曇天の続き

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2009-03-31 Tue.

中立

2009-03-31

このサイトを「あかひげ先生方式」でお送りしていることは、以前記した。
ただ、前回の記事には大きな認識不足があった。

どんな番組であっても、BPO(放送倫理・番組向上機構)からの見解は重視する。
だから、いくら手弁当だとしても、好き勝手なことを放送していいわけではないのだ。
あかひげ先生も当然、放送倫理に配慮して番組を作っているはずだ。
残念ながら、彼の番組を見ることはできないけど。

BPOはいつだって力の弱い視聴者の訴えを聞いてくれ、時に味方をしてくれ、「第4の権力」と呼ばれるマスメディアの1つ、放送局に対抗してくれる。
これで我が国の民主主義は安泰である。
めでたし、めでたし。

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2009-03-30 Mon.

嫌争

2009-03-30

僕は、競争や戦いを好まない。
たぶん、そういう性格だと思う。
自分のことはよくわからないけれど。

確実に言えるのは、「僕は好戦的ではない」ということだ。
原爆投下を免れた土地に生まれ育った、まさに戦後教育の申し子、である。

かといって、平和主義志向かといえば、そんな風にも思えない。
単に、争うことや戦うことが面倒なだけだ。

しかしながら、ある戦いだけは大好きである。

それは、「角を取る戦い」。

その東リ。
「アタック25」で1番、5番、21番および25番に入れるチャンスで、児玉清が高らかに宣言するあの戦いのことである。
3番に白が点灯した。

こんな風に、自分とだけ戦うことであれば、気が向いたらであるが、行う時もある。

「角を取る戦い」であるのに、解答者が角に入らない場合がある。
そんなとき、司会者児玉はこんなことをおっしゃった。

「どうしても25番をお取りにならないのは、何かお考えがあってのことか」

そんな「アタック」で問題を差し上げるアシスタント、沢木美佳子が前回をもって番組を卒業した。

個人的には、沢木さんのファッションで季節の到来を感じていたので、卒業はさびしい。
司会者のプレッシャーに負けず、言い間違えることなくわかりやすい声で問題を差し上げる(たぶん言い間違えないのだろう)沢木さんは実にすばらしかった。

10年間、お疲れ様でした。
またどこかでお見かけすることはできるのだろうか。

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2009-03-29 Sun.

村名

2009-03-29

国内であれば、市の名称でその位置が大抵わかる。
これが、以前の僕の特技だった。
NHKニュースで鍛えたのだ。

「平成の大合併」で、新たな市が数多く誕生した。
加えて、記憶力が低下した。
なので、市の名称だけでどこに位置するのか、今では見当がつかないことが多い。
「南セントレア市」しか知らない。

ところで、先日新聞のテレビ欄に見知らぬ村の名称が載っていた。
その村とは「あまつき村」である。
どこにあるのだろう?

それは、こんな文章の中に現れた。

オープニングで、あまつき村にある辞令が届く。

実際には下のように書かれていたのを、僕が上のように読んだだけであった。

オープニングで、天津木村にある辞令が届く。

老いを感じた。

ウェブを検索エンジンで調べてわかったことがある。
「あまつき」という言葉は、既に漫画のタイトルに付けられている。
そして、「あまつき村」という言葉も、既に使われているようだ。
ウェブを前にすると、もう新しいことなんて何もできない気がする。

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2009-03-28 Sat.

釣魚

2009-03-28

日曜日。
TBSで放送していた「釣りバカ日誌17」を見た。
能登を舞台に、石田ゆり子と大泉洋の恋模様を描いた作品だ。
僕だって、たまにはTBSを見る。

「釣りバカ日誌」シリーズを見るのは、恥ずかしながらこれで3作目だ。
前回は時代劇バージョンの作品を見て、それなりに楽しむことができた。

21時、放映開始。

22時。
「あれっ、もう「合体シーン」ってやらないんだ」

22時30分。
「そういえばこの話、釣りと全く関係なくない? 釣りを絡めないで、話が成立するのか?」

22時48分。
「えっ、これで終わり? 何の話のヤマもなかったじゃん」

見終わった後の議論の結論は、「TBSのカットの仕方が悪いんじゃないか」。
何でもTBSのせいにしては、TBSがかわいそうになってくる。

ネットで感想をいろいろ読んだけど、好意的な意見が散見された。
「釣りバカ」の変わらない持ち味が出ていて、これはこれでいいらしい。

新参者はこれにて退散することにする。

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2009-03-27 Fri.

