて、本気でイライラしたことがある。

それが演出だとわかったのは、ずっと後の話だ。

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2009-09-22 Tue.

感涙

2009-09-22

5連休。
暇死にしそうだ。
ウサギは孤独で死んでしまう、という。
あおいーうーさぎー。

あまりに暇なので、近所の商業施設に行くことにした。
人生を謳歌してる風の人たちがたくさんいた。
そこでは、ちょうど「アンパンマンショー」が開催されていて、僕はそれを見ることにした。

出演は、バイキンマン、ドキンちゃん、かまめしどん、おしるこちゃん、そしてニガウリマン。
2002年にはすでにあった話のようなので、結構こなれたものなのだろう。

それにしても、いつまで経ってもパンが出てこず、やや緩慢とした空気が流れていた。
中盤でドキンちゃんが歌っていたが、見ていた子供の反応が悪く、生まれて初めてドキンちゃんがすべっているところを目の当たりにした。
ドキンちゃんですらすべるのだから、僕らは何も恐れることはない。
たとえ胸の傷が痛んでも。

最後に少しだけパンが出てきて(出演時間が短いのは権利関係か?)、アンパンチ。
全員で主題歌をBGMにして踊る。
僕は、やなせ先生の歌詞に涙する。
余計とは知りながら誤解を避けることを目的に念のため言及するが、歌っている人たちには興味がないので、何も送りつけてこないで欲しい。

それにしても、こんなに人が集まっていれば、あれが流行るのもうなずける。
土曜に携帯電話ショップに行き、店員からのレクチャーを受けていたら、店員の人の咳が止まらず、奥に引っ込んでしまった。
また、土曜に運動会をやる予定だった近所の小学校では、連休が終わるまで一部のクラスが学級閉鎖になってしまった。

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2009-09-21 Mon.

克服

2009-09-21

苦手な食べ物を克服することは、本当にできるのだろうか。

嫌いな食べ物を我慢して食べることは、僕にもできる。
例えば、生のタマネギ。
今でも場を和ませようと力んで「昔から嫌いなんだよねー」と口にしてことごとく場がしらけることがあるが、それでも食事として出されたものは残さず食べる。
酢とマヨネーズとケチャップも嫌いだけど、一応口にすることはできる。
でも、それらが嫌いなのはずっと変わらない。
食べられるようになった、ということで、一応克服したことになるのだろうか。

思えば、子供の頃からタマネギに悩まされてきた。
小学生の頃、月初めにやることといえば、その月の給食献立表を精査することだった。
誰も知らないと思うが、給食には頻繁にタマネギが使われている。
タマネギが使われていない日は、1か月にだいたい1日くらいしかない。
その1日にも、大抵ネギが献立の材料に入っている。
タマネギもネギも使われていない献立の日に僕が出くわしたのは2回しかなかった、と記憶している。
だから、毎月献立表を眺めては、ひどく落胆させられた。
これも、教育なのだろう。
毎日が夏休み、ではなく、毎日が苦行である。

ところで、味覚は成長とともに変わる、と一説に言うが、僕にはその認識があまりない。
子供の頃から味覚がほとんど変わっていない気がする。
タマネギと酢とマヨネーズとケチャップは子供の時から苦手で、3歳の頃の嫌いな食べ物は、お子様ランチだった。
甘いものも好んでは食べない。
逆に、緑茶とか、塩辛や干物などの酒の肴とかが子供の頃から好きだった(もちろん飲酒はしていない)。

そんな僕の味覚を誰も理解してくれなかった。
これまで、「塩辛が好き」と発言した子供を、僕以外には安達祐実しか知らない。

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2009-09-20 Sun.

美貌

2009-09-20

やはり反感を買う発言。

「「美人時計」って、たまに「微妙時計」になる時間帯があるよね」

幸運なことに、「オレの友達、美人時計に出てるんだぜ!」という発言を直接聞いたことはまだないが、こういう発言を聞いた場合に備えて、リアクションを一応考えておいた方がいいのだろう。
じゃないと、こういう発言がつい口をついてしまう。

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2009-09-19 Sat.

