午前中は，家で論文を読む． 実家から宅配便で届くはずの干物群を待ちわびる．
昼になって出かけ，有楽町の電気屋へ． FIVA用の増設メモリを購入． 贅沢にも，FIVAのメモリを計256Mにする． 昔持っていたPC9821-Ceのハードディスク容量の実に倍である．
確か，15時ごろ研究室に到着． ACRS2003のアブストラクト出さなきゃー，と節操なくあせっていたら，徐さんのところに本国からウナ電（？）が入ったようで，どうやら今日だった締切が2週間ほど延期になったらしい． 海峡と国境を越えて迷惑をかけてしまった自分が情けない．
落ち込んでいるのもつかの間，とんでもない展開に． どうやら，徐さんが巣鴨のコリアン料理に連れて行ってくれるとのこと． 喜び勇んで，研究室を飛び出る． 着いたところは，巣鴨のコリアン風焼肉店． ついに見てしまった，はさみで肉を切る様を！！！ そして，至福のデジカルビ，プラス，韓国のJINRO． この半年でもっとも満たされた瞬間であった．
夕方は，工学部1号館で行われた講演会に出席． 「プロジェクトX」（NHK）のプロデューサーが，番組についてコメント． 「マンネリ」を避けるために，「手を変え品を変え」して番組を製作しているそうだ． 誰にでも共感が持てる「普遍化」を目指して番組を作っているそうだが，僕としては，技術者を取り上げるときはもっと技術サイドの話を詳しくやってほしいと常日頃から思っているんだけど．
それにしても，t.A.T.u はひどい． タモリさんを困らせるのはよくない． 期待して，久しぶりに最初から最後までミュージックステーションを見てしまいました． そして，ミッシェル・ガン・エレファントがものすごく偉大に見えました． 月並みなコメントで申し訳ないです． しかし，ミッシェルのパフォーマンス中のタモリさんの「ノリ」が大変に面白かった．
そんなに飲んだつもりはなかったんだけど，昨夜はかなり飲んでいたらしい．
今日，ついにFIVAが修理を終えて自分の手元に戻ってきた． なんとも快調にメモリを認識していやがる． FIVAがない生活は，雷門の提灯がない浅草のようにせつなかった．
午前中は，家でなんとなくすごす．
午後になって新宿に出向き，会合に出席． 夕方になって，やっと研究室にたどり着いたかと思いきや，すぐに席の右隣で宴会が始まる． で，体の中は液体と炭素化合物で満ちる．
早めに来て，修論ゼミの準備．
昼食が終わっても，誰も来やしない． 軽くキレた後，そういえば修論ゼミをやることを通知することを忘れていた． いわゆる，「キレ損」というやつ． それでも，数人の方に集まってもらったので，例の場所で修論ゼミ．
夕方に，食堂の上で研究室ゼミ． 帰ってきて，なぜか冷蔵庫の掃除． そしてなぜか，TSKをユビキタス的に楽しむ．
気づいたら，今日は誕生日． また無駄に歳をとってしまった．
11時頃，来た記憶が．
不毛な午前，ありふれた昼食，不毛な昼，そして心地よいシエスタを経た後，先生とミーティング． いろいろとお話を聞いていただき，研究の整理が少しずつついてきた．
8時40分，研究室に．
今日は，9時から18時まで，先端研で行われたシンポジウムに出席した． テーマは，「電子政府に向けての社会基盤」． 某大手ベンダーを「ITゼネコン」と称し，批判の論陣を張る威勢のいい人が講演をしていた． やれやれ，これじゃ土木業界と何も変わらない． こんな人がいるとは，情報サービス業もあまり期待できない．
11時ごろ，出社．
今日は，朝食を食べていなかった． 少し小腹がすいていたために，駅から研究室に向かう途中で，某コンビニのおにぎりを買う． このコンビニのおにぎりとは，少しばかり物議を呼んだ「激マズな」おにぎりである．
「おにぎりがまずいなんてことがあるか．グルメを気取るものいいかげんにしろ！」という意見ももっともである． しかし，このおにぎりは，多くの日本人が持ち合わせているであろう「おにぎりにまずいものはない」という既成概念を見事に崩してくれる． 研究室の人間とここのコンビニのおにぎりを初めて食べたとき，食べている最中に何も言わずに思わず顔を見合わせてしまった． それくらいの衝撃のあるまずさだったのである．
で，こないだ，このコンビニのおにぎりのまずさを友人に伝えるべく，改めてこのコンビニのおにぎり（ブルコギ味）を買った． しかし，このときのおにぎりは，意外にもまずくはなかった． 友人もそうだし，僕もそう思った． このときばかりは，「○○のおにぎりはまずい」と多くの人に吹聴した自分をかなり恥じた．
だがしかし，あのときに食べたおにぎりは確かにまずかった． そして今日，本当はうまいのかまずいのか，再々度確かめるべく，最初に買ったのと同じ「明太子おにぎり」を購入したわけである． そして，その感想は．．．
まずい!!
