曇天の続き

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2010-02-28 Sun.

流行

2010-02-28

風邪をひいてしまった。
「何か調子が悪い」と思った翌日に寝込んでしまい、その後もしばらく不調が続いている。
ご立派にも、高熱まで出る始末。

インフルエンザと違い風邪はうつらない、というのが健康時の僕の持論。
ウイルス性ではないのだから、うつるはずはない。
それを「お前がうつした」と豪語するのは、根拠のない魔女狩りだ、とどこかで吹き込まれたからだと記憶する。

しかしながら、風邪を引いてしまうと話は別である。
「おそらく感染経路は、あれがそれのこれで確定だ」と勝手に決めつけることにしている。
決めつけたところで、風邪が治る気配はない。

今回の風邪で難儀しているのは、背中の痛みである。
鼻や喉の痛みより、背中のこわばり方が尋常でない。

ここ2年くらい、不調になると腰や背中が痛む。
内臓が悲鳴を上げているのだろう、と勝手に解釈している。
とにかく、健康面に関しては年を取っていいことなんて1つもない。

※ざーっとリサーチしたが、風邪は基本うつるものらしい。

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2010-02-27 Sat.

優雅

2010-02-27

フィギュアスケートを見ていて思ったこと。

フェリーニの映画に出てくる音楽や「007」のテーマなどをBGMにして、その音楽をイメージした演技をしているが、あれらはやっぱり版権が関わってくるんだろうか。
だとすると、それなりのコネクションがないと音楽を簡単に使うことができないのだろう。
それとも、選手達はアマチュアだから、許諾は必要ないのだろうか。

こういうことばかり考えて演技を見ているから、スポーツを好きな人に白眼視されるのだ。

今改めて振り返ると、トリノの時のフィギュアスケート女子は何だったのだろう、と思う。
批判覚悟で書くが、トリノの時とはまるで別の競技のように思える。

仮定の話だが、僕が応援しているイリーナ・スルツカヤがミスなく演技を終えていれば、また印象は違っていたのだろうけど。
That's life.

バレエもオリンピック競技になって欲しい、とか思う。
こういう考えも、見当違いで歓迎されないのだろう。

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2010-02-26 Fri.

追悼

2010-02-26

不謹慎な話であるが、僕は追悼番組を好んでよく見る。

2009年は、かなりの数の有名人が病気で亡くなったように思う。
モリシゲを筆頭に、平山郁夫、水の江滝子、三木たかし、三遊亭円楽、牟田悌三、山城新伍、大原麗子、忌野清志郎…(順不同)。
その度に追悼番組が作られ、僕はそれらをずっと追いかけた。
2010年になって間もないが、少なからずの有名人が既に亡くなっている。

言葉が悪いが「今後、十数年にわたって有名人が死にまくるだろう」と僕は予想してる。
テレビが登場してから活躍している人たちが、そろそろ天に召される年代にかかり始めている。
そういう人が亡くなれば、それなりの話題になる。
テレビの普及によって知名度の高い人の数が増えたので、話題になる人も多くなるはずだ。
さらには、いわゆる団塊の世代の人たちも、そろそろ病魔に襲われる年代である。
暗い話だが、人によっては、ガンの危険性を考えなければならないと覚悟している人もいると思う。

村上春樹が書いていたように、こういうことを言い出すと自分が死に神になった気分になる。
しかし、テレビウォッチャーとして冷静に判断すると、現実的な問題としてはたぶん正確な認識だと思う。
テレビでは追悼番組ラッシュがしばらく続き、制作サイドは過去の映像の整理とゆかりのある人のリスト作成を粛々と行うのだろう。

テレビに新しい人が割り込んでくるチャンスは、これでまた少なくなる。
きっと、新陳代謝の少ないラジオ業界みたいになる。

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2010-02-25 Thu.

評論

2010-02-25

こちらとしては、「うまいことを言えば、面白かろう」と思い軽い気持ちで言った冗談が、実際のところ相手の意に添わず、性格を判断されるネガティブな要素として相手の心にストックされる場合がある。
自分は大したことがないと思っていても、冗談に親しんでいない人にはきつかったりする。
冗談を言う側の人間がシニカルであればあるほど、そういう状況に陥りやすい。
僕が心の中でいつも戒めている(そして直る気配が全然ない)、「その冗談 おもしろいのは 自分だけ」というやつである。

佐藤ありさのブログの記事を読んで、そういう風に自分の人生を回想した。
少なくとも、女性の持ち物やファッションを何かにたとえることは控えた方がいい。

「祝女」を見て、このあたりのことを臼田あさ美に教えてもらおう…。

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2010-02-24 Wed.

