曇天の続き

Diary > 2016 > 12 | Calendar | RSS 1.0
2016-12-31 Sat.

think yourself

2016-12-31

2016年も、今日で終わりである。

さて、2016年の重大ニュース…、というより、書きそびれたことをあげる。

  • すべてのニュースが揮発する1月となり、松居棒の役立たず
  • ミスター×ZARD秘蔵ショット独占入手、貴重ネガあった
  • R-1ぐらんぷり以前の、原西さんによる「ニコラス・ケイジでございます」というモノマネ
  • 細川ふみえが美容整形を告白
  • 結局、声がいいのは得
  • 検索の行き着く先は、松井愛莉
  • 小川紗良ブーム、すぐ終わる
  • なぜオリンピック中継の合間に、西田尚美のレオタード姿を見せるのか
  • タモリさん、卓球業界に寄付
  • 誰も、津川雅彦と梅沢富美男を同列に扱わないだろうが
  • SPEED、全員に婚姻歴があることに

キリン チューハイ ビターズのCMで見た「いい夜から、いい明日がはじまる」が、個人的には印象に残る。
また、清野菜名の「カロリーメイト」のCMを作成した、榎本卓朗に注目した。

F1を視聴する機会を失い、日本グランプリぐらいしかまともに結果を知らない。
また、田辺エージェンシーの社長の周りがざわつき、今後のタモリさんのことが気がかりになる年でもあった。

あえて言わなくてもみんな認識しているだろうが、2016年最もみっともなかったのは、誰を置いても、いかなる圧力を受けようと断言するが、桂文枝である。

TVの視聴時間が、圧倒的に減った。
録画している番組が少なくなったにもかかわらず、視聴時間が取れないため、録画した番組を消せず、HDDレコーダーの空き容量に苦慮した。
また、TVerを利用するようになった。

限られた視聴の中で、2016年もっとも面白かったTV番組は、「旅猿」渡部建出演回である。
TVの中でいかにおかしなことがまかり通っているか、明らかとなった。

2年連続で、夏休みを取らなかった。
体調不良以外の休暇取得は、2日。
休暇の1日は小倉へ行き、もう1日は藤子・F・不二雄ミュージアムに初訪問した。
普段の平日は運行しないバス、キテレツ号が特別運行しており、同乗していた幼児の「藤子不二雄ってまだいるの」という言葉に、涙した。

2016年にやったことの1つは、東京23区内の鉄道を完乗したことである。
東京に出てきてから、20年かけて達成した。

体調だが、肩の痛みは軽減したものの、調子が悪くなると体の左半分が相変わらず痛くなった。
風邪を引いたことはあったが、大事には至らなかった。
一日の最初に天気予報を見て、服装を決める、というまともな人間らしい習慣を身に着けた。
平穏に過ごせた年だと思うし、周辺でも特に大きな出来事はなかったように記憶する。

Link
2016-12-30 Fri.

夢呆

2016-12-30

「BSフジの歌正月」のラインナップを見ていると、BSフジはメジャー・メディアであることをあきらめたのではないか、とまで思う。

Link
2016-12-29 Thu.

第一

2016-12-29

前の記事の続き。

もう1つの「サブスクリプション」は、Amazonプライムである。

これも、スマートフォン環境が整ったことにより、契約に踏み切った。
年3,900円で、音楽が聴け、動画が見られ、かなりの数の映画が見られるのは、他のサービスより優れている。
逆にいうと、新しいコンテンツがそれほどなく、huluやNetFlixと比べると、オールドユーザー向きのサービスか。

きっかけになったのは、「ドキュメンタル」の開始の際、初回年会費2,900円のセールをやっていたからだ。
入会してからは、「内村さまぁ〜ず」の視聴を続けている。
この期に及んでも、僕はウンナン・ダウンタウンきっかけで、行動を起こす。

一方で、2016年は、DVDのレンタルサービスを利用しない年となった。
ビデオをレンタルしなかったのは、1994年に自宅にVHSデッキが設置されて以来、初めてである。
映画を見る時間がなかったのもあるが、全く見ていないわけではなく、ビデオオンデマンドで視聴した。

Link
2016-12-28 Wed.

