曇天の続き

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2010-03-31 Wed.

他力

2010-03-31

「高校の先輩に誰がいるんだっけ? 教えてもらった話によると、確か朝本なんとかと、テレ朝の昼ワイドで夕刊を紹介してるアナウンサーと…」

最近このように尋ねられたので、
「あと、カンカン。これだけ覚えておけば、試験対策は万全!」
と付け加えておいた。

僕が正しい情報を伝えているのは間違いないが、それでも偏りのある認識を周囲の人に植え付けていないだろうか、と自身の行動を少々疑った。
とにかく、僕は特別扱いなんてしたくないから。

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2010-03-30 Tue.

心得

2010-03-30

中学生の頃。
僕は毎週土曜になると、近所のラーメン屋「ラーメン藤」に昼飯を食べに行っていた。
記憶が正しければ、ラーメン定食が470円だったと思う。
僕が食べてきてラーメン屋の中で、ノスタルジー分を割り引いても、ベスト3には入る名店である。

そのラーメン屋は、ある日突然閉店になった。
結構流行っていたのに店を閉めたのは、たぶんご主人が体調を崩したからだと推測する。
ご主人が粉薬を飲むのを、僕は普段から見かけていたからだ。

その後、その空き店舗は別のラーメン屋が入ったり、たこ焼き屋になったりしたが、どれも半年も続かなかった。
もし僕が「探偵!ナイトスクープ」に何の演出プランもなく依頼をするなら、「「ラーメン藤」のラーメンをもう1度食べたい」というのを竹山探偵か松村探偵にお願いする(北野誠探偵なら現場にすら行かない)。

この店で学んだことがある。
それは、人員が少ないラーメン店でのお勘定のタイミングである。

何の見境もなく自分のタイミングでお勘定を頼むと、ご主人に「ちょっと待ってね」と言われ、しばらく待たされる場合があった。
この時ご主人は、麺をあげていたり丼の盛りつけをしていたりしていた。
客にサーブし終わってから、ようやく「470円ね」とお勘定をしてくれた。

つまり。
小規模のラーメン店では、店員が麺をあげていたり盛りつけをしたりしている時に「お勘定」なんて言ってはいけない。
このことは、ラーメンを待っている客の立場になって考えると、よくわかる。

だれもが知っているようなことをなぜ言うのか、というと、僕が20年近く前に体得したエチケットを理解していない客が今でもいるからだ。
勘定をせかしたところで、別に店員は何も言わずに対応してくれるかもしれない。
しかし、僕のラーメンはどうなる?

飛行機の乗り方、お金との付き合い方と合わせて、ラーメン店での所作は義務教育で教えるべき事項だと思う。

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2010-03-29 Mon.

道具

2010-03-29

生徒のためではなく自己実現のために、高校野球の監督をしよう。

少なくとも、僕が卒業した高校の野球部顧問は、そんな感じしなかったけど。

高校野球関係者やファンの正直な意見を希望。
きっと、「そんなに変なことは言っていない」という意見が大勢を占めるはず。

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2010-03-28 Sun.

御礼

2010-03-28

気軽にできる杉下右京のモノマネ。
それは、人にお礼を言うときに「どうもありがとう」と言う、というものである。
僕は、ファストフードショップやスーパーマーケットのレジで若い人が担当になったときに、この言葉を連発している。

たったこれだけで、モノマネをした気になれる。
そして、これならば、真似をしているとバレることは(たぶん)ない(だろう)。

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2010-03-27 Sat.

投票

2010-03-27

土曜スタジオパーク」(NHK)で募集する視聴者アンケートの回答数が、びっくりするくらい少ない。
怖くなるくらい少ない。
確か、小栗旬の出演回でも回答が総計で500票いかなかった、と記憶する。

これでは、あの伝説の番組「まっ昼ま王!!」で募集したテレゴングの投票数の方が圧倒的に多かった、ように思うけど、今となっては確認のしようがない。

全国ネットのはずなのに、なぜ。
回答するのがそんなに大変なシステムなのだろうか。
検証するのも怖い。

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2010-03-26 Fri.

自前

2010-03-26

新聞発行における経費削減案を思いついた。
それは、「ラテ欄拡大」。

番組表の欄を大きくし、各局の番組情報を充実させる。
例えば、現状では19時台は10文字×6行となっているが、これを増やす。
深夜番組についても、テレビ欄上で内容紹介を充実させる。
これで「アタック25」の内容や「徹子の部屋」のゲストが簡単にわかるようになる。

テレビ欄を広げる、ということは、どこかを減らさなければならない。
僕が考える「削減の対象」とは、新聞に載っている番組評や番組紹介の記事である。
そのような記事を執筆する人をリストラして、人員を削減する(人員が足りない部署を充実させる)。
それにより、人件費削減、じゃなくて人材の有効活用。
逆に、テレビ欄を広げることで、テレビ局から間接的に広告費を取れるかも知れない。

つまり、新聞に書かれている番組評や番組紹介って本当に必要?というのが、本記事での問題提起である。
昔は必要だったのはわかるけど、時代は刻々と変化しているから。

ところで、EPG(電子番組表)で「卒業」という言葉を検索すると、数々の番組が出てくる。
今日は日本中の放送局で、感動の涙が流されていることだろう。
そう思うだけで、ひどく虚しさを感じる。
その涙、その感動、視聴者と共有できているのか。
少なくとも、放送局と共有できているのか、と。
もっとも、1年しか続かなかった番組で涙を流すやつなんていないか。

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2010-03-25 Thu.

