2017-09-29 Fri.
斜行
2017-09-29
テアトル新宿へ行く。
記憶の限りだと、2001年2月14日、青山真治監督「EUREKA」を見た以来。
画角が間違っていた、とかで、上映10分後にもう1度最初からかけなおされた。
よりにもよって4時間を超える大作で、終わったのは23時を過ぎていたという、苦行の上映であった。
目的は、田中麗奈出演の映画である。
田中麗奈の映画を見たのは、1998年10月10日の「がんばっていきまっしょい」舞台挨拶の回に始まる。
チケットショップで、初日から800円で売られていた。
それ以来、映画館で見たのは「はつ恋」「東京マリーゴールド」「13階段」。
「13階段」は、2003年1月26日、試写会のチケットが当たったから行ったのであり、決して自分の意志があったわけではないことを改めて記す。
大画面で田中麗奈を見るのはそれ以来14年ぶりであり、ファンを標榜していると思えない不熱心さである。
自宅で見たのは、「暗いところで待ち合わせ」「夕凪の街 桜の国」「銀色のシーズン」「犬と私の10の約束」。
今回の映画は、「幼な子われらに生まれ」。
そもそも、舞台を見に行きたいと思いちょうど「髑髏城の七人」があったが、いきなり劇団☆新感線もなんだし、TBSだしと思い、同じタイミングで映画の公開があったので、こちらを選んだ。
勘違いしていたのは、主演とはいえ、田中麗奈がメインではないことである。
それほど出ていないじゃん。
とはいえ、見ごたえのある、好きな映画だった。
安心の重松清原作、盤石の三島有紀子作品である。
「映画っていいな、と思っていた時によく見ていた」との田中麗奈のコメントにもあるとおり、浅野忠信主演ということで、同世代の僕も楽しめた。
これくらい丁寧に人物描写があれば、情緒が著しく欠けている僕でも理解できる。
「気持ちに寄り添える余裕を持った人間にあこがれるが、自分はほど遠い」ということが分かっただけでも、見る価値があった。
劇中の田中麗奈が演じるキャラクターが苦手で、冒頭でヨガをやっているシーンなど、一瞬田中麗奈を嫌いになるほどであった。
それだけ演技がうまいのだろう、と思うようにしたし、実際そうなのだろう。
こう思うのが怖くて、「真昼の悪魔」を見ることができなかったのだ。
田中麗奈がカラオケで歌っているシーンだけが疑問符だったが、田中麗奈が歌うシーンが収められたこと自体を評価したいし、きっと原作にもあるのだろう。
ロビーには、田中麗奈のサインが飾られてあり、写真に収めてしまった。
2017-09-26 Tue.
白組
2017-09-26
本日の「うたコン」(NHK)は、「平尾昌晃メロディー 永遠に」。
五木ひろし、岩崎宏美、中条きよし、アグネス・チャン、海外からミッキー・カーチスが来日(現在、タイに在住)、瀬戸内海からの中継で小柳ルミ子、と豪華なゲストであった。
特に、ミッキー・カーチスがまともなコメントをしたことに、不覚にも感じ入ってしまった。
しかしながら、やはり何と言っても、平尾昌晃ミュージックスクール出身の、畑中葉子である。
最新技術を用いた、平尾昌晃と畑中葉子の共演は、どうなるかわかっていても、「あの人は今」系の番組での再現を何度見てきたかと振り返っても、これで見納めかと思うと、いや見納めにならないかもという気がしても、感慨深いものがあった。
2017-09-23 Sat.
新国
2017-09-23
建設業界は、週休2日制ではなかったのか…。
2017-09-21 Thu.
英雄
2017-09-21
引退と聞いても、思ったほどショックを受けなかった。
おそらく、僕の中では、もう過去の人ということなのだろう。
引退まで時間がある中で予告するというのも、支持者を慮ってのことなのだろうが、支持者以外には伝わってこない。
引退と言って復活する人は多いように見えるが、大半の人は、引退したらもう表舞台に立つことはない。
とにかく、お疲れさまでした、谷垣禎一氏。
さて。
何度が言及しているとおり、1977年度生まれ(1998年4月1日時点で20歳であった人たち)の「割り食い世代」のうち、国内のスーパースターと呼べるのは、安室奈美恵と氷川きよしだけである。
許されるならば、そこに矢部みほを加えたいが、おそらく誰も許さないだろう。
誰に許されなくても、猫ひろしはリストに加えてもいいかもしれない。
その一角が崩れるということだけが、ショックである。
ただ、それ以上のショックはない。
おそらく、僕が「ヒッパレ世代」ではないからであろう。
2017-09-20 Wed.