拡張

2016-12-28

2016年は、いろいろなことを始めた年となった。
その中でも、特筆すべきは、忌み嫌っていた「サブスクリプション」に手を染めたことだ。

10月に、dマガジンを申し込んだ。
スマートフォンを使うようになり環境が整ったこと、月額432円であれば試してみてもよいと思ったことが理由だ。
docomoユーザーでもなくとも開放してくれているし、雑誌のラインナップもほどよい。

これで、中学以来のライフワークであった、「コンビニで立ち読みし、芸能ゴシップを猟渉する」という野蛮な行為を辞めることができた。
代わりに、コンビニにwi-fiを求め、dマガジンのコンテンツをダウンロードする、という日課が増えた。

実際のダウンロードは、毎朝自宅のwi-fiで行っている。
モバイルだと速度が遅くダウンロードはほとんどできない。
ブースト機能を使うと、すぐに上限に達する。

使ってみての感想は2つ。

1つは、雑誌の中にはダイジェストがはなはだしいものがある、ということだ。
特に日経系は顕著で、紙媒体の雑誌まで目を通して内容を理解した記事が多かった。
逆に言うと、日経の雑誌は端折っていることに気づきやすくなっているのだが、他社の雑誌は省略に気づかない場合がある。
いずれ、dマガジンで見られるものがすべて、という認識になってしまうと、雑誌に対する物足りなさだけが残る結果にもなりうる。

もう1つは、5インチのタブレットでは見づらかった、ということだ。
これは、僕が持っていたタブレットがzenfone2 laserであり、解像度も低かったのが原因である。
実は、12月に入ってzenfone3 laserに買い替えた。
こちらは5.5インチで、解像度もフルHDである。
買い替えてからはとても見やすくなり、「週刊文春」のような細かい字がある雑誌でも拡大することは少なくなった。

「FRIDAY」の「女子大生水着美女図鑑」のクオリティが、またまた絶妙だなと思う。
また、「週刊アスキー」の「今週のグラビアDVD」の後に「表紙の人」のグラビアが並び、メディアのフィルタリングはしっかり効いているな、という事実を確認できる。

なお、dマガジンは請求メールを送ってこないし、領収書の発行もない。
運営会社に問い合わせてみたが、正式な回答として上記のことを伝えられた。
なんでも、「クレジット明細で確認できますので」とのこと。
「お金をいただいている」という意識が薄いのではないか、と思う。

Link
2016-12-27 Tue.

嘘みたいなBTMU

2016-12-27

タイトルに固有名詞を使ってしまったことは不本意ではあるが、ただ言いたいがためだけのものであり、他意はない。

以前、家賃の振り込みのために三和銀行の口座を作ったことがあった。
三和銀行は、UFJ銀行を経て、現在三菱東京UFJ銀行へと合併を果たしている。
合併後に銀行に行き、三菱東京UFJ銀行の通帳とキャッシュカードを作り直した。

そして2016年、三菱東京UFJ銀行でインターネットバンキングを始めるべく、ウェブサイトから手続きを試みた。
でも、うまくいかない。
やむをえず、支店へと足を運ぶこととなった。

無産階級の僕にとって、銀行は居心地の悪い場所である。
「慇懃」という言葉が最も当てはまる場所が、銀行ではないだろうか。
この日も、警備員に頭を下げられ、受付カードを引き抜こうとすると行員が寄ってきて、早くも疲れる。

順番を待っていると、品のいい女性従業員がJALカードを勧めてくる。
「カードは何をお持ちですか」
「○○カードを主に使っているので」
「私も持っております、ところでJALカードはお持ちではないですか」
「あいにくですが…」
「飛行機に乗ることは?」
「JALに乗ることはめったにないのです」
女性は、がくっと右側の肩を(本当に)落とす。
そんなやり取りをしていると順番が回ってきたので、話が打ち切られる。
仕事とはいえ無駄な営業をさせたことが、申し訳ない。

窓口の女性行員によると、僕の口座は長年使われていないため、休眠口座となっているとのこと。
取引再開のためには、いったん口座を解約し、改めて新規口座を開設する必要がある。
「そうしましょう」と快諾し、手続きを進めていただく。