読経

2010-02-24

2010年2月24日。
「THE BEST OF スチャダラパー リリース記念 SCHA NOVA 2010」(TOKYO FM)を少しだけ聞いた。
懐かしい空気に、心が安らぐ。

16、7年前、僕は日本のラップに興味があったような気がする。
1996年頃から気持ちが変容し始め、今では完全に距離を置いている。
聞くのは、m-floとmihimaru GTぐらいだ(このジャンルに含まれるのか自信がないが)。

諸方面にいらぬ波風を立てたくないので、何が原因だったのだろう、と深く追求することはやめにする。

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2010-02-23 Tue.

礼式

2010-02-23

ああいう騒動が起こるといつも思うのは、「国家の代表」という使い勝手のいい言葉の存在である。
前も書いたが、好きなことをやっていただけなのに、いつの間にか国家を背負わされている。

税金を使って出場しているのだから、という論調に対し、じゃあ税金を使わないでオリンピックに出る手段はないのか、と真剣に悩む。
中東諸国の王族だったら、そういう非難も受けないだろうか。
現憲法下で皇族が代表選手に選ばれる事態になったら、どうなるんだろう。

税金云々という話があるが、その一方で、選手はマスメディアに対して無償で仕事をしている気がする。
マスメディアがインタビューをし、映像を作っているのは、スポンサー収入を得るためという一面もある、という現実を僕はついつい忘れてしまう。
我々はマスメディアの利益追求活動にどこまで協力しなければならないのだろう。

それに、批判されている一方で、結果的にマスメディアは特別に取り上げている形になっている。
マスメディアは、とかく逸脱した人が好きなのだ。

とにかく、帰国したら、森喜朗が認める石川五賢人の一人である森喜朗日本体育協会会長に彼は叱られるのだろう。
あるいは、別の国会議員に「まだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と擁護されるのかも知れない(げんきがいちーばーんー)。
そして、国家を背負いたがる人が結構いることも見逃せない事実。

それにしても、あれで不適切だったら、警察が介入した破廉恥事件に関わった、テレビ局の社員であるウゴウガリヤタヤ…。
ある現役国会議員の説明によると、起訴猶予処分は潔白の証明だから、いいのか。

ところで、改めて思ったが、僕は夏季より冬季オリンピックの方が好きだ。
理由は単純で、冬季オリンピックにはスピードがあるからだと思う。
また、落ち着いた実況を聴きながら欧米の選手のパフォーマンスを観戦することもできる。

ただし、カーリングに限っては日本チームの試合を好んで見てしまう。
試合中に交わされる選手達の日本語によるコミュニケーションを楽しめるから。
カーリングなんかスポーツじゃない、と言った人もいるらしいが、僕はスポーツだと思う。
囲碁はスポーツかどうか、まだよくわからない。

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2010-02-22 Mon.

発掘

2010-02-22

朝日新聞2010年2月13日の朝刊によると、龍馬の恋人と推測される千葉佐那を描いた錦絵が見つかったそうだ。

「龍馬伝」で話題になっているこの時期に見つかるなんて、何という感動的でロマンかがやくエステール的な偶然なんだろう。

…なんてね。
さて、読者投稿欄用の原稿でも書くか。

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2010-02-21 Sun.

乱用

2010-02-21

ミスタードーナツのCMにて。
相武紗季の後ろにいる店員2人が、手を腰の下あたりで下向きに広げて「えっ!」と驚く、というのを見た。

同様の動きで「サザエさん」のマスオさんが「えぇーっ!」と驚くさまのモノマネを以前からしているのは、キャン×キャンである。

サントリージョッキ生のCMにて。
曜日によって出演者が変わるが、最初に出てくる言葉はどのバージョンも「オツカレちゃん!」である。

以前より「おつかれちゃーん」というギャグをネタにしているのは、インスタントジョンソンである。

前にも同様のことを書いた。
ギャグに独占権はないという考えは変わらないが、開発者を尊重することくらいはしてほしいという考えも変わらない。
調査を怠っているのであくまでも推測だが、おそらく、広告主側は本人たちに使用許可を尋ねたとは思う(そして誰かが使用を許諾したのだと推測する)。