これこそが，最初に食べたあのまずさである． 紙みたいな海苔の食感といい，無機物のような味といい，まさにあの「なつかしの味」である． これではっきりとしたことは，少なくとも，「某コンビニの明太子おにぎりはまずい」という事実である．
昼食後，CASIOのサポートセンターに電話． どうやら，再修理が必要だそうで，FIVAを修理センターに再度送ってくれ，とのこと（もちろん着払い）． またこれで，FIVAのない，「知的生産活動が不自由な日々」を送ることになる．
FIVAの修理が終わった，との連絡を受け，喜び勇んで秋葉原へ． マザーボードをそっくり交換したらしい． FIVAメーリングリストにもあったが，相変わらずワンパターンな修理方法． 保証期間が切れたら，もう修理に出すことはないだろう．
そのまま，田町の情報処理学会へ． 大学に入って，まさか情報処理学会に足を運ぶことになろうとは思わなかった． 不思議なキャリアだ．
早速，FIVAの電源を入れてみると．．． 動くには動くけど遅い． デフラグが必要なのか？ ふと隣を見ると，某大学の教授がFIVAを取り出して，悠々とタイピングしている． 世の中で，FIVAを見たのは，さくらやで携帯電話の宣伝に使われていたのに続き，3台目． 先生との間に変な連帯感が生まれた，はずである．
帰ってみてFIVAにデフラグを施して見るが，やっぱりしこたま遅い． いろいろと調べていくうちに，23時ごろようやく原因が判明． どうもメモリを半分しか認識していないようだ． 分解するために，セブンイレブンまで行ってドライバを買ってくるも，結局ばらすことはできない． 再修理か？
雨が降って憂鬱な1日．15時ごろやってくる．
修論日記を書いたり，装飾したりと，あまり生産性のない時間を過ごす．
夕食は，M2進路決定祝いを行うために，渋谷に． しかしながら，なんか煮え切らない気持ちのまま終了へ． 会の目的のすりあわせがしっかりと行われていなかったことが主な原因だろう． といっても，最近は顔を合わせることも少なかったので，しょうがないか．
9時30分，出勤．
研究室ゼミの準備に追われる．
18時30分から，研究室ゼミ． ゆるゆるな発表でお茶を濁す． これで，去年の研究に一応のカタがつく．
その後なぜか残って，ラーメンをむなしくすする． りんごジュースがおいしかった．
今日はTAを行う日だったので，武蔵工大に出かけた． 複数の教室で同時に演習を進めるスタイルはいつもと変わらないが，今日は新たにウェブカメラを導入し，先生が遠隔授業を行った． 本郷でも，工学部2号館の教室で柏キャンパスに対して遠隔授業を行えるのだが，IP電話の延長線みたいな機材だけで遠隔授業を行えるなんて驚愕である． 昼は，誕生日が同じである秘書さんと，来るべき誕生日に向けて，それぞれの傾向と対策を練った．
よって，研究室に来たのは16時30分ごろ． 明日の研究室ゼミに向けてのプレゼンテーションファイルを作成する．
研究室を出たのは，21時ごろ． これからは，残業しないでとっとと家に帰ることをひそかに誓う．
午後に来て，研究室ゼミのことをちらほらと考える．帰りにTSK．
忘れないうちに，メモを2つ．
カップラーメンに使う温度は高温のほうがよい． 85℃でもよくないらしく，98℃くらいの高温でないとだめ． 高温のほうが，麺にコシが生じて，おいしくなる．（「ためしてガッテン！」より）
辛子明太子は，朝鮮半島の「ミョンランジョッ」という料理がルーツだそうだ． 11月に韓国に行った時に，絶対に食べる．（「モグモグGOMBO」より）
以上，私的なメモでした．
前日に寝坊してしまい，多くの人に迷惑をかけてしまった． すみません．
今日は，午後からの登場． 卒業された方々がボツボツとやってくる． どうやら測量展の打ち上げに参加するために訪れてくれたらしい． 感激のあまり，インスタントコーヒーを飲む．
測量展に行っていたメンバーがちらほらと帰ってきたので，「申し訳ない」と思う誠意を見せるためにも，打ち上げの段取りを整える． 友人とコンビニへ出かけ，ビールとそのつまみを購入． 酒飲みが選ぶつまみはとても偏りがあるので，注意すること．