「ところで、お客様は当支店のお近くにお住まいですか」と尋ねられる。
ここは新宿であり、僕は自宅住所を告げ「近いといえるでしょうか」と尋ねる。
「口座は、ご住所の近くか、勤務先の近くの支店でしか開設できないことになっております。どうしても当支店で口座を開設する理由がございますか」と尋ねられる。
「当支店で口座を開設する理由」など、資金繰りの相手をしてもらうためのクレジットを持たない僕に、あるとは思えない。
「支店のことはよくわかりませんが、私はこの銀行をメインバンクとしたくて、口座開設をしたいと望んでおりますが」と答える。

「少々お待ちください」と女性は引っ込み、待たされる。
仕方がないので、外貨預金の案内パンフレットでも眺める。
何でも、日本円におけるインフレリスクへの備えとして、外貨預金を提案しているとのこと。
マイナス金利の現状では、資金が実質的に目減りする可能性がある、とあり、時系列でマイナス方向に下がっていくグラフを見せられる。
指数関数的に下がっていくグラフを銀行で見るような時代になったのか、と感心する。

10分ほどで、行員が戻ってくる。
「申し訳ありませんが、当支店で口座開設することはいたしかねます。ご自宅の近くにある支店をご案内いたしますので、そちらで開設いただけますか」とのご回答。
そうでしょうね、と言うのをぐっとこらえ、「そもそも、平日に自宅近くの店舗に行くのが困難ですので、この時間にここにきているのですが」と返す。
「それでしたら、あちらにテレビ電話窓口がございますので、ご案内いたします。そちらですと、ご自宅の近くにある支店で口座開設ができます。お時間ございますか」とのこと。
「支店には全くこだわらないので、この時間で口座開設まで済ませたいと思います」と答えたので、テレビ電話窓口へと案内されることとなった。

画面に女性の姿が映る。
手元には申込書があり、これに記入するよう、受話器から指示される。
申込書に必要事項を書き、押印し、運転免許証ととともにスキャナにセットする。
スキャナした書面を確認され、「眼鏡をはずしてカメラを見てください」と言われ、その通りに行う。
「申込書の印章がにじんでおりますので、もう1度押印願いますか。朱肉はぽんぽんと軽くつけるだけで結構ですので、押印時に強く力を入れてください」と、ご丁寧に印の押し方まで教えてくれる。
日常的に押印することがなく、慣れていない作業に相手を手間取らせ本当に申し訳ない気分になる。

行員による手続きのために、しばらく待たされる。
手持無沙汰なので、VISAデビットのパンフレットを眺める。
デビットカードなど、いったいいつ使うのだろう。
ヨドバシカメラで、クレジットカードだと8%になってしまうポイント還元を忌み嫌う時しか、これまで経験がない。
ほどなく、JALカードを勧めてきた先ほどの品のいい女性が近づいてきて、先ほどと全く同じやり取りを最初から行う。
きっと疲れているのだと思う。

30分くらいで口座開設手続きは終了。
後日、自宅にキャッシュカードなどが送られてくるとのこと。
ウェブ通帳にしたので、紙の通帳を受け取ることはなかった。
手続き終了時に、女性が初めて笑顔を見せ、モニタの電源が切られた。

銀行は、今もなお「支店」という概念に束縛されていることが垣間見えた。
みずほ銀行であればスマホで口座開設できる、と永島聖羅が初々しい感じで出演するCMで見たことがあるが、横並び業界だからこそBTMUでも同様のことがきっとできたはずだ。
でも、この日の煩雑さを踏まえると、結構面倒なやり取りが待っていることが想定される。
結果的に支店に行き、銀行の現状を観察できたことが、この日の収穫であったといえよう。

金融機関にとっては、僕の口座など、データベースを汚す存在にしか思われていないのでは、という被害妄想を抱き、新宿を後にした。

Link
2016-12-26 Mon.

