曇天の続き

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2023-12-31 Sun.

巨呆

2023-12-31

2023年も、今日で終わりである。

先日、またもタワーレコード 新宿店に行った。
ディスプレイを見て、鮎川さん、櫻井さん、チバさんにKANのことを思い返す。
その隣には、t.A.T.u.とやまだかつてないWinkのCD、ヒロシプロデュースのキャンピング用品、ジャノメミシンもあったかもしれない。

さて、2023年の重大ニュースを振り返っておこう。

  • 前田吟、再婚
  • 反田恭平、超絶技巧
  • さんまさん「行かなきゃ何か生まれないしね」
  • 南野陽子、ケイダッシュから独立
  • リリーズ妹、亡くなる
  • 島袋寛子、離婚
  • 優木まおみ、まおビクスで自宅転がし
  • 三菱電機社長の息子、暗躍
  • すイエンサーガールズ、解散
  • 小林礼奈、市議選断念
  • 遊井亮子、離婚
  • 小池里奈、事務所退所
  • 中野美奈子、四電工社外取締役に就任
  • 木村沙織、カフェ閉店
  • 藤澤五月、中年男性の夢を砕く
  • 三茶男子、構想中
  • 舞の海、1億円投資失敗
  • 加護亜依、旅行中
  • 326、再ブレイク
  • 後藤祐樹、市議に
  • アイクぬわらは、やり方を間違えただけ
  • 側溝男、3度目の逮捕
  • アイタガールに手を出した!
  • 広末涼子 vs. おたかさん
  • 松田聖子、久留米に義援金1,000万円
  • 高城れにも遠野なぎこもびっくりの、羽生結弦
  • 岸田首相、散髪屋を一時期変えるも元に戻す
  • たけしさん、国民年金保険料を満額払っていた
  • ミライトワもミャクミャクも悪くない
  • 28歳は「少女でも大人でもない」と思う歳だと、森香澄と中谷美紀から教わる
  • 吉野紗香、子供を英才教育
  • 旅する起業女子、酒気帯び運転女子
  • 小柳、パーソナルジム閉店
  • 我妻三輪子、再婚

何のためにメモをとる習慣を確立したのだろう、と情けなくなる。

2023年に一番面白かった番組は「旅猿」の年末特番。
展開と終わり方に、とても気持ちがよくなった。

MVPは、藤井聡太叡王の就位式でボケて笑いを取った、鈴木もぐらにあげたい。

2023年の田中麗奈さんは、特に輝いていた。
いや、輝きが増し続けているのはずっと変わらないのだが、「福田村事件」の出演と「いちばんすきな花」での絶妙キャスティングで喝采を受けているのは、本当に喜ばしい、どっちも見てないけど。
そして、「ワンダーハッチ」のキャラクタービジュアルが、考えられないくらい超絶にかわいかった、本当に信じられないくらい。
今年は出演が多くて、山口もえに「れなちゃん、なぜあさイチ出るのかな」と言われていた。
インタビューで「スーパー・ハイスクール・ギャング」に言及していて、びっくりした、よく考えれば本人の初出演作なのだから当然だけど。
これで、ソフト化されないかな。

「数え上げられることで、数学的帰納法が使える」と若い人に教えてもらったことが、2023年の最大の収穫である。
また、PayPayカードのシステムをAWSに移設したことが、個人的には驚きのニュースだった。
全銀システムの障害とトヨタのデータベース容量不足で操業停止は、他人事に思えず怖かった。
業務で特に変わったことや、作業を進めたことはしておらず、肩身が狭い。
有給休暇をよく消化した1年であった。

デジタルガジェットによる行動の変化だが、2023年初めからobsidianを使い始め、日誌をobsidianで記録した。
ついに「紙copi」の代替ソフトウェア現る、という感じだが、まだobsidianを使いこなせていない。
特に、ファイルをめくるように閲覧したいのだが、そのやり方がわからない(できない気がする)。
obsidianをスマートフォンに導入するのは、ファイル同期の敷居が高くて躊躇している。
あとは、ワイヤレスイヤフォンの使用にすっかり慣れた。