坂道

2010-03-25

「探偵!ナイトスクープ」に暗峠が出てきた。

存在は知っていたが、映像で暗峠を見たのは初めて。
想像を絶するとはこのことだ。
YouTubeで改めて見たけど、軽々しく行ってはならない。
番組では触れていなかったけれど、あれで国道なのだからな…。

そして、安田団長は先を越されたのかな…。

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2010-03-24 Wed.

雷名

2010-03-24

「徹子の部屋」で知ったのだが、武田鉄矢は福岡教育大学から名誉学士を授与された(国立大学としては初)。

明治大学特別卒業認定者の北野武氏とともに、実に名誉な…。
もういいですね、ああ僕はいつ頃大人になったかは知らないけど、確実に大人にはなった。

それにしても、「龍馬かぶれ」にはいつみても腹を抱えて笑える。
CMの醍醐味とは、「言い当てること」に尽きると思う。

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2010-03-23 Tue.

会得

2010-03-23

わかったよ、鈴木茜。
芸能界には、不可解な力学がやっぱりあるよ。

そして、もうCR-Zのことは十分認知した。
これ以上目の前に現れると、たぶん嫌いになる。

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2010-03-22 Mon.

貢献

2010-03-22

北九州市立大学に入学したら、大学側からまず言われること。

「必ず住民票を移動して、市の人口増加に貢献すること」

あくまでも、噂です。
4月にキャンパス内に市の職員が出張するとかも聞いたことがあるけど、それも市立大学ならではのサービス。
銃撃事件で志望者が辞退しなければいいけど、と考えこむ。

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2010-03-21 Sun.

嬢王

2010-03-21

もう20世紀の話になるが、僕は女優の篠原直美のファンだった。
残念ながら、彼女は芸能界を引退してしまった。
篠原直美には大きな可能性を感じていたのだが、こればかりはどうしようもない。
今では、ファンサイトの掲示板に数年に1度、本人からの書き込みがあるのをチェックするのみである。
掲示板によると、引退後、会社員を経て、現在は1児の親。

誰かが言ったとおり、まともな人から芸能界を離れていく。

現在、同じような活躍の可能性を感じて応援しているのが、日向千歩。
以前触れた、明治十勝スマートチーズのCMに出ていた人だ。
あのCMを降板して以来、僕は「明治十勝スマートチーズ不買運動」というかなり地味なアピールを続けている。

現在、日向千歩は4代目おけいはんをやっている。
僕は近畿地方の状況をうらやましく思うことはほとんどないのだが(上質を知らないからです)、さすがにこれは京阪ユーザーに嫉妬する。

そして、ブログも何となく見ている。
ブログの文章は、もの悲しくなるくらい純粋さに満ちあふれている(「誰が書いているのかは知らないけど」と考えるだけの余裕はまだある)。
あまりに純粋すぎるので、こちらも「芸能界卒業」というまっとうな決断をしないか、実に心配だ。

ベタではあるが、ファンの心理は常に矛盾に満ちている。
芸能界のレースを抜け、接待を伴う飲食店にフロアスタッフとして勤務しても全然構わないけど、その事実を報道され、店のウェブまで露出するのはこちらとしては少々つらい、一般論として。
ユニオンには入っているのだろうか、と要らぬ心配までしてしまう。

全然関係ないけど、選抜高校野球大会の開会式を見て、式典パートの司会の高校生が行う閉会式の司会が今からが楽しみになる。
国歌斉唱の人も高校生だったのか、すごくきれいな声だったので大人だと思い画面を見なかったのが悔やまれる。
「日曜美術館」を見ようとして高校野球をやっていたので憤慨したのだが、一応撤回。
なお、「京都鉄道紀行」はもちろん録画。

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2010-03-20 Sat.

持込

2010-03-20

「トモダチコレクション」のCMをぼんやり見ていたが、後でよくよく考えると、これが結構、問題提起的な内容であることに気づく。

中学校か高校で、卒業前にクラスメイトや教師のMiiを作る、というシーン。
これだと、「学校にDSを持って行ってもOK」というメッセージを出していることになる。

一悶着起きそうな気配。
僕の頭が古いんでしょうかね。

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2010-03-19 Fri.