投了

2016-12-26

「SMAP×SMAP」にチャンネルを合わせた時、ちょうど放送していたのは、稲垣吾郎メンバーの復帰時の映像だった。

ほぼ15年前のことである。
中学生だったら、生まれてもいない。
僕の記憶も、いしだ壱成が逮捕されたことと同じくらい、うっすらとしている。
「わざわざ出さなくてもいいのに」と僕にしては珍しい感想を持つ。

そういうのも、つい最近ある事件があったからだ。

「好きなお笑い芸人は誰ですか」という質問を受け、2010年に出した結論をお伝えした際、「若い人にはわからないかもしれないけれど、ウッチャンナンチャンは昔は2人でやっていて、コント番組がとてもおもしろかったんだよ。すごい熱中したんだよ」と付け加えてお伝えした。
すると、

「知ってます。「笑う犬の冒険」とかですよね」

と言われ、

「…いや、もうちょっと前かな」

と言うと、別の人からは、

「「生活」ですよね」

と言われた。

「いやいや、マモー・ミモーとか、満腹太とか、約101回目のプロポーズとかのころなんだけど…。「やるやら」とか「征服宣言」とか…」

と返したものの、これらが放送されていたころ、会話の相手はまだ生まれていない、という事実に気づき、「そういう世代と話すようになったんだな…」としみじみしてしまった。

なお、超大長考中だった「好きなお笑い芸人ベスト5」だが、一応結論は出ている。
枠が5つしかないのであれば、

ウッチャンナンチャン
ダウンタウン
タモリ
さまぁ〜ず
ナインティナイン

が、僕の「お笑い視聴」で費やした時間を占めるベスト5かな、と思う。

Link
2016-12-25 Sun.

我振

2016-12-25

知人から、「中川家礼二が関西5大私鉄を語る動画が面白かった」と聞いた。
何でも、「その時の礼二を見ていて、僕のことを思い出した」ということである。
ありがたい話だ。

ぜひ見てみます。
関西の私鉄は会社によって特色があると聞くものの、僕は関西の鉄道事情に弱いので、参考にしてみます。
礼二著「笑う鉄道 関西私鉄読本」は読んでいるんですけどね。

このように返した後、帰途でその動画を視聴する。

「リアクション間違いであった」ということには、かろうじて気づいた。
おそらく、この件を教えてくれた相手は、「関西の鉄道事情に通じてほしい」とは全く思っていないはずだ。
これを見ることによって、僕がどのような感想を持つかが論点であったのだろう。
相変わらずの「ちゃかぽこりん」である。

さて、僕が好む笑いの一類型は、「詳しい知識を披露しているだけで起こる笑い」である。
代表的なのが「カルトQ」である。
視聴者がその分野に詳しくないにもかかわらず、解答者が偏愛ぶりを競っている様子だけでおもしろいと感じる。
ここでポイントなのは、知識を披露する側は単に「笑われている」わけではなく、聞き手の興味に合わせて知識を披露するという、エンターテインメントを意識していることである。
そのポイントに気づかない人は、少なからず存在する。

少し大げさに言っているものの、話す内容は普通のことであり、それで爆笑をかっさらう礼二の芸に、僕はいたく感心してしまった。

ところで、礼二は何も見ずに大阪の地下鉄の路線図を再現していたが、果たして僕は東京の地下鉄路線図を同様に描けるものだろうか。
やったことがなく、自信もない。

Link
2016-12-24 Sat.

宗門

2016-12-24

今日の「正直さんぽ」は池上。

番組の最後に柴田理恵が「一度池上本門寺に行ってみたかった」と話していた。
「それっていいんだっけ」という、一視聴者のモヤモヤ感は取り残されたまま。

Link
2016-12-23 Fri.

併設

2016-12-23

2002年4月に基本情報技術者試験を受験した際の受験地を全く覚えていなかったのだが、残っていた電子ファイルから、受験地が城北学園であったことが判明した。
大学で受験したとばかり思い込んでいたが、上板橋駅の南口を歩き、幅の広い道を横切ったことを思い出すと、間違いない。
記録は残しておくものである。

判明したところで、精神衛生以外得られるものは、今のところない。
今後、城北学園出身者にこの話を披露するくらいだろうか。

Link
2016-12-22 Thu.

灼熱

2016-12-22

時は今、「戦場のメリークリスマス」である。

Wikipediaの大島渚の記事には、「北九州自動車」という企業のCMに大島渚が出演していたことが記されている。

「はて、何のことか」としばし考え、福岡で放送されていたあるCMの記憶が鮮やかによみがえる。

アツイ! バージョン!