2024年で、PCは使用6年目、スマートフォンは5年目になる。
どちらも、充電の持ちが怪しくなっていて、もしかしたら買い替えるかもしれない。
また出費だ。
初夏に買ったTVだが、こないだ、画面中央にキズが入っているのを発見した。
このキズを今後10年は見ていくのだろう。

夏以降、ずっと変な気候だった。
やっているときから思っていたけど、チーム・マイナス6%とか熱っちぃ地球を冷ますんだっ。とか、なんだったんだろう。
市井紗耶香に投票していたら、温暖化は少しは緩和されていたかもしれない。
新しい戦前なのかもしれなし、現文明の終わりの始まりなのかも、とも思った。
あるいは、多くの国民が目を背けているだけで、すでに経済の戦後を生きているのかもしれない。

外出が多かったようで、自由の少なかった1年だったように思う。
肝心な時に体調を崩したし、音楽やビデオも視聴できていないものが山積み、録画した番組も録音したラジオも消化が進まない。
来年こそ、泊りがけの旅行を。

調べたところ、アルコール摂取のメリットは、ほとんど何もないようだ。
「気分が高揚する」とか「社交性が高まる」とか言うが、自分の周囲に人は皆無だし、人がいたとしても酒を飲んだぐらいでは話は出てこないし、話したとしても自分の素が出て呆れられる。
僕にとって「懇親会」とは、自分の正体が知れ渡り、以後の懇親が潰える会である。
つまり、アルコールは、自分にとってはいい点が何もないと言える。
もちろん、酒に助けられたことも何度もあったし、酒で親交を深めたこともあった。
それは偶然であって、失敗の方がはるかに多いし、数少ない成功と呼べる経験もこれからはもうないのだろう。
むしろ、アルコール摂取のデメリットが多くて大きすぎる。
健康にとっては何にもいいことはない、もしくは小さなメリットがあっても、大きなデメリットが打ち消すどころか上回ってくる。
唯一メリットがあるといえば、「おいしい」ということくらいだ。
アルコール度数3.5%のビールと飲み比べたけど、やっぱりアルコールっておいしい。
そして、なぜこの国は3.5%のビールの酒税が既存のビールの酒税と同じに設定しているのか、極めて疑問だ、いや、既存のビールの酒税率を上げるべきと言っているわけでは決してない。

体調の方は、胸に少し気になる兆候。
きっと、心臓神経症だろう。
相変わらず左肩が痛く、腕が十分に上がらない。
2月ごろが痛みのピークで、左肩を上にして眠っていた時、左腕の重心が後ろに倒れると激痛が走り目覚めることもあり、その時は「もう終わった」と思った。
鏡で自分の姿を確認すると、左腕を上げたときに、肩がくの字に曲がったまま、つまり開き切らないまま肩を傾けて腕を上げていることがわかった。
それ以来、寝る前に、左肩を無理やり広げるようにストレッチをしていて、それで少しは改善されたように思う。
来年は、首の付け根の恒常的な痛みに取り組んでいきたい。
また、Windowsの拡大鏡機能を使わざるを得ないことがあったので、老眼用コンタクトレンズの装着を真剣に検討したい。

頭脳偏差値みたいなものがあるとしたら、年の瀬にその国内平均値が少し上がった。
もっとアホにならなければならないし、もちろん師匠が口にしていたよりも、我々の方がはるかに感謝である。

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2023-12-29 Fri.