視察

2010-03-19

PCの機嫌がどうも悪い。
2012年まで使い続けなければならないのに、もはやこれまでか。

家電量販店に最新PCを見に行く。
暇な時間帯だったのか、20代前半の女性が商品紹介にくる。

「こちらのモデルはCPUが早くなったんですよー。CPUっていうのは、ガスコンロの炎みたいなもので、前と比べると火力が上がったっていうか、そういう感じなんですよー。だから、料理も早くおいしくできるっていうか?」

という感じで、Intel Core i5について説明してくれた。
こんなに若い人が自ら考えてわかりやすいように表現するなんて、なんて素晴らしいことなんだ!、と感動していたら、LaVieのパンフレットにコックが料理しているイラストがはっきりと載っているのを見つけてしまった。
なんという説明をこの人にさせているんだ、NECは。
「火力が強いんだと、本体が熱くなるんじゃないんかね?」とか聞かれたときの対応を用意しているのだろうか。

「今持っているPCはウェブページをmhtmlで保存、閲覧するのにすごく時間がかかる。エンコードするから仕方がないとは思うけれど、最新のPCはどうなんでしょうね?」
と尋ねたかったけれど、あとで、
「さっき、チョーきもい男に、チョーオタクっぽい質問されたんすよー」
など別の店員に話しているところに出くわしたくなかったので(向こうもプロなので、たぶんそんなことはしない)、質問は控えた。
「また来ます」といってその場を立ち去った。

心が折れたので、しばらくは今のPCをだましだまし使い続けることにする。

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2010-03-18 Thu.

無煙

2010-03-18

駅前の喫煙所で、両親らしき人が小さな子を連れてタバコをすっていた。
難しい判断が求められるシーンだ。
しかし、よく考えてみれば、僕が子供のころ父親に頻繁に居酒屋に連れて行かれた状況よりマシなのかも知れない。

それにしても、ノンアルコールのビールもあるくらいなのだから(僕は飲まないけど)、体に害のないタバコができないものなのだろうか。
そういえば、電子タバコというものがあった。

僕は、電子タバコについて、ずいぶんと長い間誤解をしていた。
電子タバコとは、水蒸気を煙のように見立てて、いかにもタバコを吸っているような気持ちになるものだと思っていた。
つまり、禁煙のための道具かと。
香料を含んでいるものがあるとはいえただの水蒸気なので、電子タバコで喫煙に代替する効果を得られるものなのか、という疑問を抱いていた。

しかし、それは全くの誤解である。
本来の電子タバコとは、火を使わずに電気によって発生させたニコチンを含んだ霧状の粒子を吸引するための道具である。
火を使わないメリットは、タールや一酸化炭素、副流煙を発生させない点にある。
ただし、ニコチンを含むものについては、国内では薬事法などで取り扱いが厳しく制限されている。
そのため、国内で市販されている電子タバコのカートリッジには、ニコチンを含むものはない。

なるほど、テクノロジー。
話だけ聞いていると、従来のタバコより、こちらの電子タバコの方が害が少ない気がする。
だから、もっと普及するように法律改正すればいいのに、とは思う。
ただ、電子タバコの害というのもあるみたいなので、無闇なことは言えないのが現状なのだろう。

…という記事を用意していたら、JTが煙の出ないタバコを2010年5月に発売(東京都限定)、との報道。
そりゃそうだよね。

タバコをすわないにもかかわらず喫煙を容認する大半の人って、どうも自己の飲酒に対する攻撃をかわしたいという気持ちが働いている気がする、僕も同様だけど。
自己中心的ではなく、もっと思想的に多様性を受け入れる社会を築いていきたいものだ。
森喜朗が認める石川五大賢人の1人である森喜朗氏の座右の銘である「滅私奉公」を心に刻み、ゴルフ場に行くことにする。

とはいえ、僕は違法ドラッグ(大麻など)の使用解禁にはずっと反対している。

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2010-03-17 Wed.

外聞

2010-03-17

福岡市の能古島で女性の遺体が見つかった事件。
僕はこの事件を少し注目して見ている。
事件が福岡で起こったこと、能古島という凄惨な事件とは似つかわしくない場所で遺体が見つかったこと、そして被害者の年齢が僕のそれと近いこと、そういった理由から。

被害者はインターネットの会員制サイトに書き込みをしていた、との報道。
その書き込みの内容から、被害者はあるトラブルに巻き込まれていた、とのこと。
福岡県警はその事実を把握している。
ただし、そのトラブルの関係者と事件との関連については、(僕がこの文章を書いている時点では)報道では触れられていない。

僕は、こういう話が起こると常に思うことがある。

インターネットで自らの情報を公開することは、万が一の場合、マスメディアのエサになる可能性がある。
その情報の真偽にかかわらず、事件との関係性の有無にかかわらず、報道の材料として利用される。
マスメディアは特に取材することなく、事件と関係づけを探り、時に強調して報道する場合がある。
そして、それがあらぬところに影響を及ぼす場合がある。

マスメディアが調査しなくても、同じことは特別な情報網を持たない一般の人でもできる。
はっきり言うと、僕でもできる。

直近の例だと、未成年が引き起こした殺人事件がある。
被害者の実名が報道されたのがきっかけで、その人が作ったプロフィールサイトやブログが既に見つかっている。
そこからたどると、加害者らしき実名もわかる。
本当に加害者かどうかはそれだけからでは不明だが、その情報から「これが加害者だ!」と断定しているサイトを僕は閲覧したことがある。