機材運搬班も帰ってきたので，冷えたビールで乾杯…，といきたいところだったが，友人がレンタカーを返しに行かなければならないとのことだったので，いっしょについていく． 同じくいっしょについてきてくれた後輩には大変に感謝しています．
そういうわけで，無駄に命を危険にさらしたわけだが，こんな風に死にそうな目にあってもどうにかこうにか生き続けることができて，気づいたら，23時に飲み屋のカウンターで料理に舌鼓を打っていた． 生きているからこそうまい料理にたどり着けるわけであって，「生きることがすばらしい」という論理には極めて否定的なポジションを取る僕ではあるが，とりあえず，「おいしいものを食べる」ということは「生きている」という制限された枠内では「すばらしいこと」だと言えよう．
今日は測量展の初日．
9時40分ごろに，ビッグサイト入り． やや遅刻気味．
10時から「学生フォーラム」が始まる． 最初は研究室紹介． 防衛大学校から参加している学生がいたので，大変興味を持って内容を伺った． とっても興味があります． そして，とっても興味があります．
昼食は，焼肉ランチを食べる．
午後から，「学生フォーラム」のポスターセッションに参加． 自分の研究でありながら，またまたゆるゆるな説明に終わる．
その後，シンポジウムを拝聴する． 大変に参考になるお話を伺うことができた．
夕食は，学生フォーラムの懇親会． 話が盛り上がって小腹がすいたので，帰りしなにSUBWAYのサンドイッチを食べる． 久しぶりに21時前に家に帰り着いた．
14時30分にゆるゆると登場．
測量展に必要な機材を車に運び込み，測量展の会場である東京ビッグサイトに電車で移動． 全く力にならなかったが，ひとつだけ有用な知識を得る． どうやら，長いLANを扱う場合には，設定を10Baseにしないとうまくいかないようだ．
ビッグサイトの駐車場から見る，ディズニーリゾートの花火に一同が癒された後，サイゼリヤで夕食． 友人のテンションが見る見る下がっていくのが，とても印象的な夜． どんな人生も決して甘くない，目指す場所の低さに妥協しない限りは．
結局，FIVAは言うことを何も聞かなくなりました． やっぱり，ハードディスクがいかれているようだ． テンションが激下がり．
おそらく，午前中に出社． 研究を進めて，PC購入のご相談．
相も変わらず，プレハブ棟で昼食を取って，明日の学生フォーラムに向けてのポスターをプリントアウトする．
その後，実験の被験者になるべく，浅草に向かう． 実験の内容は，「自分の気の向くままに浅草を散策し，その様子をCCDカメラやデジタルカメラで撮影する」というものであった． 芸能界に興味がある僕としては，「ちびまる子ちゃん」の野口さんよろしく，浅草公会堂や演芸センターに目を奪われ（野口さんのように出待ちまではしなかったけど），セキネの肉まんとシュウマイを購入し，やげん掘の一味唐辛子を買う，という風に行動した． 後で自分の挙動が納まったCCDカメラの映像を見たのだが，自分がいかにマイペースで，他人から見れば面白みのない人間だということがよくわかった． 有意でないサンプルにならなければよいが．
帰宅途中，秋葉原にあるCASIOのサポートセンターに寄って，FIVAの修理依頼を出す． いかにも「機械に弱そうな営業」のおじさんが対応してくれた． それはともかく，FIVAが復活して戻ってくるかどうか，とても不安である．
FIVAの調子がおかしい！
FIVAとは，ご存知，「遅い」「弱い」「打ちづらい」の三拍子がそろったA5サイズの僕のノートPCです． 作ったのがCASIOなだけあって，「超高級な計算機」という印象漂うかわいい相棒．
そんなFIVAが，どうもハードディスクへのアクセスがうまくいかなくなったので，ふってみたり，叩いてみたりしてみたのだが，ついにうんともすんとも言わなくなった． やっぱり，ご臨終か？
いろいろな場所でさんざん笑いものにされることで，周囲に話題を提供してくれたFIVAだが，僕はこのマシンがとても気に入っていた． 見た目がそんなに悪くない． A5サイズで軽いので，どこにでも持っていける． 持ち主の言うことを時々聞かなくなるけれど，それはそれで妙にかわいい． 値段も10万円を切るという超リーズナブルさ． 主に，メモと，メールの送受信にしか使っていなかったので，CPUもCrusoeで十分だった．
