2017-04-30 Sun.
剔抉
2017-04-30
結局のところ、お笑いと国内各地の名所、時々ITの話をするのが楽しい。
その楽しみを分かち合える人を求め、僕はこれらの話題ばかり繰り返す。
上記3つの分野以外について、僕は、具体的なことを覚えられない。
たとえば、人のエピソードを聞いても、次に会う時にはそのディテールを忘れている。
だから、話を積み上げることができない。
論理的に導かれる当然の帰結にしか、内容に自信が持てない。
前に書いたとおり、最も向いてない職業の1つは、後から検証できない事実を取り扱うことになる「審判」である。
でも、3つの分野で自分の満足させてくれる人物は、簡単には出会わない。
思い返しても、片手で足りるほどしかいなかった(忘れている人を含めても、二進法を使えば、きっと足りる)。
僕は、置かれた場所で資源を確保し続ける必要がある。
だから、そろそろ、他人が披露した話題を、つまり興味のないことがらでも記録を残し、たまに読み返すべきなのだろう。
気が重い。
2017-04-29 Sat.
黒鍵
2017-04-29
Wikipediaにあるのだが、辻井伸行の「好きな女性なタイプ」は浅田真央、というのは、ここ最近で最もはっとしたことであった。
また、最近になって、辻井伸行の母親の前職を知り、なぜ彼女がラジオ番組を持っているのかを理解した。
2017-04-28 Fri.
支柱
2017-04-28
以下は、Yahooニュースで見た、記事に対するコメントの引用である。
Bでよかった
Jなら被害が10倍になってたところだ。
これが大臣であっても、発言の対象によっては、この発言で辞任である。
システム開発は、サービス終了まで金を出してもらうようにしないと、引き受けたくない。
2017-04-26 Wed.
錯視
2017-04-26
木村拓哉と共演しているのがきゃりーぱみゅぱみゅに見えてしまっては、もう眼鏡より脳を取り換えた方がいいのではないかと感じる。
2017-04-20 Thu.
計算
2017-04-20
他人の商品にキズをつけたことになり、この被害者の身の回りに危険が迫る可能性がある。
自業自得と見捨てず、警察はプロテクトをかけるべきだ、というのが、最初の感想だった。
翌日の午後になってようやく、これが十分な宣伝になっていることに気づいた。
小向美奈子の件があったのに、僕は全く学習していない。
ところで、世間では「逆リベンジポルノ」という言葉が広まったが、「逆」も何もないだろう。
2017-04-14 Fri.
古来
2017-04-14
「ら抜き言葉」というのはよく聞く概念だが、「ら入れ言葉」というのもあることを知った。
たとえば、「待つ」という動詞の可能動詞は「待てる」だが、これを「待たられる」というのを「ら入れ言葉」もしくは「ら足し言葉」と称する。
こんな言い方を僕は聞いたことはない。
しかし、「ら入れ言葉」とは違うが、可能動詞の活用間違いには親しみがある。
たとえば、「乗られる」というのは、僕にとってさほど違和感のない言い方である。
「(空きスペースを見て)あと1人くらい乗られるよ」というのは、生まれ育った場所の方言としては通用する。
祖母からは、道端で疲れた僕に対し、「もう歩かれんね」と声をかけていた。
もちろん、僕が歩けないと主張しても、祖母はできることは限られており、「はよ来んね」と言うくらいであった。
2017-04-13 Thu.
不毛
2017-04-13
僕が発したにもかかわらず全く覚えていない「名言」、というのを時々指摘される。
先日は、ある人から、「風が嫌いって言ってましたよね」と言われた。
後に続いた僕の言葉が、「風なんて、外に出ればいつでも吹いているんだよ。もう生きるのがつらいよね」だとも教えてくれた。
相手の記憶領域を無駄遣いさせてしまい、申し訳なく思う。
あるいは、このような発言によって、相手は僕との距離感を決めているのかもしれない。
確かに僕が誰かにこのようなことを言われるようなことがあれば、しっかりと記憶し相手を警戒する。
ところで、僕は「風が嫌い」という感覚が今はなく、なぜそのように思っていたのか、思い当たる節が何もない。
当時、かつらでもかぶっていたのだろうか。
2017-04-12 Wed.