何事も起こらなければ、会員制サイトの書き込みなんてただの日々の出来事の羅列かも知れない。
そして、そういう人は誰も、「自分から事件を引き起こすわけなんてない」と思っていることであろう。

しかし、残念ながら、事件の被害者に巻き込まれる可能性はある。
そして、事件が話題になった段階で、自分がネットに放った情報は大きな価値を持ち始める。
その情報は、自分の意図しない形で注目を集め、時に悪意的に利用される。

もっとも、自分から公開しているものなのだから、何も文句は言えない。
それに、マスメディアの仕事は、事実や情報を収集して報道することだ。

今回の報道も、「こういう情報が書き込まれていた」という事実を伝えているだけに過ぎない。
つまり、ネットの書き込みはもはや1次情報として取り扱われている。
真偽も、事件の関係性も、全く伝えていない、判断は受け手である視聴者側に委ねられている。

情報を使われたくはないのに、マスメディアの仕事を手伝う、つまりマスメディアが欲しがりそうな情報をばらまく必要はたぶんないはずである。
その危険性をマスメディアが特に強調していない気持ちは、何となくわかる。

情報に公平にアクセスできるようになることは、たぶん望ましいことなのだろう。
一方で、公開のレベル・コントロールは重要である。
大手とはいえ会員しか見られないサイトの書き込み情報を、事件の関係性がわからない段階で報道するのが正しいことなのか、僕にはかなりの疑問だけど。

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2010-03-16 Tue.

推理

2010-03-16

ある架空の人物。
フェンシング。
季節柄。

2010年3月14日放送の「アタック25」。
海外旅行問題で、パネルが抜けた段階の静止画像で答えがわかったのは、生涯2度目である。
1度目は「ある県の名前」という問題で、「マンガ甲子園」の画像が現れたとき。

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2010-03-15 Mon.

激憤

2010-03-15

2010年6月公開予定、北野武監督作品「アウトレイジ」を心待ちにしている。
僕がファンである三浦友和をはじめ、北野映画初出演となる俳優でほぼ占められている映画であるから、というのがその理由。

もうそろそろいいのではないか、と思う。
映画の宣伝で、「テレフォンショッキング」にビートたけし登場、というイベント。

30年近くテレビを見ているけど、僕は、タモリさんとたけしさんが2人だけで出演しているところに1度も出くわしたことがない。
過去には、お互いの「オールナイトニッポン」に乱入したこともあったらしいが、僕はそれには間に合わなかった。
データベースによると、「テレフォン」に出たことが何度かあるみたいだが、見ていなかったのか全然覚えてない。

セッティングできる制作サイドがいなくなるまであと数年、というレンジの問題だと思う。
確かにお笑いBIG3は見たいけど、そちらは過去に十分楽しんだので、これ以上のわがままを我慢する覚悟はある。
せめて、こちらだけでも。

どうしても無理なら、ビトタケシさんでお願いします。
「あんちゃん、死んでもやめんじゃねぇぞ」

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2010-03-14 Sun.

雲南

2010-03-14

「いちばん好きなお笑い芸人は?」と尋ねられ、「頼むから時間をくれ、2年くらい」と答えを保留し、大長考に入った。

いろいろな候補者をあげ(ばってん荒川から汗かきジジイまで)、その候補を1つずつ検討し、これまでの鑑賞経験との照合をこなした。

その結果、「いちばんおもしろい」ではなく「僕がいちばん好き」なのは、やっぱりウッチャンナンチャンかな、と思う。

「オールナイトニッポン」をずっと聴いていた(オールナイトのKBCラジオです)。
「ウンナンのSHA.LA.LA.」も「征服宣言」もずっと見てきた。
今見ても、難しいことを考えずに笑うことができる。
福岡出身である以上「パオパオチャンネル」を見られなかったのは補いきれないマイナスポイントだけど、それでもバカリズムの升野さんに匹敵するくらいは、ウッチャンナンチャンのことを見ていたかな、と思う。

ウンナンがいちばん面白いのは、地方から出てきた2人それぞれが東京で成功するために半ば無謀とも言えるようなことに挑み、その試みを2人が相手についてそれぞれ振り返り、相手を嘲笑しつつ笑いを取っていく、というスタイルである、と僕は思う。
その点では2人は対等で、どちらも情熱的で、どちらも無茶をし、どちらも笑いを取っていく。
多くのコンビがどちらかのエピソードトークに偏る中、この場合の2人は特別である。
近年そういう様子を披露する機会がめっきり少なくなったが、僕が常に待ち望んでいるのはそういうシーンだ。

2010年4月から、新番組「ウンナンのラフな感じで。」がスタートする。
そういうわけで、タイトルからして、必要以上に期待してしまう。

ところで、番組ページの脇に載っていた、TBSの視聴率ランキングを見ると、なぜかこちらがつらくなってくる。
2月22日から28日分だが、バンクーバーオリンピックをのぞくと、「サンデーモーニング」の14.4%が最高である。
5位で、11%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
1週間通しても20%に届く番組がないのかと思うと、控えめに言って「やれやれ」である。
これでは、どんな番組が始まっても、視聴率が理由で終了してしまうのでは、と不安に陥る。

ちなみに、今好きなのは、モンスターエンジンである。
ネタも好きだけど、あの2人の造形のバランスがとても心地いい。

以上を、質問主にご報告。
すると、「じゃあ、好きなお笑い芸人ベスト5は?」と尋ねられた。
「頼むから時間をくれ、5年くらい」と答えを保留し、現在超大長考中である。

[2010-03-17 追記]
どうしよう、6月の劇団SHA.LA.LA.公演。

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2010-03-13 Sat.