どういう経緯があろうとも、こういう流用の仕方はクオリティが低いと感じる。
クリエイターの怠慢か、あるいは悪質性を問われてもおかしくない、と僕は考える。

ちなみに、サントリーの広告におけるコピー流用体質を、僕は1990年代前半から訴え続けている(「サのつく事件」)。
そして、その抗議の意味を込めて、この20年近く、サントリーの商品を自発的に購入したことはいっさいない。
人からふるまわれるものや、飲食店で出される酒などについては、拒むこと自体が失礼に当たるので飲むけれど、少なくとも自動販売機で自らお金を支払って購入したりすることは自粛している。
…と気をつけているつもりだけど、たまにワインを買うときに地雷を踏みそうになることがある。

面倒なシステムの持ち主で、すみません。
でも、あなたもフランスの核実験に反対するためにフランス製品を購入しなかったり、これからはチャイナフリーだとか言ってみたり、船場吉兆には2度と行かないとか言ったりしたこと、ありませんか?

一方で、シャチハタの「乾きまペン」については、僕は好感を持って迎え入れている。
こういう態度を、人は偏見とか差別とか一貫性がないとか呼ぶのだろう。

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2010-02-20 Sat.

類同

2010-02-20

2010年2月19日放送の「トップランナー」を見た。
あのたたずまいは、次長課長の井上さんだな、北村一輝という人は。
姿勢といい、間のとり方といい、言っていることといい。

トーク番組で北村一輝を見る、という楽しみが増えた。

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2010-02-19 Fri.

靴紐

2010-02-19

靴ひも、切れたね。

ところで、僕は自分の靴のひもが切れたときにトーニャ・ハーディングのパフォーマンスを披露しようとずっと企んできた。
ここ16年で1度もその機会に恵まれないまま、先を越される結果となった。

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2010-02-18 Thu.

ようこそとさよなら

2010-02-18

前作から9年ぶり。
川本真琴が、新作「音楽の世界へようこそ」をリリースした。

彼女は、「ファンとして現在進行形で応援してよいのかわからないアーティスト」の1人である。
このブログでは、立ち上げ当初から一貫して、川本真琴の現況について気にしてきた。
このブログの三大テーマのひとつ、と言っても過言ではなかろう。

僕は熱心なファンではないので、ミホミホマコトやタイガーフェイクファ、「あんにょん由美香」のサウンドトラックまでは追いかけてこなかった。
しかしながら、今回は9年ぶり、3枚目のオリジナルアルバムである。
動かざるを得ない。

早速、大手ディスクショップへ向かう。
しばらく探し、新作の棚の中ぼどの下段にそれはあった、1枚だけ。
この大手ディスクショップ系列では、特典としてエクストラディスクがついている。
ショップチェーンによってエクストラディスクの種類が異なる(計3種類)、という力の入れよう。

そして、久しぶりにCDというものを店頭というところで購入。
店頭で音楽CDを発売日に購入するのは、たぶん9年ぶりである。
9年前に購入したのは、2001年3月…、「gobbledygook」のときだった、忘れそうだった。
いやはや、本当に新作のリリースまで生き延びることができたんだ、と感無量。

そして、自宅で聴く。
インタビュー記事によると、構想7年。
耳がまだ慣れない。
とりあえず第一印象は、「かなり落ち着いているが彼女の音ではある」。
あと、プレイヤーの都合上、エクストラディスクが12cmディスクでよかった。

夜、藤田まことの訃報を知る。
僕にとっては、さらば安浦刑事。

不謹慎ではあるが、これでシャ乱Qのまこと氏が本日中に何かやってくれれば、2010年2月18日は完全な「マコト・デー」であった、と述懐。

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2010-02-17 Wed.

論戦

2010-02-17

2010年2月15日放送の「徹子の部屋」に松野明美氏登場。
どうなることかと、期待してしまう。

どうしても暗めな内容になったにもかかわらず、松野氏の勝利。
徹子さんが圧倒されていた。

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2010-02-16 Tue.