擦違

2009-03-27

引き出物あるある。
「離婚したカップルの名前入り引き出物の扱いに困る」(「写真入り」のバージョンもあり)

今のところ、そんな経験に出くわしたことはない。
しかし、それに近いことが最近起きた。

某有名人同士の結婚披露宴の番組を録画したのだが、それをHDDからDVDに焼くか、消してしまうか悩んでいるうちに、当該カップルが離婚してしまった。

神田うののことではない。
離婚してないし、そもそも録画もしていない。

ところで、先日「ジャイケルマクソン」のDVDを見た。
文化遺産として残すには十分価値があると思う。

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2009-03-26 Thu.

限定

2009-03-26

関東地方、とりわけ東京出身の人に「ローカルタレント」の概念を説明するのは難しい。

「ローカルタレント」とは、全国的には知られていないが、ある地域では誰でも知っているおなじみのタレントのことである。
例えば…、この話、前にもしたな。

最近、知人が「チバテレビに出ていて、子供の頃から何度となく見ることはあるけど、他の放送局では見かけないし、名前もわからない人がいる」とぼやいているのを耳にした。

「そういう人こそ「千葉のローカルタレント」と呼べそうだ」と躍起になり、あらゆる方面から調査した。
そのかいあって、その人の面が割れた。

どうやら、轟二郎のことらしい。
番組とは、「おじゃまします!市町村街かどクイズ」のことだ。

テレビの歴史をひもとくまでもなく、轟二郎を「ローカルタレント」と呼ぶのは忍びないし、やや強引であろう。
「アーバンヘアー・ミキ」のCMで有名なヒップアップの川上さんを「福岡のローカルタレント」と呼んでいいのか悩むと同様に。

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2009-03-25 Wed.

懐歌

2009-03-25

先日、「サッド ヴァケイション」という映画を見たのは、既に記した。

この映画に、板谷由夏が出ていた。
地元という縁もあるのだろう、と簡単に推測することは、知っていれば誰にだってできる。

ところで、板谷由夏といえば、「SO.TA.I」を歌った、SOUTH END × YUKAのあのYUKAである。

鶴屋華丸とおタコ・プーと板谷由夏。
岡部はち郎が作詞した「テレビで放送 出産シーン」でおなじみのあの「SO.TA.I」である。

…こういうネタが通じなくなる時代が、確実に訪れている。
地方限定の話、とうち捨てられる恐れもあるが、それでも言いたい。
「あなたの街でも地元バージョンが流れただろ」と。

でも、僕は浅い知識ながらこう思う。
日本でヒップホップが一般的になったのは、EAST ENDとスチャダラパーとm.c.A・Tの功績だ。
ただそう思うだけで主張するつもりはないので、批判や反論は一切受け付けたくない。

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2009-03-24 Tue.

到達

2009-03-24

いやー、感動した。
興奮した。

「走る男」最終回のことである。

WBC?
見てなかった。
WBCに隠れて報道されないのをいいことに蠢く面々を捕捉するので忙しかったため。
TVでもっと取り上げられてもいいニュースがたくさんある気がする。

それにしても、「走る男」には感動した。
毎週放送を楽しみにしていて、結局4回しか見なかったけど、とにかく感動した。
番組放送期間の半ばで、安田団長がやる森脇健児のモノマネが注目されたけど、そんなことに関係なく走り続ける「走る男」に感涙した。

次は、「赤坂5丁目 ミニマラソン」である。

えっ、「走る男II」?。
これじゃあ、「24時間テレビ」で走れないじゃないか…。

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2009-03-23 Mon.