暗黒

2010-03-13

東京でよく聞かれる都市伝説、というか、薬丸裕英が得意とするネタに、
「井の頭公園のボートに乗ったカップルは別れる」
というのがある。
同様に「ディズニーランドに行ったカップルは別れる」という話もある。

井の頭公園については、混雑していてボートを自由に漕げず、ストレスがたまるから。
ディズニーランドについては、アトラクション搭乗の順番待ちに疲れて、険悪なムードになるから。
このような、何となくもっともな理由も聞いたことがある。

この手の話、どこにでもあるようである。
世界共通フォーマットのジョークなのだろうか。
ただ、他の場所についての話は、井の頭公園やディズニーランドの二番煎じのようで、どこか悲しい香りがする。

もちろん、北九州にも同じような「約百万都市伝説」があった。
それは、

「スペースワールドに行ったカップルは別れる」

である。

宇宙をテーマにしているスペースワールドのクオリティーが低くて、不満が生じ、しらけたムードになるから別れる、という理由では決してなかったと思う。
なので、nanacoも使えるスペースワールドに1度は足を運んでみてください。
僕が言うことでもないが、こういう手垢じみた噂があること自体、省みなければならないことだと思う。
こういう噂を喜んで取り扱う人がいるのも、頭が痛い。

そういえば、知人が「スペースチャレンジャー」という番組に出たという話をしていたような記憶がよみがえった。

「スペースチャレンジャー」とは、まだローカルタレントだった山崎銀之丞と、何の因果かわからない大島さと子が司会をする、RKBのローカル番組である。
そのスポンサーが、開園前のスペースワールドだった。
簡素なセットとスペースワールドのCMが懐かしい。

正式な番組名は「無重力クイズ スペースチャレンジャー」というようである。
番組内容は全く覚えてないが、「無重力クイズ」というのがまたそそられる。
が、チャレンジャー号の爆発事故があったのに、このような命名をするところが、やや遺憾である。

それにしても、こういう事実ですら自宅のPCから簡単に調べられるなんて、本当に便利だ。
以前であれば、新聞の地方版の縮刷版がある図書館に出向き、テレビ欄を地道に当たらなければならなかったはずだ。

…また無駄なことを思い出してしまった。

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2010-03-12 Fri.

宿命

2010-03-12

この季節、僕が立場上、どんなにフランクな場でも絶対に話題にできない人物。
あえてそのタブーに挑戦しようとすると、それはやまd…。

やはり品格が問われる恐れがあるので、自粛する。

それにしても、もうちょっと見込みがあるのなら、純粋に応援できるのだが。
知っている人が見れば、現状では、時間とお金さえあれば容易にできることを成し遂げているに過ぎない、というそしりは免れない。
そして、仮に芸能活動ではないのだとしたら、ブログに書く必要はないんじゃないかな。
同じようなチャレンジを地道に続けている他の人もいるし。

関西ではどういう扱いなのか知るよしもないのが、私の幸福。
誰も触れてはならぬ。

そして、ここまで書く僕には、やはり品格のかけらもない。

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2010-03-11 Thu.

百里

2010-03-11

北九州を巻き込んだ、茨城空港活用案。
それは…、北九州発、インチョン乗り換え、茨城行き。

神戸と異なりインチョンだと、北九州のところを別の地名に変えれば結構な数でボケられる。
さすがはインチョン、東アジアの拠点空港都市(ハブ空港)。
早速、旅行会社に売り込もう。
国外を経由して国内の別の地に移動することは、もしかしたら既に犯行トリックに使われているかも知れない。

みんないろいろ言っているけど、それでもこれまで北関東に民間施設のある空港(飛行場)がなかったのが、そもそも異常だったよ。
日立市から羽田まで3時間以上かかる高速バスとかがあるのが実態。
始発のバスは、日立駅を2時45分に出発する(いうまでもなく、午前)。

ところで、なぜ開港直前に、国内空港の需要予測についての照査結果が国土交通省からタイミングよく公表されるんだろう。
偶然なんだろうけどね…。

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2010-03-10 Wed.