水母

2023-12-29

最終決戦を見た。
そう、「アタック25Next」2023年年間チャンピオン大会である。

実力者が軒並み連なる中で、緑の回答者が栄冠を手にした。
出題、勝負強さ、パネル運が絶妙に重なる、劇的なチャンピオン誕生であり、これぞ「アタック25Next」の醍醐味である。
途中、緑の回答席のパネル数表示がバグるシーンも見られ、「更級日記」の新たな知識も得て、大満足の2023年の終焉となった。

そのまま、「M-1グランプリ2023」敗者復活戦。
ここ数年、実質人気投票になっていた審査方法が、今回改められ、観客による1対1の投票となった。
芸歴を重ねたコンビが若手にはっきりと負ける様は見ていてつらいものがあったが、こちらの審査方法の方がよいと、僕は思う。
いつもママタルトを応援しているが、惜しくも残念。
エバース、ナイチンゲールダンス、バッテリィズが収穫だったかと思う。
シシガシラの敗者復活は、納得である。

そして、本選。
さや香のつかみのボケの形が好きなので、1本目は大満足し、2本目は謎だった。
本人たちが納得しているのならいい、という意見もあるのだろうが、僕としては「そうですか」としか言いようがない。
令和ロマンの優勝も、これまた納得である。

2大決戦に、興奮で震えが止まらなかった。

で、翌日。
震えと咳が止まらない。
そして、左首の付け根が激烈に痛い。

月、火、水と用事があり、水曜はトラブルにもしっかり巻き込まれ、ズタボロで帰宅し、自宅でどん兵衛肉うどんを食べて、寝る。
木曜の予定をキャンセルして、1日中寝ていた。

そして今日、何とか復調し、近所の酒屋参り。
スーパーものぞき、物価高騰をかみしめる。
正月食材は、どれかを我慢しなければらない。

ブルーレイレコーダーのほこり取りをした時に、未知のウィルスを体内に取り入れてしまったのではないかと思う。
ブロックノイズが多発するブルーレイレコーダーの調子が悪かったので掃除をしたのだが、慣れないことをしたばかりにこのざまだ。
これからはえげつない個所を掃除するときはマスクをしようと思う、これはそのための備忘である。

先週あった「年末の余裕」はすべて使い果たした。
好事魔多し、控えめに言って、ろくでもない2023年年末である。

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2023-12-24 Sun.

預運

2023-12-24

2023年の年末、時間の余裕がいつもよりあるように感じる。
12月に入ってから大きなタスクがあったが、営業日も多く、処理できた。
今年は、年末を十分に楽しむことができそうだ。

もはや、僕は季節の行事について、正月を除くと何も関心がないのだろう。
クリスマス近辺で浮足立っているのは、クリスマスだからではなく、正月の前の年末だからである。
百貨店の食品売り場の混雑に顔をしかめながらも足を運ぶのは、正月食材を買うためである。
食材の彩を見せつけられると、自制心を試されている気がする。
金曜に買ってきたワインは、ローストビーフとともにもう飲んでしまった。

2023年に読んだ本は、現時点で123冊。
数を稼いでいる理由は、prime readingを使って無料で読める本を30分くらいで流し読みしている分も含むからだ。
流し読みと言っても、全部目を通しているつもりであり、全部目を通しても30分で読み終えられる内容と言えよう。

今年一番印象に残った本は、TKO、浜口倫太郎「転落」である。
売れている芸人は、ここまでの下積みをしているものか、と改めて気づかされた。
それは反動があるだろうし、恐怖もあるだろうな。
一方で、トレーダーに金を預けた最初の詐欺被害はまだ同情できるが、木本さんの2番目の詐欺被害は、同情ができず、むしろ彼は結果的に詐欺行為の勧誘をしたとみなされても仕方ないか、と思わされた。
金がなくなることは怖いし、それ以上に債務が怖い。

ピストジャム「こんなにバイトして芸人つづけなあかんか」も、興味深かった。
文章から伝わってくる処理能力の高さがあっても、芸人を続けることに自問自答する姿に、僕らは見守ることしかできない。
稼業を選ぶことと、ライフワークを選ぶことは、明確に異なる。
それでも、話術があれば広告収入で生計を立てられる時代なのだから、「食べていけない芸人」はもういなくなるのだろう。
「売れない芸人」と自称するのは、芸人ではないのだろう。