追想

2010-02-16

「ミュージックステーション」1000回記念スペシャルを見る。
この番組を見た人それぞれに、様々な思いが去来したことと思う。

久しぶりに、キンモクセイのボーカル伊藤俊吾氏の映像を見た。
メディアに出ている方なので洗練を感じるけど、それでも本当に他人とは思えない

諸般の事情から無理かなと思ったが、大内義昭氏が出演したVTRも放送された。
大内氏は現在地元に戻り、ギラヴァンツ北九州の応援歌を作成した。
実にほほえましい。

僕の場合、感慨にふけったのはこの2点だけ。

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新展開

2010-02-16

北九州市に建設が予定されていた、「漫画ミュージアム(仮称)」に新たな展開がもたらされた。
「第2チャチャタウン」に開設する計画を見直し、小倉駅北口、ラフォーレ原宿・小倉店跡のビルを建設予定地とする、という計画だ。
開設時期は2012年の予定、詳しくは報道で。

久しぶりに明るいニュース。
非常に現実的で、希望が持てる。
疲弊しきっている市にとって、おそらく2010年最高の(そして唯一の明るい)話題になるのではないかと思う。
もしかしたら、AIMの今後にも影響を与えるかも知れない。
それにしても、ラフォーレ原宿・小倉ができてから、もう20年近く経つんだなー。

強いて言えば、大家がゴネないで欲しい。
余計な欲をかくことも控えて欲しい。
集客100万人、売上高30億円とかいう数字も、頭が痛くなってくる。
とにかく、お決まりのパターンだけは勘弁願いたいが、故郷を離れ故郷に捨てられた無力な僕は遠くで見ているより他ない。
例のごとく、協力する余裕はないけど、応援はしています。

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2010-02-15 Mon.

編曲

2010-02-15

山下洋輔「風雲ジャズ帖の逆襲」を読み終わる。

実際の文面がないと説明しづらいのだが、 文中では、人の名前や地名、曲名の漢字表記をいろいろと変化されている。
「雲丹立音大」とか、「破壊男」とかいてマンハッタンと読むとか。

人の名前は70%位は理解できた。
それでも、平岡殴明とか高白髪哲郎とかはタモリさんに親しみがなかったらわからないところだった。
50年くらい経つと、読者はほとんど意味がわからなくなるのではないか。

偶然だが、ここ最近意識していないのに、菊地信義氏が装丁を手がけた本を手に取る機会が多い。

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2010-02-14 Sun.

ヒーコ

2010-02-14

食事の後、胃のあたりがむかむかすることがしばしばある。
逆流性食道炎の症状ではないか、と疑っている。

ところで、ある本を読んでいると、チョコレートは逆流性食道炎を引き起こしやすい、と書いてあった。

ここ最近、僕は毎朝チョコレートを朝食代わりに食べている。
板チョコは安いし、栄養があると思っていたからだ。

体のことを考えると、チョコレートは控えた方がいいのかも知れない。
ただ、季節柄、こういうことを口にすると各方面に問題が引き起こってしまうので、沈黙を貫くことにする。

ちなみに、その本には逆流性食道炎の原因となるものとして、他に、コーヒー、アルコール、香辛料、そしてみかんが挙げられていた。
どれも好物である。
まるで逆流性食道炎になるために、僕は摂食しているようなものだ。

おとなしく、湯豆腐と干物だけを食べ続けようと思う。

本文との関係性は少ないが、そういえばheacoも「割り食い世代」だな。

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2010-02-13 Sat.

受継

2010-02-13

偶然、国会の予算委員会審議のテレビ中継を見た。

そこでは、鳩山由紀夫首相が受け取る株による配当収入についての議論がなされていた。
一体、どのくらいの額だかご存じですか?

共産党の佐々木憲昭議員の話によると、鳩山由紀夫首相が受け取る配当収入は年額約87,000,000円である。
内訳の大半は、ブリヂストンの株による配当である。

現在、優遇税制によって、配当収入にかかる所得税(含む地方税)の税率は20%から10%に引き下げられている(優遇対象外の場合もある)。
佐々木議員は、鳩山首相は優遇税制によって年間870万円程度の減税を受けている、と指摘。
国会議員は年間の所得を公開することが法律で定められているが、鳩山首相はこの配当収入については報告していない(ただし、源泉徴収分について報告の義務はない)。

この模様を国会でやっているのを僕はテレビで見て、大笑いしてしまった。
お金持ちというのは蓄財があるだけでなく、毎年の実入りもちゃんと確保されているのだ。
目指すべきは、創業家である。
そして、僕の仕事っていったい何なんだろう。

冷静に思うのは、申告分離課税を速やかに撤廃する必要があるのではないか、ということだ。
配当所得は総合課税を選択することができるが、高額の配当がある場合、申告せずに源泉徴収される方が税額上有利である(僕には、徴収手段によって税額が変化するシステムの意味がわからない)。
累進課税を徹底して欲しい。

そして、配当所得に対する優遇税制は、もしかしたら株式市場の活性化や株価上昇に逆効果なのではないか、とも考えた。
少なくとも、安定して配当を受け取っている鳩山首相には株式を売る必要が今のところ全くない。

夜、夢でブリヂストンのタイヤがパンクする様子を見た。
よっぽど腹が立っていたのだと見える。

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2010-02-12 Fri.