贖罪

2010-03-10

2010年1月11日に放送した「カンブリア宮殿」で、ある会社に勤める若者の発言が、笑顔とともに放送されていた。
確かこんな発言。

「昔は、オヤジ狩りばかりしてました」

すばらしい。
強盗罪(被害者を負傷させていた場合は強盗致傷罪)という重罪で懲役刑を受けて、刑期を満了し、ちゃんと更正して、笑顔で前科を告白するなんて、これも法務省の「社会を明るくする運動」のおかげであろう、おかえりなさい…。

執行猶予判決だったかも知れない?
確かに実刑を受けていないかも知れないけれど、それでも執行猶予期間を自省に当て、テレビで前科があることを告白するなんて、およそ凡人のできることではない、仏門にでも入ったのだろうか…。

起訴猶予処分だったかも知れない?
確かに裁判を受けていないかも知れないけど、警察で罪を認めて、被害者と示談が成立していて、その罪を反省し、顔をさらして、犯罪をすがすがしく告白するとは、なかなかの好人物である…。

逮捕すらされていない?
じゃあ、今後の人生で一生をかけて罪を償うつもりなのではないだろうか。
顔を出したのは、逮捕、起訴されるため。
たとえ時効が成立していたとしても、民事裁判で損害賠償を確定させるつもりなのだろう。
被害者は加害者の顔をきっと覚えているはずだし、この従業員を雇用した企業も社会的責任から賠償を手伝うことだろう。
なにせこの罪の告白は2か月も前の話だ、警察も間違いなく動いているはず…。

僕の実家は港に近く、毎週末になると暴走行為の騒音に悩まされていた。
おかげで、深夜のテレビ東京の楽しみに集中できなかったくらいだ。
なので、いくら罪を償っていたとしても、過去の罪を話のタネにする行為を、僕はどうしても受け入れられない。
「やんちゃ」という言葉をよく耳にするのは、「犯罪行為」や「迷惑行為」という言葉が「言葉狩り」された結果だと、僕は思う。

でも、暴走行為をする犯罪者がいなかったら、「柳沢警察密着24時」というCDは生まれなかったはずだ。
柳沢慎吾氏が1人198役を演じ、音楽CDの限界、99トラックが詰まった名作。
こういうのを、「存在価値」と呼ぶのだろう。

どうでもいいけど、1人の発言のせいで、他の従業員まで同じように見られるのには、少々同情する。
僕も、小倉出身なので。

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2010-03-09 Tue.

原則

2010-03-09

やっぱり、3つ並べた方が、収まりがいいからね…。

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2010-03-08 Mon.

道楽

2010-03-08

リモコンの不具合から1年半。
2度の冬を越え、ようやく購入した。
エアコンを。

1992年製エアコンのリモコンが壊れたのが、2008年夏。
それ以来、エアコン本体のスイッチを手で動かすことで、エアコンを操作してきた。
リモコンがないと、予約タイマーの設定どころか、温度調整すらできなかった。
今冬は「凍え死ぬかな…」と思った瞬間も何度かあったが、家電量販店の決算時期と商品のモデルチェンジの時期まで何とか持ちこたえた。
なぜこんなに待ったのか。
何を隠そう、予算が確保できなかったからである。

良心的な電気作業員の手により、驚愕のダストとともにこれまで使っていたエアコンは撤去された(ダストのおかげで、喉がやられた)。
僕が作業員の方にカーリングのルールを説明している中、新しいエアコンは無事に取り付けられた。
以前に比べて、能力が3割増になった一方で、消費電力は3割減。
ありがとう、テクノロジーの進歩。

これでようやく、エコポイントホルダーに仲間入り。
リサイクル料3,150円払って、エコポイントが3,000点つくのに疑問を感じるけど、まあいい。
おそらく、消費税という崇高な課税システムが何らかの形で関わっているのだろう。

エコポイントは図書カードに換えることにした。
換金目的ではなく、ウェブの交換商品カタログを見て、選ぶのが面倒になったから。
帳簿上はエアコンの代金からさっ引くことにし、図書カードは「藤子・F・不二雄全集」の購入に充てる予定。
自宅に図書カードが届く日まで無事でいれたら、という仮定上での話だが。

さて次に狙うべきは、住宅版エコポイントである…。

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2010-03-07 Sun.

平方

2010-03-07

いつか見るのではないかと思っていたが、ついに見てしまった。
15×15のマス目の取り合い、「アタック225」の夢だ。

設定のディテールが細かかった。
パネルは5×5しかないのだが、1枚のパネルの後ろに9個の電球が設置されていた。
正解者は例えば、「12番の右上」とか「16番の下」とかを指定し、電球が点灯する、というものだった。
1枚のパネルには、複数の色が斑状に点灯していた。

解像度がピクセル以下になっているのを思い浮かべるなんて、何かの後遺症のせいかも知れない。
なお、「225」という数字は、夢の中で計算できていた。

どうでもいいけど、「アタック25」の女子大生大会を見た後に佐々木希が出ているCMを見て、佐々木希のレベルは一般のそれと全然違うな、と感じてしまった。
鶴瓶さんが「オセロのネタを見ると、吐くで」と言っていたが、それに近い感覚がした。
もっとも、このときのゲーム内容自体はとてもよく、今年最高の好ゲームの1つになりそうな気はする。

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2010-03-06 Sat.