「青春ってなんだ」という大島渚の問題提起がなされた後、「青春残酷物語」を彷彿させることもあるのかもしれないドラマ仕立てのムービーが、ひとしきり流れる。
最後に、人間ピラミッドの頂点に大島渚がいて、監督が「アツイ!」というと、ピラミッドの下部を構成する面々が「バージョン!」と叫ぶ。

福岡で放映されていたこのCMは、ウェブサイトを探せばどこかにあるだろう。
大島渚のすぐ下の段のバランスがとても悪いのが印象的だった。
そもそも、当時から疑問だったが、なぜローカルCMに監督がキャスティングされていたのだろう。
社長が知り合いとか?

とにかく、思い出してしまった以上、どこかで使いたい。
たとえば、コーヒーを入れるためにポットからお湯を注ぐ際、手に熱湯が飛んだら、すかさず、

アツイ! バージョン!

あるいは真夏、冷房の効いた店を出て、ギラギラと照り付ける太陽の下に出た瞬間、

アツイ! バージョン!

ああ、言いたい。
でも、きっと誰も分かってくれない。
絶対に面白いのに、分かち合える人が周りにいない。

それでも、僕は機会を狙う。
こないだ、風月フーズの「雪うさぎ」のCMソングを披露し、知らない人でも結構うけた。
「RKBニュースワイド」で、これでもかと言うばかりに見てきたから、菓子より歌詞を覚えてしまっている。
「鶴屋の八幡饅頭」のCM音楽も、口ずさみたい。

Link
2016-12-21 Wed.

潜伏

2016-12-21

「週刊新潮」が伝える「R-1ヨーグルトのステルスマーケティング」に関する記事を読み、まあひどいなあ、というのが率直な感想である。
それでも、「緑効青汁」提供番組は楽しみに見てしまう自分がいる。
「生きるを伝える」ですら、視聴習慣が確立していた時期があった。

記事の内容で特に驚いたのは、IBC岩手放送が制作した「宮下・谷澤の東北すごい人探し旅-外国人の健康法教えちゃいます!?」という番組の存在である。
宮下純一と谷澤恵里香で、果たしてどのように番組が成立したのか、ものすごく興味がある。

Link
2016-12-20 Tue.

穴開

2016-12-20

新宿のサザンテラスにクリスピー・クリーム・ドーナツがオープンしたのが10年前だったのか、もっと昔かと思っていた。

そういうわけで、おそらく最後となるクリスピー・クリーム・ドーナツ 新宿サザンテラス店でのイートインである。

リバーウォークとアミュプラザのクリスピー・クリーム・ドーナツも2016年3月に閉店した。
僕は、画一化された都市というのものには受け入れがたいものを感じるのだが、画一化からも見放された都市はもっと受け入れられない。

Link
2016-12-19 Mon.

語源

2016-12-19

「M-1グランプリ 2016」を視聴。
生放送で見、録画したものをもう1度見た。

一番の感想は、「敗者復活戦が面白かった」である。
特に印象に残ったのは、ミキ、錦鯉だろうか。
ニューヨークの落ちぶり、学天即の行き詰まりぶりが印象的だった。
かまいたちも、サプライズがなかったかと。

決勝は、相席スタートが興味をひきやすいネタにしてきたことに、希望を持つことができた。
カミナリは、ネタの雰囲気を前から知っていたのだが、それでも面白かった。
スリムクラブの言葉のチョイスがよかったものの、内間の新たな味を引き出す必要性を感じた。
ハライチは、これ以上の飛躍は望めないか。

僕の感想では、銀シャリと和牛が僅差で、少し開いてスーパーマラドーナという感じだった。
スターを発掘するというより、実力を認定する大会になったと言えようか。
相席スタートとカミナリが儲けもので、後は「ファイナリストだから」という感想にとどめる。

最後に、審査員のチョイスが苦しかったことを添える。
この文章を書いている時点では、博多大吉の審査員選びに対する話が披露されており、後出し的見解になる。
今回の審査員では、5名という少人数も含めて、ローカルな大会に成り下がっている雰囲気が強かった。
昔の実行委員長は、しっかりと仁義を通し、幅広く審査員をそろえる力を備えていたのだな、と改めて知らしめる形となった。

また、「M-2グランプリ」は見苦しく、5分でTVを消して寝た。
元々、就寝時刻が迫っていたからでもある。

Link
2016-12-18 Sun.