そして，FIVAによって僕の生産活動はとてもいい方向に変わっていった． FIVAにすべての情報を集めておけば，FIVAを持っているだけで必要な情報が手に入る． 分厚い書類の束も，いつ使うのかわからない資料も，FIVAさえあれば，持ち歩くことなくすぐに取り出せる． これぞ，ユビキタス！
メーカーは，むやみに速さを提供するマシンだけでなく，こういったコンセプトのPCも活発に作るべきだと思う． 軽いOSを載せれば，スペックが低くても十分に満足の得られるものができると思うのだが． 世の中には「速さ信仰」が浸透しているようだけど，どれだけの人たちが速さを必要としているのか全くわからない． 企業戦略に対してすごく素直で，目先の快適さに貪欲な消費者が多くて全く困る…，と毒を吐きながら，自宅に帰ってFIVAの保証書を探す． 買って1年も経たずに壊れるFIVAもどうかと思うが．
先日じゃんけんに負けたため，うちあげの幹事を引き受ける． 学生部屋で行ったが，やろうと思えば案外やれるもんだ，という実証が取れた． 一次会と二次会を同時に行う，という既成概念をぶち壊しておつりがくるくらいの破壊活動をやって，帰り道はふらふら．
夕食は，代々木上原駅の高架下にあるとんかつ屋に． テーブルのがたつき以外は，可もなく，不可もなく．
8時から出勤．
というのも，TeXで書いたポスターをA0プロッターで出力するために，プロッターが混まない時間帯にやってきたのだ． 何せ，dvipdfmで吐き出したpdfファイルが40MByteもあるので，こりゃかなりの時間を要するだろうと思って．
で，朝から愛用機FIVAを研究室使用の計算機室に持ち込み，学生部屋の机上にあるPCを遠隔操作しながら，プリントアウトを試みる．
で，，，結局色が鮮やかに出てこない． 後から原因がわかったのだが（rs24というマシンを通して印刷したのがまずかった），すぐにはわからず苦戦しているうちにインクカートリッジがなくなる． 仕方ないので，友人と僕がいろんな電気店に電話しまくって，在庫を確認． 何とか新宿でカートリッジの在庫が存在しているを確認したので，小田急線でお買い物． カートリッジ代45000円を泣く泣く立て替える．
そんなどたばたを経て，ポスターを印刷したのだが，もっと前もって準備しておけばよかったと，本当に思った． 毎年，同じようなことが行われているのだから，ノウハウは蓄積されておくべきだ． こういう身近なところに「失敗学」を導入するべきなのだと思う．
今朝，衝撃的な事件がおきた．
いつものごとく，潤いのない髪にドライヤーを当てていると，ドライヤーから「カツン，カツン」という音が聞こえてくる． 「何事か？」と思い，ドライヤーの吹き出し口を覗いてみると，
「ボカン！！」
という音とともに，閃光が走った．
1990年代の映画を21世紀に作るのなら，ここで星井七瀬が突然登場してきてもいいものだが，現実はあたり一面に焦げ臭いにおい． 数日前からドライヤーの調子が悪く，吹き出る風が弱くなっていたのだが，どうやら内部でショートしたようだ．
そんなレアな出来事を話す間もなく，今日も，ポスター準備，修論ゼミ，研究室ゼミ，TSKと変わり映えのしない1日を過ごす羽目になった． どうやら生活にも潤いがなくなったらしい．
ちなみに，じゃんけんについては「負けてあげました」という言い訳を思いつきました．
F1モナコグランプリに興奮して，本放送の後，思わず巻き戻してもう1回見てしまう． そんなこんなで，結局寝過ごしてしまい，14時頃，やってくる．
今日は，ポスターつくりに専念した． 研究室の方々はよくご存知かと思うが，実は，ポスターをTeXで作る，という高次元なことをやっている． しかし，研究がしょぼい分，出てくるアウトプットもいかんともしがたい． やれやれ．
![[Valid RSS]](img/valid-rss.png "Validate my RSS feed")