銀週

2009-09-19

ついに始まった。
5連休。

何も予定がない。
金もないし、車もない。
本当に、無駄な5連休。

2009年9月に5連休が発生することを最初に知ったのは、2004年。
このことを知って、初めて鏡を見た時、興奮したー。
あの時は、若かった。

試してみて、きっとビール飲むだけだから。

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2009-09-18 Fri.

復職

2009-09-18

京都きものプラザの「大B反市」のCMに出演しているキャスター。
あれって、関谷亜矢子じゃなかろうか?

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2009-09-17 Thu.

白羽

2009-09-17

2016年、夏季オリンピックを東京に招致しようとする活動が東京都の手によって繰り広げられている。
選考の場に皇太子夫妻をお呼びしたい、と都知事は表明している。
そこまでして落選したら、一体どうするつもりだろう。

そんなに招致したいなら、村上春樹にも活動に参加するようにお願いすればいいんじゃないか。
彼はマラソンもしているし、シドニーオリンピックの観戦記も出しているから、案外快諾してくれるかもしれない。
もちろん、世界的にも有名だし(たぶん)。
何なら、プレゼンテーションの際の文章も作文してくれるんじゃないか…。

と、都知事に進言する、という度胸試し。

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2009-09-16 Wed.

巷説

2009-09-16

うわさ話に慣れていないし、あまり好きではない。
人脈に乏しいので、口コミ情報は一切入ってこない。
だから、そういう話に対する免疫がついていない。
たまにダークな情報をつかむと、すぐに信じてしまう。

生涯で、大きなガセネタを3つつかまされたことがある。

1つ目は、1992年頃。
「大黒摩季 存在しない説」である。

彼女がマスメディアに姿を現さないのは実際には存在しないからであって、歌声はコンピュータで合成している、という有名なうそ話。
もっともらしいエピソードもセットになっていた気がする。

実際多くの人がその話を信じ、僕も多くの人に吹聴した。
何年か経って、大黒摩季に対する所属事務所の陰湿な扱いが露呈し、事の真相が何となくわかった気になる。

ちなみに、大黒摩季はSEARIZEROCK09に出る予定だったが、開催が順延になったため、本当に出るのか未定。
だから、今のところ、本当に存在するかは不明。

2つ目は、2000年代初頭。
「某歌手 HIVに感染している説」である(そのような事実はない)。

これは、普及初期段階のインターネットによる情報と口コミによる情報とで、僕の元にダブルに来たはずである。
携帯電話にはチェーンメールというのも来た。
今でも、いわゆる「教えてサイト」にその質問が載っているのが散見される(「その情報は正しい」という解答が載っている場合もある)。

もちろん、何度も強調するがそのような事実はなく、うわさの人物は今でもお元気である。
「実際はキャリアではあるが、発症してないだけ」、という意見もあるかもしれないが、僕にはさすがにそこまではわからない。
でも、やっぱりデマの可能性が極めて高い。

3つ目は、2002年3月。
「信号機の黄色がピンクに変わる説」である。

出所ははっきりしており、たった1つである。
それは、「クイック・ジャパン Vol.41」(太田出版)のP23「国際照明機委員会(CIE)によると」というタイトルの文章。
「もうご存知の方も多いとは思いますが、3年後、2005年の1月から、交通信号機の黄色がピンク色に変わるのを知っていますか?」とある。
まったく、たまに「クイック・ジャパン」を買うと、こんなことになる。
もちろん、この記事だけで信じるほどおぼこくない(※)。
そのページの左隅には、2001年12月の新聞記事がそのまま掲載されており、その記事が「信号機がピンクに 4年後の導入めざし検討中」という題名だったのが、決定的だった。

この話は2人だけに披露したが、全然信用してもらえなかった。
そのうち話に飽きてしまい、しばらく忘れていた。
それから7年経ったけど、この話を他の人から聞いたことがないし、実際に信号機が変わったという話も聞かない。
今思うと、新聞記事のキャプションに「昨年12月の新聞(A紙)より」(原文ママ)と書いてあるのが、信じてしまった1番の理由だったように考える。
改めてよく読むと、最後に「文・板尾創路」と署名してあった、やれやれ…。

なお、一時期ウェブに出回っていた「原千晶 女医説」には一切引っかからなかった。

(※)「おぼこい」は辞書を引く限り差別用語であるような気がするが、あのテレビ朝日でこの言葉が使われている過去のドラマが放送されていたので、たぶん使っても大丈夫なのだろう。

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2009-09-15 Tue.