苑池

2016-12-18

西荻窪に住んでいたにもかかわらず、(それぞれは知っていたが)「みすず学苑」と「たちばな出版」のつながりを知ったのは、ごく最近である。
「人生いたるところ青山あり」とはまさに。
なお、このフレーズは、中学生のころに聞いていたラジオのCMからの引用である。
きっと、お導きでしょう、はいはい。

ウィキペディアの「みすず学苑」の記事で、「北村一輝がヤマトタケル他の役でCMに出ていた」との記述を見、真偽はともかく、絶妙のキャスティングだと納得する。

Link
2016-12-17 Sat.

鉄板

2016-12-17

2016年末、2017年始の楽しみとして確実なのは、「平野ノラのネタをTVで見ること」と「復活する「鶴瓶大新年会」を見ること」の2つである。

Link
2016-12-16 Fri.

望宙

2016-12-16

新日本製鉄が生産主力を北九州から君津に移すにあたり、多くの児童も親に伴って君津へ旅立った。
多くの別離があり、児童数は減少した。

僕が小学校に入学したのは、1984年4月である。
入学してから、小学校教師から何度か、上記の話を聞いたことがあるが、それは1970年代のころの話である。
僕が小学校に入学したころは、もうその動きは収まっていたし、第2次ベビーブームの終わりかけであったこともあり、児童数の減少には拍車がかけられようとしていた。
何せ、教室の空気清浄機も動いておらず、その存在理由すらわからなかった状況だったのだ。
ただ、街のところどころに見られた空き地は、新日鉄の社宅や施設がなくなった跡地だ、ということは、何となく理解していた。

新日鉄の遊休地にスペースワールドができたのは、1990年である。
その前年にRKBで「無重力クイズ・スペースチャレンジャー」が放送され、スペースキャンプの体験が身近でできるのか、と心躍ったものだ。

開園以降何回か行ったはずだが、中学校の遠足以外、誰と何の目的で行ったのか全く思い出せないところ見ると、大した思い出もないのだろう。
しかしながら、「宇宙」をテーマとしたテーマパークが故郷にある、というのは誇りであった。

僕は、1998年の成人式に(安西ひろこではないので)1度だけ参加する世代である。
北九州市の成人式は、1998年にスペースワールドに場所を移して実施され、その後もしばらくは続けられた。
市がやることとしては珍しくまともである、と当時は思った。
残念ながら、と言っていいのだろうが、僕は、北九州市の成人式には参加しなかった。
1998年の成人式は記録的大雪に見舞われ、TVで眺めている限り、スペースワールドでの成人式はつらそうだった。
それがまさか、仮装大賞の審査員が集うような、現在の成人式につながってしまうとは、未来はわからないものだ。

1999年に鹿児島本線が付け替えられ、スペースワールド駅ができた。
僕はあの枝光-八幡間の、グリーンベルトをゆっくりと回り込み、中央町が見切れる経路が好きだったのだが、なくなってしまえば今の経路にも慣れてしまうものだ。

北九州博覧祭2001があり、新日鉄から加森観光に経営が移り、「災害地の廃棄物を受け入れているから」という理由で、ある小学校が修学旅行を取りやめるという侮辱を経てもなお、スペースワールドは全国に知られており、しかも「がっかりスポット」でもないことにも、満足を得ていた。

「スペースワールドが、2017年末で閉園」というニュースを聞き、少し落ち込んで、思ったことが2つ。

1つは、空き地である。
最近の北九州の話題と言えば「空き地をどう活用するか」ということが多くを占めるような気がするが、それはさておき。

八幡東区は、山の斜面に作られた住宅地が多い。
大変趣きのある風景ではあるのだが、居住者には高齢者が多く、日ごろの生活にも不便な思いされていると聞く。
市は対策を打っており、手すりをつけたり、乗り合いタクシーを走らせたりしている様子。

そういう斜面地の生活に苦慮されている人たちに移住していただくための住宅を建てる、という案はいかがだろうか。
「また住宅事業か」という気もするのだが、今の僕が思いつくのはこれくらい。
何を作っても、外から人を呼ぶのは難しいみたいだし。

もう1つは、スペースワールド駅の名称である。
「東田駅」が妥当なのだが、世界遺産のからみもあり、ここは当初検討案にあった「1901駅」にするのはいかがだろうか。
また、小倉駅を「北九州市駅」にしようとした不穏な動きを抑制するために、スペースワールド駅こそ「北九州市駅」にしてしまい、駅前に市役所を移設する、というのはどうだろう…。

まあ、「どうだろう」と言っているときは、ふざけた意見を表明しているときなのだが…。

Link
2016-12-15 Thu.