空白
2017-04-12
BSで「開運なんでも鑑定団」の再放送を視聴する機会があり、新アシスタントの女性が登場しているのを知った。
これなら、吉田真由子でよかったではないか。
半年置いているところが、また不愉快。
2017-04-11 Tue.
難解
2017-04-11
先日、「休みの日に何をしているのか」と問われ、「家にいればAmazonビデオで映画を見る」と答えた。
その時点で「しまった」と思ったのだが、当然の話の流れとして「どんな映画を見ているのか」を尋ねられた。
美徳と呼んでいいと思うが、僕は嘘が全くつけない。
なので、直近に見た「未来の想い出」の話をした。
ただ、相手のことを考えて、「工藤静香が主演の映画を見た」と答えた。
相手は全く要領を得ないので、「実は、和泉元彌のデビュー作なんだ、まさかこの後、大河ドラマに主演して、ダブルブッキングするとは思わないよね」と付け加えた。
相手は、「そうですね、まさかプロレス参戦するとは」と返してくれた。
この後、工藤静香の相手役はデビット伊東だった、と続けてもよかったのだが、あまりに無益な会話になるので、控えた。
僕の行動には、それなりに意味や理由がある。
しかし、それは簡単には人に理解されないことを知っている。
自分の能力のなさもあり、長い説明を要する。
「未来の想い出」を見たのは、藤子・F・不二雄の漫画が原作だったから、というのが理由だったのだが、理解してもらうのをあきらめてしまった。
2017-04-10 Mon.
美称
2017-04-10
僕は、以前から「―委員会」「―クラブ」「―くん」という名称が嫌いだが、このリストに「―総研」というのも受け加えたい。
本当の「―総研」は気にならないのだが、ちょっとした宣伝程度で名乗られるのは、「クリエイティブではない」という理由で、嫌いである。
2017-04-09 Sun.
付物
2017-04-09
少し前の話だが、「相棒 劇場版IV」のロケを北九州市で行ったと聞いた。
大規模なパレードの様子を小文字通りで撮影するという。
そんな大掛かりなロケはリスキーである。
「雨が降ったりしたら大変だね」という感想を持った。
案の定、雨天で2度の延期があったことを水谷豊の口から聞き、「迷惑かけてすみません」とTVに向かってつぶやいた。
2017-04-08 Sat.
蓼食
2017-04-08
氏名の公言は控えるが、ある女優の様子を見て、20代はいいとしても、30を過ぎてもなお「天然」の女性に僕は恐怖に感じることを自覚した。
2017-04-07 Fri.
転換
2017-04-07
今、小倉裏線があれば。
小倉裏線とは…、Wikipediaに詳しい説明は譲るが、簡単に言うと東小倉と南小倉を結んでいた路線である。
小倉を経由せずに、今の都市高速足立出入口あたりを通っていた。
小倉裏線があれば、工事を少し加えることで、ソニックに代表される博多から大分を結ぶ特急が、小倉で折り返すことなく行き来できた…。
ということもないだろうが、小倉裏線は当然ながら、最近では引き込み線どころか、路面電車が走っていたころの小倉の記憶すらおぼろげになってきており、「本当に市街地は一方通行だったか」とすら思う。
2017-04-05 Wed.
動員
2017-04-05
NHK「ファミリーヒストリー」を視聴する機会が多い。
この番組でよく取り上げられるのは、第2次世界大戦の終戦直前にゲストの父親や祖父が徴兵され、朝鮮や満洲に送られ、そのまま終戦を迎え、その後何年も抑留、もしくは外地で死亡(病死or殺害)、という苦難を描くケースである。
後世から見たうえでの感想だというのは心得ているものの、見ていて腹立たしい。
敗色強い中で、戦力を補うため追加で徴兵され、戦線に送られるのは、大陸に置き去りにされにいくようなものだ。
あと数か月ずれていれば、国内で終戦を迎えただろうし、縁のない外地での受難もなかった。
そう思うのも、僕の祖父も徴兵され、南九州に駐留しているときに終戦を迎えたからだろう。
終戦がなければ、南方に送られる予定だった、と聞く。
従軍時、祖父の子、すなわち僕の親はまだ生まれていない。
もっとも、終戦前に、当初の予定通り小倉に原子爆弾が投下されていれば、今の僕がいない可能性は高い。
こういうことを言えなくなるような社会を阻止するためにも、今ここに書いておこう。
2017-04-04 Tue.