口癖

2010-03-06

1998年11月17日。
僕はその日、3回目の「台風クラブ」を見た。
吉祥寺のロンロンの前で曇り空を見上げながら、「そろそろ「台風クラブ」でも見るか」と思ったのだ。
ちなみに、「台風クラブ」を最初に見たのは、1996年1月4日。
2度目は、1996年9月6日。

上記の文章を書くに当たって、正確な日付を確かめるために、自宅に備え付けられた可燃金庫からパーソナル・データベース・システム、つまり日記を取り出してきた。
いつ見たのか覚えていなかったおかげで、1998年後半の見るに堪えない日記を見る羽目になった。

1998年は、僕にとっては全く何も起こらなかった年である。
年表で言うと、1114年と同様に、何も書かれずにスキップされるだろう。
その年は、ほとんど誰とも話さず、淡々と大学に通い、毎日本を読み、毎日テレビを見て、隔週の間隔で映画館に映画を見に行っていた。
模範的かつ誰からも敬遠される学生像である。

1998年の日記には、「○○死ね」とか「××の毛穴にボツリヌス菌が入れ」とかいう記述は一切ない。
それどころか、有名人以外の個人名が日記にはいっさい登場しない。
その代わりに、自宅にかかってきたある勧誘電話(メンバーになるとレストランやカラオケで優待サービスを受けられる)の男に、「そんな生活送ってんの、君の人生終わっているね」と言われた、という記述がある日の日記に残っていた。
よく自暴自棄にならなかったものだ、今だったら絶対にそいつのアパートの玄関をマヨネーズまみれにしてるところだった。
ほとんど記憶に残っていない人に対してこういうことを思うのはどうかとも思うが、今のそいつには、イベント企画会社にでも入ってもらって、横浜開国博の不入りと、バブル世代の上司とゆとり世代の部下に挟まれたことによるストレスで、胃壁の粘膜層がすべて剥がれ落ちていてほしいものだ、と改めて真剣に願う。
実際にその通りになっていたとしても、願ったことに何の後悔もしない。
大人になるとは実に恐ろしい、僕の母親も嘆き悲しむことだろう。

…話が横道にそれたので、元に戻す。
1998年11月以来、どうやら僕は「台風クラブ」を見ていなかったようである。

相米慎二監督が亡くなってから今年で9年。
没後10年を目前にして、これから相米慎二監督の映画を見ていくことにする。
今から始めれば、2011年の命日に間に合うだろう。

ということで、手始めに近所のレンタルディスクショップからDVDを借りてくることにする。
皮肉なことだが、相米慎二監督が亡くなってから、身近なショップでも監督作品が陳列されるようになった。
何度も言及するが、僕が「台風クラブ」のレンタルVHSを店で見かけたのはただ1度、西荻窪の巨大なショップでだけである(後に、相米慎二監督は西荻窪在住であったことを知った)。

近所のレンタルディスクショップでは、アイテムのデータベースをウェブで公開している。
便利な世の中である。
これで、ありもしない「四月怪談」や「あいつ」を求めて、商品棚を血眼になって探す必要はなくなったのだ。
早速、「相米慎二」と入れて、検索。

結果が表示された。
近所の店には、相米慎二監督作品が2つしか置いていないことが判明する。
「台風クラブ」と「魚影の群れ」だけ。
信じられないかも知れないが、近所のレンタルショップには「セーラー服と機関銃」すら置いていない。
試しに調べてみると、「セーラー服と機関銃 1」なら置いてあることが判明した。
長澤まさみのドラマ版だ。
みんな忘れているかも知れないが、もちろん「東京上空いらっしゃいませ」もない。

誰も共感しない僕のお得意の皮肉は、もはや皮肉にすらならない由々しき事態だ。
時代を彩った数多くの名作とともに、このまま消えていく運命なのかも知れない。

…気を取り直す。

店に出向き、「台風クラブ」のDVDを借りて、自宅に戻る。
記録している限り、自身4回目の鑑賞である。

新しい発見はそんなになかったけど、やはり最初から最後まで好きな映画である。
ただし、内容から言って、僕の偏屈な性格をよっぽど理解してくれる人以外にはこの映画を勧められない。
「この映画、最高、見なさい」と安易に推薦すると、人格を疑われる可能性がある。

1995年にテレビで放送されていたのを見たとき、なぜ登場人物がその行動を取るのか理解できないシーンがあった。
今回、DVDのノーカット版を見て、ようやく理解することができた。
放送でカットされたシーンがあることは数年前から知っていたが、これでガッテン、ガッテン。

主人公の結末はやはりどうしても受け入れられないが、ワンカットなのがせめてもの救いである。
それに、ラストのシーンで十分リカバリされていると思う。
ストーリー上、なぜ男子生徒のうちの1人が学校にいなかったかが、今になってみるとよくわかる。

さて、この映画を最初に見たとき、僕は生徒の側で見ていたつもりだった。
劇中に出てくる三浦友和の台詞によると、僕はもう「あと15年の命」を全うしたことになる。
まあ、なってしまったものは仕方がない。
大人になるとは実に恐ろしい、僕の母親も嘆き悲しむことだろう。

1つだけ思い出したのは、僕の口癖である「やっちゃって やっちゃって 何でもやっちゃって」というのがこの映画の冒頭のシーンに出てくる台詞だった、ということだ。
同じく口癖である「いちばん初めに雨を見た」の方は覚えていたのだが。

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2010-03-05 Fri.