常連

2016-12-15

「にけつッ!! 今年大変やったな芸人SP」を視聴。

僕が「芸人寄り」の視聴者であるのは、十分認識している。
そのうえで見解を語りたい。

「狩野英孝ならありだったのになー」というのが、川本真琴の一ファンとしての本心である。
このニュース、僕の中には最初から共感と歓迎の気持ちがあった。

それでも。
記録は残しておくもので、そう簡単には落ち着かないものだろう。

ところで、「PVで使いたいから、巫女の衣装を借りられないか」という発言から、川本真琴の活動を思わぬ形で知ることとなった。

Link
2016-12-11 Sun.

melody

2016-12-11

朝本浩文が亡くなったことを、今朝知った。

僕が使っている、Wikipediaの公式アプリは、アクセス数が増えた記事が注目記事として表示されるようになっている。
少し前の注目記事で朝本浩文の名が挙がってきており、「病状に何か進展があったのかな」という気持ちで記事を見て、思わぬ訃報に触れることとなった。

「朝本浩文の美しい楽曲の数々」を、僕はまだしばらくは聞くことになる。

Link
2016-12-10 Sat.

景観

2016-12-10

日本テレビの「海賊と呼ばれた男」の公開宣伝番組を「流れ」で視聴する。
ちなみに、「流れ」とは前番組を見ていた「流れ」のことであり、前番組とは「ぶらり途中下車の旅」である。

「海賊と呼ばれた男」の主演、岡田准一が演じる国岡鐡造のモデルは、出光佐三である。
出光佐三が興した出光興産は、もともと門司にルーツがある。
その門司を岡田准一が訪れる、というロケが放送されたので、やはり「流れ」で見てしまう。

ふと遠景になると、海賊船が映る。
「あそこに海賊船がありますね」という感じで、海賊船に触れる岡田准一。
茶の間の僕は、嘆息し首を振る。

あの「船長」は、なぜ耳たぶに白い絆創膏を貼っていたのだろう。
「門司港で育ったのだから、地元に貢献したい」という思いで海賊船を始めたのだそうだ。

Link
2016-12-09 Fri.

衝動

2016-12-09

引退するのはとても残念だし、個人の意思とは言え、受け入れられない現実が引き起こっているわけだ。
我々視聴者は、起きたことを正確に記録し、後で振り返ることにしよう。
月並みなリアクションであるが、「逃げるは恥だが役に立つ」。

この時代、名を出すのなら、毀誉褒貶に耐えられなければならない。
僕はそれに耐えられそうになく、できるだけ静かに暮らしたい。

Link
2016-12-07 Wed.
2016-12-06 Tue.

改名

2016-12-06

チャンス青木、死してやほーのトップページに名を現す。

Link
2016-12-01 Thu.

登龍

2016-12-01

朝。
「ガリガリ君」の宣伝か、と通り過ぎて、JR SKISKIの広告だったのに気付いた時、脱力しきってしまい、思わずエスカレータを降りそこなりそうになった。
こんなにがっかりするものか、こんなに1日を乗り切ろうとする気力を奪うものかと。

数十秒で気づき、次の展開を待つ気持ちをセットしたものの、改めて自分がこの広告に期待していることに気づいた。

それで、桜井日奈子に決まったことを知り、昨年はともかくとして、人選が揺るがないなーと感心する。
基本的に、JR東日本に採用される女優は、僕がファンとなるゾーンに属する、つまり「超正統派美人若手女優」であることが多い。
桜井日奈子を「女優」と呼ぶには、まだ乱暴か。
おそらく、まだ色のついていないうちに登用する、というような基準があるのだろう。
TRAiNGしかり。
木村文乃を外したところしかり。

Link
Diary > 2016 > 12 | Calendar | RSS 1.0