牽制

2009-03-23

特徴があるのに物真似をしてはならない、「物真似タブー有名人」に該当する人がいる。

いやいや、矢沢永吉のことではない。
もうちょっとシビアな条件の人だ。

例えば…、といって例を出すこともできない。
その人の真似をしても、絶対に笑いにならない。
むしろ、非難され、突き上げを食らう。
なので、誰もその人の真似をしないし、僕も封印している。

でも、別にタブーとは目されてないのに、誰も物真似しない人がいる。
真似しやすい特徴があるにもかかわらず。

その一例と考えるのが、社会民主党党首のあの人である。
僕はこの人の特徴を習得し、時折披露するのだが、どの現場でも全く歓迎されない。

たぶん、この人の人気がないからだと思う。

この「人気のない人」の対極にいるのが、みんな大好き「船場吉兆の女将」である。

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2009-03-22 Sun.

賛辞

2009-03-22

先日、友人が「これまで君にどんなことで褒められたか、思い出してみた」と言われ、その内容を説明してもらった。
こういったことをきちんと覚えてくれている友人に感激した。

自分もそれに習って、人に褒められた経験を思い出そうと試みた。
…何にも思い出せない。
非難された経験なら吐きたくなるほど記憶している。
くだらないことばかりして、人に迷惑をかけているからであろう。
いや、褒められたことがないわけではないだろうが、とにかく、褒められたことは一切覚えていない。
だとしたら、全く恩知らずな人間である。

それでも、「自分に送られた賛辞」と勝手に解釈している言葉なら、2つだけ覚えている。
その1つが、僕の高校当時の音楽的嗜好を語ったときに評された言葉である。

「お前の聴く音楽は渋谷系だ」

小倉ですっ転がっていた僕にはもったいない言葉だ。
影響を与えてくれた、高校時代の友人に感謝する。
それにしても、21世紀に「渋谷系」という言葉を聞くとは思わなかった。

もう1つは、小倉を離れて7年ほど経った頃の話。
自分が小倉出身だと明かしたときにいただいた感想である。

「福岡出身には全く見えない」

故郷を脱出したかいがあった瞬間である。

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2009-03-21 Sat.

契機

2009-03-21

先日、映画「手紙」を見た。

この映画、甘栗好きがきっかけで予期せぬ犯罪が起こってしまう。
数少ない「甘栗ムービー」の1つといえる。

というのが、この映画を見た感想だ。

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2009-03-20 Fri.

不服

2009-03-20

「この窓は君のもの」とは、古厩智之監督の映画である。
1995年の作品である。
見たはずだけど、内容を全く覚えていない。
なお、「この窓は、キミのもの。TBS」とは、TBSのコーポレート・スローガンであった。
2003年から使われていた。
確か、社内のスタッフが「討論して選定した」はずである。

先日、古厩智之監督の映画「奈緒子」を見た。
たぶん、この映画を見て原作を判断してはいけない、という好例だと思う。

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2009-03-19 Thu.

風化

2009-03-19

ライオンの洗剤、「トップ」のCMが変わった。
菊川怜が出ているのは変わらないが、それまで使われていた歌が流れなくなった。

前作の「トップ」のCMで流れていた歌。
誰が歌っているのか、僕はずっと気になっていた。
初めて聞いた瞬間、僕はこの声に聞き覚えがあるように感じた。

谷村有美の声に似ている。

一時期、永井真理子に始まり、久宝留理子、加藤いづみ、奥井亜紀などを「GiRLPOP」と呼ぶ流れがあった。
1990年代前半、ソニーあたりがそんなことを言っていた。
何の盛り上がりもない僕らの世代を代表する、流行の1つである。
谷村有美もその頃に活動していた。

谷村有美は非常に特徴的な声の持ち主である。
学生時代に教師に「おまえの声は変だから、合唱で声を出すな」と言われた、というエピソードがあったはずである(一部の教師はいつだって教え子の芽を摘みにかかる)。
なので、CMの歌を聴いたとき、まず間違いなく谷村有美が歌っている、と確信した。

しかしながら、谷村有美の公式ブログには、本人からそれについてのコメントはない。
ライオンのウェブサイトでも、誰が歌っているのかは明らかにされていない。

あるサイトには、あの声は「おさかな天国」の柴矢裕美ではないか、との推測もあった。
結局、真相は闇の中である。

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2009-03-18 Wed.