生きる希望

2010-02-12

2010年4月より、田中麗奈が「トップランナー」のMCを務めることが発表された。

確か、放送時間帯が移動するはずである。
と思い、調べてみると、放送開始時刻が土曜日23時30分になる模様(放送番組編成計画による)。
この時間帯は、現在はBS hiでライブをやっているので、こちらの視聴計画とはかち合うかも知れない(ただし、そちらも動いている模様)。
僕は現在着々とNHKオンデマンドの準備を進めているが、もしかしたらそちらで「トップランナー」を見ることになるかも知れない。

にしても、金曜深夜に「笑神降臨」をやるのは、どうもいただけない。
月1の放送だけど、「タモリ倶楽部」の裏とはな…(関東地区の場合)。
NHKオンデマンドを普及させる策略かもしれん。

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2010-02-11 Thu.

運営

2010-02-11

小阪由佳の新しいブログを見てみた。

ブログの内容は相変わらず興味深いけど、注目するべきはサイトのクオリティである。

ページのソースを見ると、実にシンプルだけどしっかりしていて、とても参考になる。
JavaScriptなどを使っていないことに、好感すら感じる。
独自ドメインまでちゃんと取っている。

記事曰く、このウェブサイトは「自作」らしい。
あまりの「ちゃんとしている度」に、こちらも思わずWordPressに乗り換えようか、と真剣に考えたくらいである。

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2010-02-10 Wed.

酒鮭

2010-02-10

先週末の天気は、空は晴れているのに、強風がうなりを上げて吹きすさぶ、というものだった。

これがまさに、関東平野における冬の嵐である。
いっその祖父が、正月になればいつも「関東の空っ風と言って…」と帰省した僕に演説をぶっていたのを思い出す。

小倉の冬は、こういう天気にはならない。

風が強く、とても冷たいのは、関東も小倉も変わらない。
しかし、風の質が違う。
日本海側の平野である小倉に吹き付ける風は、なんというか実に重たい感じがする。

そして、決定的に違うのは空の様子である。
関東の空は、風が強くても天高く青々と晴れている。
一方、小倉の冬の空は、灰色の雲がのしかかるように垂れ込み、なんというか実に重たい感じがする。

だから、先週末は、うなる強風が吹き付ける中、青い空を見上げて、「実に変わった天気だな」とひとり感慨にふけっていたのである。
こういうことをつぶやいてしまうと、出身地が露呈し、杉下右京に犯行トリックを見破られる恐れがあるので、要注意。

で、夜はやはり、酒が進む。
家にふぐひれがあるので、「燗酒を」と思い酒屋に買いに走ったが、途中でどういういきさつがあったのか、結局生酒を手にして自宅に帰ってきてしまった。
まあ、こたつで飲む冷や酒も、冬の楽しみとしてははずせない。

加えて、先週末は石狩鍋を楽しんだ。
ビール会社の懸賞に当たって、ビール会社のご当地グルメである石狩鍋セットが自宅に送られてきたのだ。
イクラって鍋に入れてもおいしーんだわねー。
2010年の運を早くも使い果たしてしまった。

これをきっかけに、これからはこちらのビール会社をひいきにすることにしよう、と安易に買収される。
でも、あるビール会社は、こんなにシールを集めて応募したところで、結局ビールジョッキやグラスしか送ってこないのだ、致し方ない。

シール

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2010-02-09 Tue.

美酒

2010-02-09

2月8日は、古瀬絵理の誕生日だった。

1978年生まれ。
僕が呼ぶところの「割り食い世代」である。
彼女は本当に翻弄されすぎて、割りを食っている。

応援すべく、ブログを読むことにする。
そして、旅チャンネルが自宅で見られるのか、30分くらい調査してしまった。

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2010-02-08 Mon.