黒柳徹子「トットひとり」を読み、悲しい気持ちになる。
長く生きていると、別れも多い。

西川きよし「小さなことからコツコツと」で、彼のモットーの本当の偉大さを知る。
彼は、議員になってから、年金の支給日が休日と重なる場合に、休日明けではなく休日前に支給されるよう、法律改正に取り組み、実現している。
休み前に孫にプレゼントを買ってあげたい高齢者に配慮して、とのことだ。
大勢に就いて、大言壮語に終わっている連中に、くらわしてやりたい。
ついでに読んだ、西川かの子「晴れときどき西川家」の内容が激烈にひどい(と自分には感じた)ことを付け加えておく。

他には、TAIGA「お前、誰だよ!」、萩本欽一「ありがとうだよスミちゃん」、石原良純「石原家の人びと」、間寛平「素敵なおじさんと言われたくて」、牧野武文「ゲームの父・横井軍平伝」などを読んだ。
勝新太郎対談集「泥酔のみのみ浮き沈み」がよくて、特に文庫の裏表紙の紹介文「会って5分で大喧嘩になったハマコー以外すべてを収録」で大いに笑った。

Teststerone「筋トレは必ず人生を成功に導く」には、感激すら覚えた。
システムがシンプルで、頑健である。
そして、これは残念なことだが、付き合いたくない連中の目をある程度背けさせなければならない。
2024年は、大腰筋のことを考えていこうと思う。

稼業に関連するものだと、河本薫氏の一連の書籍が自分の業務の指針となり、ずいぶんと助けてもらった。
「ジョブ理論」「目的ドリブンの思考法」が、prime readingで得た収穫である。
「ビジネスエリートになるための投資家の思考法」「システムを作らせる技術」「電通と博報堂は何をしているのか」などが、印象に残る。
僕はなんとなく、「もう会社は人を雇いたくないのでは」と思っていたのだが、橘玲「働き方2.0vs4.0」、川田利明「開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学」を読んで、その確信を強めた。
実は僕も、人からコンピュータやソフトウェアに作業依頼をシフトしつつある。
「ビジネスに登場する人間には3種類しかいない。それは、資本家、メカニック、そして芸者だ」とでも言い切りたくなる。

小説は、奥田英朗「ガール」、カズオ・イシグロ「充たされざる者」、又吉直樹「火花」、チャンドラー「プレイバック」、帚木蓬生「白い夏の墓標」「十二年目の映像」を読んだ。
最後の2冊は、20年以上前に文庫を購入して一度読んで書棚に置いてあったのを手に取った。
「白い夏の墓標」が書店にディスプレイされているのはそのためだったかと悟り、ビッグハットのことを思いながら「十二年目の映像」を読み、その思いは間違いであることを「クイズまるごと大集合」の記憶が教えてくれた。
毎週金曜の通勤電車内を「小説の読書時間」と定めているものの、気乗りしなかったのもあり、はかどらなかった。
読みたい小説は限られているようで、出会うまでに時間がかかる。

「周囲の情緒を理解するために小説を読んでいる」わけだが、その瞬間は一向に訪れない。
むしろ、情緒など入るスキのないジャッジが増え、顰蹙を買っている機会が多くなった。
もうそういう道を歩むよりほかないのかもしれない。

kindleの連続読書週数は通年で途切れることはなかったものの、日数の連続記録は難しい。
平日は移動中にkindleを起動するが、週末だと忘れてしまう。
つい最近も忘れてしまい、数値が一桁に戻った。

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2023-12-15 Fri.