貼紙

2009-09-15

当店はオーガニックレストランでございますので、ミネラル豊富なハナジウム天然水を、お客様に提供する水はもちろん、料理に用いる水、食材を洗う水、自社所有農場にまく水、自社所有家畜に与える水、食器を洗う水、トイレの洗浄水にも使用しています。
(なお、いけすに使用しております塩水は、天然水に天然塩を配合したものでございます。)

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2009-09-14 Mon.

用達

2009-09-14

父親からよく言われる教えは、「なじみの酒屋を持て」である。

実家では、近所の酒店にずいぶんと配達してもらっていたし、今でもたぶんお世話になっていると思う。
酒店の名前が、それはもう頻繁に家の中を飛び交っていた。
いわゆる「超」がつく上御得意である。
こないだ父親と話しているときに、生涯で近所の酒店に支払った金額を推計したら、おそらく1,000万円くらいいくんじゃないか(灯油代と角打ち代を含む)、という結論に達した。
ちなみに、酒店の屋号が入ったタオルで風呂上がりの体を拭く、というのが僕の常だった(精米店とか醤油店とか、そういう類のタオルは必ず僕にあてがわれる)。

なじみの酒屋に配達してもらうようになれば、いろいろと便宜を図ってもらえる。
いい酒を入荷したら取っておいてくれるし、おすすめの銘柄も教えてくれる。
たまに、値引きもしてもらえるし、価格が高騰している酒を適正な価格で売ってくれたりもする。
男たる者、なじみの酒屋の1つくらい、持たねばならぬ。
お前の家の近所にそういう酒屋はないのか?

…と、父にたしなめられる。
なくしてわかる親のありがたみ、とは、僕の場合このことを言うようになるのだろう。

今の僕はまだそんな域ではないよ、と僕は控えめに返答する。

現実を振り返ると、僕はいつもは行かないスーパーに自転車で10分かけて行き、ビールを箱で買っている。
理由は簡単、その店のビールがこのあたりでは一番安いからである。
たった数十円のために何で遠くまでビールを買いに行くのだろう、とこの間ふと自問したが、結論は「運動とエコのため」ということにしておいた。

休日の昼下がり。
僕は前のかごにビールのケースを入れ、自転車をこいでいる。
近所の奥様方に不審な目で見られていることは間違いないだろう。
「なじみの酒屋」をそろそろ検討する時期なのかもしれない。

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2009-09-13 Sun.

乗合

2009-09-13

「スカイバス」という言葉を聞くと、「ああ、ついにバスのように利用できる航空機が登場したか」と思ってしまう。

実際には、2階建てのオープンバス(屋根のないバス)のことを指す。
空を飛ぶバスは、「エアバス」のことをいうのだろう。
いや、「エアバス」とは、あたかもそこにあるようにバスに乗降する仕草をフィンランドで競うことかな。

ところで、中がバーみたいになっているバスが、たまに都心を走っている。
道端に駐車していることもあるけど、あれってふらっと乗ってもいいものなのだろうか。

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2009-09-12 Sat.