批評

2010-02-08

高校生の時の話。

教室で同級生と、テレビに出てくる有名人の悪口を言い合い、楽しんでいた。
ある人に水を向けると、次のように返ってきた。

「さあ、どうだろう。その人のことをテレビでしか知らないから、よくわからないな」

高校生の時に、同年代の人にこういうことを言われてみなさいよ。
かなりへこむから。

それ以来、テレビに出てくる有名人の悪口を言うのに躊躇するようになった。
「いつも言ってるじゃん」と、僕を知る人なら言うかもしれない。
実際のところは、悪口を言うのに躊躇しつつ、悪態をついているのだ。
そのリミッターを外したら、それはもうものすごい量が出てくるから。

僕は、このことを新聞の投書欄に寄稿していた、未成年の「歴史女子」にお伝えしたい。
その投書には、「戦国武将に比べて、今の男子は物足りない、情けない」と書いてあった。

僕がテレビの中の人について正確に把握できない以上に、過去の人物についてその性格を把握することなんて不可能であるはずだ。
いくら文献があろうとも、どこまで正確なものか、実に怪しい。
現代の僕から見れば、戦国武将はやや粗暴で強欲だと思う。
できることなら、おつきあいしたくない人たちである。

歴史を愛することを奨励することは、正しいことなのだろうか。
少々考えさせられた。
ただ、未成年の「歴史女子」に待ちかまえている未来には、欲求不満があふれかえっているような気がしてならない。
僕がこんなことを言ったところで、無駄だろうけど。

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2010-02-07 Sun.

還付

2010-02-07

例年通り、確定申告作業を行う。
幸いにも僕は暇なので、確定申告の書類を作成する時間がある。
余った時間をもぎって、健やかなる申告作業をいちずにろうろうと行う…、しつこいですね。

未だ電子申告に手を出すことなく、かといって、僕の腕にはペンで文字を書く力がもはや残っていないので、国税庁のウェブサイトで申告書類を作成することにする。
行政の行うことなので仕方ないが、複雑怪奇なウェブサイトと例年通り悪戦苦闘する(それでも、慣れてきた)。
例年であれば、投資損益や配当所得を整理して申告するところだが、昨年は取引をほとんどしなかったので(塩漬けじゃないよ)、そのあたりは取引書通りに記入。
ただし、過去の損失を繰り越す必要があるので、そちらの方は抜け目なく行う。
ちなみに、定額給付金は非課税所得であることが法律で定められている、らしい(正しい情報はお抱えの税理士にお尋ねください。また、他の手当については受給していないので調べていません)、まあ自分が納めた金が戻ってきただけだからな。

できあがった書類を音読して、アハ体験を得る。
後は、税務署に送付して、作業終了報告をご多忙な方のブログのコメントに書き込むだけだ。
確かに大変だと思う、お察しします、悪質な行為だという認識は揺るがないけど。

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2010-02-06 Sat.

吐露

2010-02-06

そろそろ、「会議中にツイッターをやってもよいか、禁止するべきか」という議論に対する意見を準備しておかなければならないだろう。

テクノロジーは進化し続け、国会は国民の先を行く。
準備できていないのは、我々だけだ。

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2010-02-05 Fri.

名画

2010-02-05

最近では、各地にシネマコンプレックスができたおかげで、地方でもいわゆる「単館系」の映画を見ることが容易になってきた。
一方では、古くからある映画館がつぶれていっているのも事実だ。
寂しさは感じるが、仕方のないことなのだろう。

以前、近所のシネマコンプレックスで「ニュー・シネマ・パラダイス」を観たことがあった。
その時に思ったのだが、シネマコンプレックスの1つのスクリーンを古い映画専用にする「名画座シネコン」というのがあればいいんじゃないか、と思った。
僕の住んでいる地域には、鉄道沿線に4つのシネマコンプレックスがあり、どこもほぼ同じ映画を同時に上映している。
そのような状況を見ていると、たくさんのスクリーンを新作に割り当てる意味がないだろう、と思ったのだ。

そう考えていたら、午前十時の映画祭というのが始まることを知った。
なかなか楽しみな試みだと思う。

が、近所にある4つのシネマコンプレックスはどこも対象に入っていない。
それはいいのだが、小倉でもどうやらやらないみたいだ。
天神まで往復2,000円以上かけて見に来い、ということだろう。
これでも、約百万都市なんだけどな。

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2010-02-04 Thu.