氷識

2023-12-15

早朝に雨が降ったようで、地面が濡れている。
外出するときには雨はやんでいたが、曇り空で寒い。

昨日から決めていた通り、昼は時間をずらして鍋焼きうどんにする。

いつもは早めに時間をずらして昼食をとる。
混むのが嫌なのと、加齢のせいだろうが、昼休みまで待っていられないからだ。
早めに店に入ると、席は空いているものの、次第に混み始めるので、ゆっくりしてはいられない。
今日来たうどん屋も、正午前には混んでしまい、いつもは行かない。

東京では、自分が満足のいくうどん屋が見つからない。
そもそもうどん屋が少ない。
そば屋はあるけれど、量が少なくて高くて行けないし、やはりそばよりもうどんが好きだ。
この店の味は自分の舌に比較的合うのだが、麺が少し硬いのが気になり、そして当然だけど丸天うどんはない。
店のメニューに「じゃこ天うどん」というものはあるものの、何かが違う。
決してじゃこ天が貧乏くさい、と言っているわけではない。
じゃこ天もさつま揚げも違うものであり、僕はあの丸天が食べたい。
そして、満足がいかない料理を出すのは、四国全体ではなく、会合の場所となったその店だけである。

寒い日の昼、遅めの時間にうどん屋に行き、鍋焼きうどんを食べてゆっくりする、というのは、なかなかに至福である。

それにしても、値段が高い。
1.5K円を超えている。
外で鍋焼きうどんを食べるのも、相当の覚悟が必要だ。
コンビニエンスストアでキンレイの冷凍鍋焼きうどんがあることが奇跡のようだ。

将来、僕は鍋焼きうどんを食べられるのだろうか。
そう思い、矢部美穂の誕生月は半年前のことだが、改めてねんきん定期便を見てみる。

加入実績に応じた年金額を見てみると、昨年の額よりも当然多いが、想定していたよりも多い。
年金額の算定の仕組みを最近調べてわかったことだが、1年でおおよそ20K+報酬*0.005円で求められる額が年金額に加算される。
そうして計算した額よりも多い。
どうやら、昨年と比べて再評価率が高く設定されているようである。
再評価率とは、支払った年金保険料を現在の物価や報酬水準に合わせて調整するものである。
物価は確実に上がっているのだ。

今後も年金保険料を払っていくことになる。
その結果、年金額がいくらになるのか、シミュレーションしてみた。

このまま同じ報酬が続けば、まあおおよそ、現在公表されている年金支給額の平均と同等になりそうである。
ただし、この額から所得税、住民税、健康保険料、介護保険料が控除される。
控除率は、適当に計算して、20%程度ではないだろうか。
つまり、シミュレーションで得た結果の8掛けくらいが、可処分額であろう。

年金をもらう頃には、外で鍋焼きうどんを食べる余裕はないだろう。
何なら土鍋を手に入れて、自宅で具なし鍋焼きうどんを食べているかもしれない。
その時にコンロのガス代が払えているだろうか、冷凍うどんを保管しておく冷凍庫を動かす電気代を払う余裕があるだろうか。

夜のニュースを見ると、羽田空港は現在20℃あるとのこと。
南風が強く、気味が悪くて仕方ない。

ICEの新曲が出るとのアナウンス。
そして、映像作品集が2024年1月末に発売。
早速、Blu-rayを予約した。

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2023-12-10 Sun.

憂久

2023-12-10

2023年の曜日配列は、2017年のそれと同じである。

数えてみると、2023年の振替休日は1日、それも1月2日で、実質なかったといってもいい。
祝日が土曜に重なり、営業日が多かった。
僕は週休2.5日制を独自に勝手に制定しており、おかげで有給休暇の消化が進んだ。
ずいぶんと疲れた1年だった、というか、12月のカレンダーが真っ黒で一番つらい。
おもわず、悠仁親王の誕生月を調べてしまう。

曜日配列が同じだった2017年もつらい日々を過ごしていたのだろう。
2017年の日記を読み返してみた。
この年は、というか、この年も調子が悪かったようで、抱え込んだ閉塞感が日記に現れている。
近くの商業施設に浅田舞がスケートパフォーマンスをしているのを見に行き、京都と福井と鳥取に行き、新宿駅で当時の皇太子殿下をお見掛けし、田中麗奈さんの出演した映画を見に行き、自然気胸の兆候が現れ、健康診断を受けたらCD-ROMが送り付けられた。
それまで生きた30年を盛大に振り返り、みっともないことばかりで埋め尽くされていることをを恥じ、10年で飲んだビールの体積を推定していた。