無詞

2009-09-12

「爆笑問題のニッポンの教養」(NHK)という番組に、坂本龍一が登場していた(「台本のない音楽会」)。

番組内で坂本龍一がいろいろと曲を勧めるのだが、どれも何だかよくわからず、「ああいう人が身近にいて話を聞かされたら全く盛り上がらないだろうな」と思った。
彼のiTunesに入っている曲の1つに、相対性理論の曲があったが、僕はちょうど先日CDショップで試聴して、気持ちの悪い印象を持ったところだった。
大正九年の方がずっと好きだが、新作を出さないので仕方がない。
どちらも、静かに見守っていくことにしよう。

坂本龍一は、歌を聴いても歌詞が言葉として入ってこない、と言っていた。
全くおこがましいのは承知の上だが、僕も実は音楽を聴くとき歌詞を聴いていないので、すごく共感した。
たまに歌詞が聞こえてくる音楽があるが、すごく邪魔に聞こえてしまう。
だから、音楽をよく聴いていても、歌詞をほとんど覚えていない。
普段聴いている歌でも、何をテーマに歌っているか、全く知らない場合も多い。
詞を聞いて共感するのは、今のところ真心ブラザーズくらいである。
詞なければドリカムの「大阪LOVER」はすごくいいのに、とさえ思ったことがある。

ところで、太田光が、サザンオールスターズの曲の歌詞の良さについて言及しているのには意外だった。
桑田佳祐は日本語の詞を重視していない、というのが定説だと思っていたからだ。
みんな、そんなに詞を味わっているものなのだろうか。
おそらく、僕に情感が欠如しすぎているのだろう。

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2009-09-11 Fri.

複製

2009-09-11

100円ショップでプラスティック製のケースを買った。
カセットテープを入れるためのケースだ。

最近思う「最も返して欲しい時間」の1つが、CDをカセットテープやMDにダビングするために費やした時間である。
当時は等速でしかダビングできなかったので、60分のCDなら60分かけてダビングしていた。
CDの順番通りに曲をダビングするために、カセットテープの長さを考えたりもしていた。
オートリバースとかメタルテープとか、いったい何だったんだろう。

テープやMDに入っているダビングがあるにもかかわらず、結局新たにCDを借りるか買うかしてPCにコピーし直す、というのが最近忙殺されている作業の1つである。
もうこんな作業はしたくないので、どのファイル形式でリッピングしていいかで慎重になってしまい、自律神経が失調するくらい悩んでしまう。
そして、使い道のない大量のMDが残される。
青春を返してと叫ぶつもりもなかったが、ここは叫んでおきたい。

ところで、倉木麻衣がベストアルバム「ALL MY BEST」を出した。
新聞広告で知ったのだが、以下の様々なメディアで発売する。

  • 初回限定盤(2CD+DVD)
  • 通常盤(2CD)
  • microSDメモリーカード
  • 数量限定生産 USBメモリ
  • 数量限定生産 MiniDisc(2枚組)
  • 数量限定生産 カセットテープ(2巻組)
  • 数量限定生産 アナログ・レコードLP盤(4枚組)
  • オリジナルフレーム切手付(2CD)
  • Musing & FC限定盤

もちろん、配信もされる。

いやはや、倉木麻衣のファンじゃなくてよかった。
ピチカートファイブのファンである友人が、「ピチカートはいろいろなバリエーションの作品を出すので収集が大変だ」とぼやいていたが、その話を聞いたときと同じくらいほっとした。
オレは真心ブラザーズの20周年ベスト「GOODDEST」の初回限定盤を買うか否かで最近毎晩自問自答し、暴力と破産が怖くて眠れねえので、なおさらである。

ところで、CDを入手し直すか判断するため、これまでダビングしたMDを改めて聞き直す、ということをしている。
改めて好きになったのは、すっかり忘れていたCymbalsである。
ウィキペディアに「ポスト渋谷系」と書かれてあったのを見て、自分の身が相変わらず囚われていることを知った。

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2009-09-10 Thu.