草書
2017-09-20
筆記体が時代遅れの書体であり、それを使うのは時代遅れの象徴である、との意見をどこかで見た記憶がある。
Shake Shackのメニューがまるで読めなかったことを踏まえると、僕も同感である。
2017-09-17 Sun.
周期
2017-09-17
「ビエンナーレ」「トリエンナーレ」は耳にすることが多いが、そもそも1年に1回のものは「アニュアル」、1年に2回のものは「バイアニュアル」であることを、記憶しておこう。
2017-09-15 Fri.
揺動
2017-09-15
僕は、本土に落下させないように苦慮している技術者の良心の存在を信じている。
電車が遅延することは、当該事象と比べれば大したことではない。
慌てれば、あちらの思うつぼだ。
2017-09-14 Thu.
半透
2017-09-14
昨今、自身の少女時代のポートレートをインスタグラムに上げ、「かわいいー」という称賛を得ようとするタレントの動きがあるが、この類の「過去とのギャップ」が取り上げられた嚆矢が加賀まりこであることを、ここに記す。
2017-09-12 Tue.
東独
2017-09-12
病臥中、スマートフォンで動画を見ていた。
いい時代である。
アマゾンプライム会員であるため、無料で見られる動画を選んで見た。
「ご当地ラーメン探訪」は興味をそそるが、動けない状況下でラーメンの情報に触れるのは拷問である、との判断で、視聴をあきらめた。
それでいくつか映画を見たのだが、当たりだったのは「グッバイ、レーニン」である。
東西ドイツ統一前後を描いた作品であり、僕も当時感じていたが、改めてドイツ統一はあっという間の出来事だったなという認識に至った。
僕はこの手の作品のジャンルを「ファンタジー」と考えており、僕の好きなタイプの「ファンタジー」であった。
2017-09-11 Mon.
病臥
2017-09-11
思い出される、あの胸の痛み…。
先週のある日の午後、右胸に刺すような痛みが走った。
息苦しさはないが、深呼吸した時に現れる痛みはごまかしきれない。
ひそかに、数日先の仕事までの目途をつける。
口外せずに職場を去ったが、もしかしたらこれが今生の別れになるやもしれぬ。
その日の夜から、ずっと寝ていた。
病院に行ってしまえば、入院は免れない。
むやみに膨れ上がる国民医療費を考えると、この程度であれば、安静にしておいた方がいい。
自然気胸のベテランともなれば、判断の誤りも少なくなる。
3日間横になり続け、4日目に病院に行き、レントゲンを撮影していただく。
肺は十分に広がっていて、自然気胸の症状は見られない、という。
痛みの原因を知りたいのならCTスキャンを取りますけど、と言われ、「そこまでしていただくことは望みません」と権利を行使する。
記憶している限り、14年ぶりの再発であった。
ただ14年前の時は病院には一切行かず、痛みは治まってしまった。
今回も、正式な病歴にはならない。
2017-09-05 Tue.
標的
2017-09-05
「しくじり先生」が2017年9月末で終了する。
「勉強不足で国会議員になって大バッシングされちゃった女 神取忍先生」の回は、未視聴での言及となり申し訳ないが、タイトルや番組内容から想像するに、エンターテインメントというよりジャーナリズムである。
議員を選んでいるのは、我々側の有権者であり、しくじっているのは、我々である。
好調なのに終了するのは、この回が原因ではないか、とすら思う。
2017-09-04 Mon.
盆悩
2017-09-04
さて、そろそろ気になるのは、NHK紅白歌合戦の布陣である。
もう出場歌手を予想することは、自分の能力からして、無理である。
僕が今最も気になるのは、芸人コーナーにアキラ100%を出す気概がNHKにあるか、である。
桂文枝がアキラ100%に苦言を呈しているのが、自身をネタにしたジョークだとすれば、僕は文枝の芸を見直す。
蛇足気味だが、「隠すのが悪い」と言っているのだったら笑うけど、まさかね。
2017-09-03 Sun.
二屯
2017-09-03
ここで、芸能人にビンタをされた問題に詳しい、神田うののコメントを、だれか取ってきてほしい。
それよりも欲しいコメントは、公然の場で女子柔道選手に暴力が振るわれているのを目撃しておきながら、報道しなかった、自称「スポーツジャーナリスト」たちのコメントである。
2017-09-02 Sat.
提携
2017-09-02
もう少し見守りたいと思う。
ファンを欺いていた不誠実さは、記録しておこう。
秩序が形作られようとしている。
でも、一方には遺恨が残るような。
集中投資の結果が、これでは。