漁業

2010-02-04

テレビで、さかなクン氏が騒いでいるのに対して、「うるさいなー!」という言葉が口をついてしまった。
全くもって、修行が足りない。

ところで、知人の意見によると、あんな風に見えてさかなクン氏は野心家なのだそうだ。
根拠はここでは書けないが、人には人の乳酸菌、いろいろな見方がある。

ちなみに、「さかなクン氏」という呼称は、講演の予定を知らせるポスターに書いてあった「講師:サンプラザ中野くん氏」という表現手法に僕が勝手に倣ったものである。

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2010-02-03 Wed.

節目

2010-02-03

近所のスーパーで売られている恵方巻。
去年プロデュースしたのは森公美子だった。
今年プロデュースしたのは、グッチ裕三である。

グッチさんは確か暁星高校を卒業しているので、出身はおそらく東京であろう。
それはともかく、僕は今年も、「恵方巻とは、故郷の行事の懐かしむ者の求めに応じて売られているものである」と解釈することにする。
つまり、馴染みのないことはやらない。

ビジネス。
しかしながら、九州から遠く離れたこの地でも、柚子胡椒を店頭で手に入れるという便利さを享受している僕には、もはや何も言えまい。

以前、「タモリ倶楽部」において、安斎さんが「京都の柚子胡椒、知ってますか? おいしいですよね」と言って、タモリさんに「柚子胡椒は九州のものですよ!」とたしなめられたシーンがあったかと記憶する。
僕は、安斎さんを非難することは誰にでもできることなので、できるだけ避けようと心がけているのだが、その時は、控えめに言って、「へっへー」と言いたいくらいの感情を抱いた。

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2010-02-02 Tue.

勘案

2010-02-02

千原ジュニアがオードリーの春日俊彰のことを「ユニーク仕上げ」と呼んでいた。
何のことだか意味がわからない。

千原ジュニアがその意味を説明していた。

春日さんは普通のことを言っているだけなのに、さも「面白い」ことを言っているような言い方にする。
彼の発言を冷静に聞き返すと、特に面白いことはを言っていない。
千原ジュニアはそれを評して「ユニーク仕上げ」と呼んでいるのだそうだ。

昨今指摘されているように、確かに春日さんは普通のことを面白げに言っている。
それを指摘するのは、流れに乗っていることだと思う。
現象を一言で的確に表現するのは難しいことなので、千原ジュニアのその試みだけでも、賞賛に値すると思う。
しかし…。

ジュニアさんの説明を聞いても、僕はピンとこなかった。
ずいぶん考えてようやく答えが出た。
もしかして、千原ジュニアは「ユニーク」を「面白い」という意味にとらえているのではないか、と。

久しぶりに戦慄が走った。
僕は少なくとも3回は、この「ユニーク仕上げ」という言葉を電波で聞いている。
僕も言葉の使い方を間違えることが多いので、間違うことは仕方がないと思う。
しかし、その間、周りの人は誰もこのことについてジュニアに指摘しなかったのだろうか。
周囲は一体、何をやっているのだろう。

と思って、ウェブを検索する。
すると、少なくとも100のサイトで、「ジュニアのこの喩えには納得する」というような意見が述べられているのが発見できた。

もしかしたら、新しい日本語の使い方が僕の知らないところで既に広まっているのかも知れない。
あるいは、ジュニアさんももしかしたら「独特」という意味で「ユニーク」という言葉を遣っているのだろうか。

それでも、僕は思う。
有り難きものとは、言葉の間違いを、恥をかかせることなく正してくれる知人である、と。
そういう知人を持つためには、無駄なプライドを捨てオープンマインドを保たなければならない。
つまり、僕は生涯、そういう知人を持つことはないだろう。

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2010-02-01 Mon.

回復

2010-02-01

疲れがたまっている。

熟睡できない夜がほとんど毎日続いている。
寝ているのかいないのかよくわからない状態なので、前日の疲れは翌日に繰り越される。
疲れによる不調のせいで、思うような仕事ができず、結果的に人に迷惑をかけてしまう。
自分にも、不満が蓄積する。
複利の世界だ。

たまらず「疲労回復」で検索してしまい、見つかったサイトを詳しく読んでしまった。

ところで、「疲労回復」という言葉は本当に正しいのだろうか。
「疲労を回復」したらまずいのではないかと思う。
よくある話だが、名誉は挽回してもいいけど、汚名は挽回してはならないのと同じように。
せめて「疲労軽減」とか言う方が適切なのだろうか。

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