約定

2010-03-05

いいなー、僕も誓約書を突きつけたい。

でも、あの誓約書に書いてあることは、実に常識的な内容だと僕は思う。
誓約書にあるルールを破って報道するマスメディアがいるのか、そちらの方が気になる。

持ちつ持たれつの精神で。
これがダメなら、記者クラブ制度って何なんだろう。

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2010-03-04 Thu.

上空

2010-03-04

2010年3月4日放送の「空から日本を見てみよう」は、阪神工業地帯を取り上げていた。

神戸製鋼の上空から、鉄の作り方を説明。
北九州市民として、実にうらやましい。

刺激を受けて、企画書を書く。
その名も「空から小倉を見てみよう」。

くもみ: 「あれ、あそこにキラキラしたヘルメットみたいなものがありますよ」
くもじい: 「あれは、北九州メディアドームじゃ。中は主に競輪場として使われておるのじゃ。ここ小倉は競輪発祥の地、他にも小倉競馬場や競艇場もあり、北九州は公営ギャンブルが盛んなのじゃ…」

くもみ: 「あれ、あの電車、ビルのまん中の穴に入っていってますよ」
くもじい: 「あれは、小倉駅じゃ。走っている電車は北九州モノレール。ビルの真ん中に穴が開いているのは、拳銃で土手っ腹に風穴を開けられた様をイメージしておるのじゃ。駅前のピンクの建物は…」

くもみ: 「川に橋がたくさんかかってますね」
くもじい: 「これは、建設省との太いパイプをもとに予算を引き出して作った…」

くもみ: 「あれ、河口の方へ行くと、雨雲が広がって来ましたよ」
くもじい: 「これが、小倉の街を原子爆弾から守った雲じゃ。このあたりは上空から写せないのかのう…」

僕が考えると、実にネガティブすぎる。

「BRUTUS」No.681によると、魅力ある地方都市ランキングで北九州市は35位にランクイン。
ただし、何か関わりたくない力が働いている気がする。

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2010-03-03 Wed.

道明

2010-03-03

桃の節句とはずいぶん(幼稚園でのイベント以来)縁のない僕ではあるが、毎年必ず食べたくなるのが「桜餅」である。

この「桜餅」。
正月に食べる餅の形状、あるいは「ぜんざい」ほど目立つことはないが、常に論争の種になる食べ物の1つである。

東京で、「桜餅が食べたいでありんす」などと空気を読んだ甘えをたまにのたまうと、謎の和菓子が出てくる。
もっとも、「謎」というのは僕にとってだけである。
関東では、「桜餅」といえば、この「謎」の和菓子のことを言う。

「ちがうちがう、これじゃなくて、こしあんをおはぎの中身みたいな餅米で包み、といってもその餅米は桜色で、その周りを塩漬けした桜の葉で包んだ、といってもその塩漬けした葉は桜ではなくて別の何かの葉なのだろうけど…」
と説明をすると、
「それは「道明寺」、この田舎者めが!」
と罵声が返ってくる。

僕はこのやりとりを東京に来てからもう5、6ターンは繰り返したが、今でも慣れない。
だいたい、田舎者と言うけど、日本古来の都は…、とこの時ばかりは、奈良、京都、そして福原京の味方になる。

ようやく、道明寺なるものを手に入れ、食す。
道明寺を食べるときに、いつも「どーみょーじ!」と唱えて食べるのだが、これが織田無道のモノマネであることがばれたことは一度もない、お元気でしょうか?

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2010-03-02 Tue.

甘力

2010-03-02

6代目なっちゃんに桜庭ななみが抜擢された。

認知症予防のために、例の如く暗唱してみる。
今回は、星井七瀬の改名前の名前も覚えていた。
ドラマ「スキップ!」(NHK)は結構面白かった、トゥギャザー。

それにしても、スウィートパワーは夢のようなプロダクションである。
出水市出身であるところを見ると、桜庭ななみは鶴の化身なのだろうか。
部屋をのぞいてはなりませぬ。

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2010-03-01 Mon.

誤読

2010-03-01

「アメトーーク」に出てきたけど、さすがに「睦」と書いて「りく」と読む人名はあってはならないと僕は思う。
辞書にそういう慣用読みが載っているのだろうか。
それでも僕は到底、納得できない。

巷には、「マタニティー・ハイ」という概念があるらしい。
出産のハイテンションの勢いで、子供におかしな…、突飛な…、革新的な名前を付けてしまい、後で悔いるケースもあるそうだ。
他人事ではなく自分事、気をつけるようにしたい。
少なくとも、百科事典を引く、ウェブで検索する、といった行動は必須。

最近の杞憂は、悠仁親王の将来の結婚相手の名前に関することである。

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