月見里

2009-09-10

小学生の頃、国語の教科書で宮沢賢治の「やまなし」を読んだ。

この小説には、「クラムボン」という言葉が出てくる。
教科書では「クラムボン」に註がついており、その註には「作者の造語」みたいなことが書いてあった。
そのときの授業では、この「クラムボン」とはどういう意味なのか、何のどういう様子を指してこう呼んでいるのか、といったことを教師から考えさせられ、僕ら子供たちは死ぬほどアイデアを捻出させられた。

そのとき思ったのは、「こういうのがアリだったら、何でもありなんじゃないか」ということだ。
意味不詳な言葉を小説に持ち出して、その小説が最終的に教科書にまで載って、後世の子供たちに意味を強制的に考えさせる(しかも、答えがない)というのは、一種の暴力である。
大人になってノー・アイデアな日々が続くのは、おそらくあの時に資源が枯渇したからであろう。
(一方で「ハナモゲラ」というのもあるが、こちらの方は授業で意味を考えさせられることはないので、気軽に楽しめる)

で、そのとき子供ながらに決めたことは、今後一生「クラムボン」には関わるまい、ということだ。
僕にとっては「クラムボン」なぞ何も面白くないし、聞くと不愉快になるだけだ。
おそらく、この解釈をとうとうと語る輩が出てくることが予想されるが、僕はその行為を断固として認めない。
そして、これを引用するものども(芸名、コンビ名、グループ名、店の名前、絵のタイトル、歌のタイトル、子供が書く作文の題名など)もきっと出てくるだろうが、そんなものを引用する人たちと僕の感覚が合うはずもないだろうし、それらは間違いなくろくでもないものに違いないので、僕は絶対に受け入れない、と決めた。
実際に「クラムボン」に関わるくだらなく不愉快な思いを何度も経験した。

そして、時は2009年。
僕は、クラムボンという名のバンドによるアルバムを比較的好意を持って聴き始めることになった。
お決まりの「変節」である。

でも、バンドの名前のせいで、存在を知ってから聴き始めるまで5年間、ずっと「聴かず毛嫌い」だった。
おそらく、信念なんて持たない方がよいのだろう。

ただ、一方で「マクガフィン」は好きだから、始末が悪い。

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2009-09-09 Wed.

寸前

2009-09-09

(社)アルコール健康医学協会が出している「アルコール血中濃度と酔いの状態」という表がある。
こちらで確認できる。

表の「酔いの状態」の列を見ると、最後の1つ手前まで経験があることが確認できた。
あと一歩の所まで来ているのだなー。

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2009-09-08 Tue.

魚青

2009-09-08

贅沢な話に聞こえるだろうけど、僕は関サバの刺身が何よりも好きである。
別に「関サバ」でなくてもいいが、とにかく生の刺身でなくてはならない。
そして、残った刺身は醤油漬けにして、翌朝茶漬けにして食べるのが最高である。

昔から気軽に食べていたサバが、いつの間にか「関サバ」と呼ばれるようになり、やたら値段が高騰し、この頃では高級食材と化してしまった。
ブランド戦略は必要なのかもしれないが、気取るのはやめて欲しい、と正直思う。

ところで、関東でサバの刺身を食べることはほぼ不可能である。
そう思っていたが、三浦半島沖で獲れる「松輪サバ」というのであれば生でも食べられることをテレビで知った。
松輪の沖で獲れるサバは大きく、ほとんど人手に触れることもないので、現地であれば生でも食べられるのである、というのがテレビからの情報。
ただし、こちらもかなり高級魚のようだ。

現地では、漁船を出してもらって自ら釣ることもできる。
料金は、5人で4万円(例)。

で、結局ここ最近食べているのは、1尾95円の秋刀魚である。
今秋、すでに3尾食べた。
十分おいしい。

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2009-09-07 Mon.

亜種

2009-09-07

生活に支障が出るくらい、近視がはなはだしい。

「テレビにハリセンボンのはるかちゃんが一人で出演しているな…」と思って、眼鏡をかけて改めて見ると、それが黒木瞳だったりする。

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2009-09-06 Sun.