思い出がいつの日か
消えゆくものならば
忘れることだけが生きるすべて
そこへ 明日の風が 舞う
(ORIGINAL LOVE 「ショウマン」)

そんな中、2017年の年末の日記に、気になることが書いてあった。
厚生労働省がある呼びかけをしていて、それは、「2018年1月の4、5日に休暇を取って、12月29日から1月8日まで11連休としよう」というものだった。
計画的な年次有給休暇の消化の一環として「仕事休もっ化計画」と称していた、というか、今でも提唱している。

2023年、そんな行政指導が、厚生労働省からは一切聞こえてこない。
ここはぜひとも、はしごを外された僕から国中に呼びかけていこう。
ちなみに、2024-2025年の年末年始は、12月28日が土曜で、1月6日が月曜である。
休暇の申請は必要なさそうだ。

さて、2023年の「今年の漢字」は、「旧」であろう。
当然、受賞者は有賀さつきである。
芸能界の2大倶楽部、つまり、「タモリ倶楽部」と「ザ少年倶楽部」が潰えた年である。

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2023-12-02 Sat.

婚輪

2023-12-02

この日記の三大テーマの1つは、川本真琴の動向である。

2023年7月19日、フラッグスのタワーレコード 新宿店にまたまた行った。
エレベータで10階に上り、売り場を一通り眺めて、1階下に降りる。
また売り場を一通り眺めるが、特に引っかかるものがないのは、自分のせい。
これもまた自分のせいで結構探すことになり、川本真琴5枚目のアルバム「ひかり」の売り場を見つけた。

会計のために、列に並ぶ。
並ぶほどCDを購入する客がいることに驚いたし、そもそも前回僕が店頭でCDを購入したのはいつだっただろうか。
冗談抜きで、21世紀になってからCDを店頭で購入したのは、2001年3月の「gobbledygook」、2010年2月の「音楽の世界へようこそ」だけかもしれない。
「新しい友達」が飛んでいるのは、不徳の致すところ。

今回店頭まで出向いたのは、特典が付くからである。
特典の1つは、CDが1枚、こちらはアルバム収録曲のインストルメンタルバージョンである。
そしてもう1つは、オリジナル特典。
これは、買う前には何だかわからなかったが、もらったのは川本真琴の写真のポストカードだった。

土岐麻子のショッピングモールでのフリーライブを見に行った際、アルバム購入の特典で握手会に参加できる、というのを見た際にも思ったのだが、この年になると、おじさんが同年代の女性アーティストに握手してもらったり、写真をもらったりしても、気恥ずかしいばかりで、喜ぶことは少ない。
どういう人が企画しているのだろうか、とも思うが、喜ぶファンもいるのかもしれない。
とりあえず、「物を持ちたくない」という観点で、ポストカードの扱いに困る。
今ネットを検索したら、このポストカードが6,000円で売り出されている。

サブスクリプションではなくCDを買ったことで、川本真琴は機嫌を取り戻してくれるだろうか。
今年のビルボードライブに行かなかったことへの罪滅ぼしになっただろうか。

買った次の日にPCに取り込んで、ジャケットとライナーノーツというか歌詞を一通り見て、CDはポストカードとともにしまいこんだ。
余裕がなかったので放置していて、1か月後にようやく全部聞けた。
聞いた感想は、インストルメンタルバージョンがよかったので、やはりCDを買ってよかった。
ホッホツァイツカペレも浮かばれることであろう。

なお、この日記の三大テーマの残りの2つは、日記を見返したところ、「芸能人のサステナビリティ」と「「シザーズリーグ」に出場していた美容室の店舗名をそらんじられるか」であった。
覚えていなかった、いや、店舗名ではなく、三大テーマを。
そして、2023年10月、令和の「シザーズリーグ」が始まった。

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