拘泥
2017-04-04
ついに、「改元されることで不具合が出ないか、調査が必要でしょうか」との問い合わせを受けたので、思わず嘆息する。
少なくとも自分が関わったものについては、元号を採用したことはないのですがね、と回答する。
そんなにこだわるなら、行政は「平成32年東京オリンピック」と称するがよい。
2017-04-03 Mon.
実話
2017-04-03
きっと、疲れていたからだろう。
「気分転換がてら、「チアダン」でも見に行くか」と思ってしまったのは。
2017-04-02 Sun.
嫡子
2017-04-02
小倉について検索したからであろう。
行動ターゲッティング広告の作用によって、QTNetの広告に川口春奈が起用されていることを知る。
眼福である。
そういえば、九州電話のスタート直後、実家の固定電話も九州電話に変えたな。
その時のCMに出ていたのは武田鉄矢か前川清だっただろうか、どちらでもいい。
財前直見でもなく、山本美月でもなく、川口春奈であることが、いい。
さて、女優・川口春奈はどんなドラマに出ていたか。
ドラマを見ない僕の記憶には、TBSで低い視聴率をたたき出したものと、「金田一少年の事件簿」のみがある…。
それで思い出した、ともさかりえの「友子の場合」以外の出演作を。
2017-04-01 Sat.
成上
2017-04-01
新聞の全面広告に、出川哲朗の顔が大きく掲載された。
出川哲朗は、僕が唯一、売れる軌跡をリアルタイムで目撃した芸人だ。
「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」のリスナーであったため、名が世に知られぬ前から出川哲朗を知っていた。
「出川哲朗のオールナイトニッポン」も、当時聞いている。
「SHA.LA.LA.」と「ガキの使い」の合体番組で、松本人志がウンナンに「出川哲朗を貸してくれ」と言ったのも、見ていた。
そして、無名だった出川哲朗が、「お笑いウルトラクイズ」で優勝したのをラジオで知り、衝撃を受け、喜んだ。
売れる前から出川哲朗を見ている僕としては、この空前の「出川ブーム」はとてもすんなりとは受け入れられない。
なぜなら、ごく最近の「イッテQ」を見ていても感じるのだが、この25年、出川哲朗は変わっていないからだ。
「電波少年」の時の海外ロケと、「イッテQ」の「はじめてのおつかい」は、僕にとっては何の違いもない。
ずっと同じ芸風で、ずっとおもしろいのに、今ようやく人気がある、というのが不思議である。
「ボキャブラ天国」における出川哲朗のキャッチフレーズは、「自称ポストタモリ」だった。
今改めて検証すると、「変わらない」ままに世間が受け入れてきたという点については、タモリさんの後を継いでいると言っていい。
僕は、ある時から出川さんの見方を変えた。
たぶん20世紀末、テレビ朝日の深夜生放送で、司会の誰かが海外からの飛行機が遅れて出演できなくなり、出川さんが代打として司会をしていた。
そのときに、出川さんは普段のグダグダ感を出さず、そつなく司会進行をしていた。
「出川さんは、環境に合わせて自分の芸をコントロールできるんだ」と知った。
多くのロケを職人的にこなし、スポットのアサインからいつの間にか準レギュラーの位置を獲得し、ネットの冠番組を早い段階から務め、NHKの「ファミリーヒストリー」に取り上げられ、果てはゴールデン番組のメインである。
それは、当然の流れである。
「出川大陸」はおろか、「情熱大陸」に取り上げられるべきだ。
あの蛭子能収も賢人として出たのだから、もう少し続いていたら「ソロモン流」も出ていたのではなかろうか。