麝香

2009-09-06

「かもめ食堂」という映画に、「コピ・ルアク」という名のコーヒー豆が登場する。
ジャコウネコの糞から採れる未消化のコーヒー豆のことである。
数が希少で、「世界最高級のコーヒー豆」とも言われている。

朝日新聞2009年9月3日朝刊に掲載されていた記事によると、ブラジルにはジャク(舎久鶏;キジの仲間)による同様の「ジャク・コーヒー」というのもある。
こちらの店頭価格は、250gで60レアル(3,000円)。

「かもめ食堂」で知って以来、コピ・ルアクを飲んでみたい、とは思う。
ただ、積極的に手に入れようという気にならない、と同時に思ってしまう。

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2009-09-05 Sat.

一致

2009-09-05

ごくたまに野球中継を見ることがある。
そして、こんなことを思う。

野球のこれまでの歴史の中で、試合を通じて全く同じ展開を繰り広げたゲームはあるのだろうか。
つまり、第1球目はストライク、2球目はボール、3球目はファール…、と続き、9回裏に102球でストライクで試合終了、という展開が、全く同じであるゲームだ。
IBMのプロ野球データベースを調べたら、すぐにわかるだろうか…。

スポーツを見ても、だいたいこんな事ばかり考えてながら見ている。
だから、他の人と話が合わないし、スポーツ好きの人たちから軽蔑されてしまう。
ちなみに、どれくらいの確率で起きるのかは、他の人に尋ねてください。

ところで、「アタック25」ではどうだろう。
13番が赤、8番が青、3番が赤、7番に白…、という展開が全く同じというもの。
1,700回も放送が続いていると、あったのかな。

こちらの実現確率も計算はしない。
計算するなら、「パネルの取り方のルール」を考慮して、「お立ち」の場合も含めなければならないだろう。
ただ、「お立ち」の回数が増えすぎると、今度はウェストミンスターの鐘を気にしないといけなくなるので、ご注意。

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携帯電話遍歴

2009-09-05

携帯電話遍歴」を公開した。

暇だからできる所業だが、書いた理由も一応はある。

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2009-09-04 Fri.

交代

2009-09-04

花王のヘアケア製品、エッセンシャルのCM。
ビジュアルから推測するに、中川翔子がスザンヌに、皆藤愛子がアヤカ・ウィルソンに、そして、しずちゃんが青山テルマにそれぞれスイッチした…、と考えるのは、僕が少々ひねくれているからであろう。

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2009-09-03 Thu.

得度

2009-09-03

「自業自得」って、全然得ではない。
自業自得の、Let's豪徳寺!。

「槍玉にあげられる」の「槍玉」って何だろう。

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2009-09-02 Wed.

保釈

2009-09-02

やっぱり、見識を疑われる発言。

「厳しい取り調べを受けた後でも、やっぱり押尾学はワイルドやね。浮き名を流しただけはあるよ」

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2009-09-01 Tue.

[記録] 読んだ本

2009-09-01

板東英二「赤い手」(青山出版社)

満州から引き揚げ、甲子園に出場、そしてプロ野球球団入りまでの自伝的小説。
もちろん、8割方は自慢。

それでも、戦争の悲惨さは伝わってくる。
板東さんがなぜゆで卵に執着しているのか、ぜひとも読んで理解して欲しい。

もちろん、戦争が悲惨なのは負けた場合にほぼ限られるのであろう。
だから、優秀な指導者が優れた武器を用いて戦争に完勝すればよろしい、という意見もあろう。

もっとも、何を「戦争」と呼ぶのか、僕には最近よくわからなくなっている。
武力行使がなくても、凄惨な闘争と闘争の結果もたらされる言葉で評しがたい凌辱は世の中に満ちあふれている気がする。
きっと、それはただの気のせいだろうけど。

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SEARIZEROCK09の情報

2009-09-01

小倉の平尾台にて8月30日に開かれる予定だったSEARIZEROCK09は、開催順延となった。
その順延日程について、具体的な情報が出ていた。

SEA RIZE ROCK★イベント延期(北九州のセレクトショップ【我流】の最新情報)。

現在のところ、ここにしか情報が出ていないので、情報が正確であるとは保証できない。
ただ、初めて具体的情報が出てきたので、一応リンクしておく。

Link
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