舞台

2009-03-18

10年くらい前。
深夜に放送されている30分ドラマを好んで見ていた。
「ハートにS」に広末涼子が出た頃の話だ。
フジテレビとテレビ朝日と日本テレビとテレビ東京でやっていた深夜ドラマをよく見ていた。
例によって、内容はおろか、番組のタイトルすらほとんど覚えていない。

しかしながら、ある番組だけは覚えている。
フジテレビでやっていた「Tokyo 23区の女」。
東京の各区を舞台とし、女性を主人公にしたストーリーが展開される1夜完結のドラマである。
「渋谷区の女」「世田谷区の女」といったように。

このドラマを、僕は小倉で見ていた。
東京という街は区ごとに特色があり、だからこそ各区で1つずつドラマを作ることができるんだ、と感心した。

北九州ではこんなことはできない。
「Kitakyushu 7区の男」というドラマを想像してみたが、どの区でも法律に抵触する話、あるいは市政と市民との小競り合いの話になりそうで、放送に耐えられそうにない。

小倉で暮らした最後の年、僕はこんなことを考えていた。

ところで、先日「サッド ヴァケイション」という映画を見た。
青山真治監督の作品である。
この映画は、いわゆる「北九州サーガ」の完結編、と言われている。
「Helpless」「EUREKA」に続く三部作である。
北九州を舞台に連作を作ることができる、というすばらしい証明である。

「Helpless」を見たときもそうだったが、「サッド ヴァケイション」を見た後、僕は少し調子が悪くなった。
たぶん、多用されている北九州弁や、本当にいそうな荒々しい北九州人の描写のせいだろう。

「タフでなければ暮らしていけない。ゴネなければ暮らす資格は得られない」
フィリップ・マーロウが北九州についてつぶやいた言葉、ではない。

北九州をリアルに描くと、こんな感じになる。
「北九州サーガ」は正しい。
全く「尾道三部作」がうらやましい。
「下妻物語」ですら、うらやましく感じる。

ちなみに、深夜ドラマの方だが、「美少女H2」あたりで見切りを付けた。
「ケータイ刑事」シリーズなんて、見たこともない。

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2009-03-17 Tue.

人数

2009-03-17

ここで、クエッション。
現在、DA PUMPのメンバーは何人か。

正解。
9人である。

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2009-03-16 Mon.

合手

2009-03-16

僕は無趣味の人間である。
厳密に言えば、「趣味はあるけれど、一般的には趣味とは言えない趣味なので、無趣味ということにしている」。
でも、「趣味がない」というのは社会には受け入れられないことのようなので、時々趣味を偽装する。
最近の「趣味偽装」は、料理である。

実際、ここ最近は料理をするようにしている。

もちろん、テーマソングはチェリッシュの「COOK・クッキング」である。
だけれども、本家のように、料理中に料理酒を飲んだりはしていない。
システムキッチンもクリナップではなく、パナホームである。

♪クッーキング クッーキング クッーキング

の後に、

「せっせ せっせ」

と合いの手を入れることができれば、上級者。
言わずもがな、そんな合いの手は誰も入れてはくれないので、1人でそのパートも担当せざるを得ない。

「できたー」

そして、「楽しい夕食」の始まりである。

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2009-03-15 Sun.

旋律

2009-03-15

土曜日、夜中。
CSのファミリー劇場で「幽☆遊☆白書」の集中放送がやっていて、半分くらい見てしまった。
「霊界探偵編」である。

原作と違い、毎回めまぐるしくクライマックスが訪れ、少々閉口する。
スタジオぴえろや、声優陣や、音楽が本間勇輔であることや、いろいろ言いたいことはあるのだが、その辺はうちの妹に任せることにする。

それより、懐かしく感じたのは、主題歌だ。

馬渡松子。

すっかり忘れていた。
僕がBONNIE PINKや川本真琴を今でも聞いているように、馬渡松子のファンという人がきっと現存するのだろう。
「リーシャウロン」とか「メディア・レモラス」といったワードも大変懐かしい。
僕も「2つ○をつけて ちょっぴり大人」になった気がする。

そういえば、高橋ひろ(合掌)とか、PERSONZとか、田村直美とか、TWO-MIXとか…、いやTWO-MIXは違うな…、とにかく当時はそんなのばっかりだった。
その辺の事情が今どうなっているかは、今度うちの妹に聞いてみることにしよう。

「アニメソングは「Get Wild」以前、以後に分かれる」というのが、友人からインスパイアされた僕の学説である。
こんな弱い説では各方面から袋だたきに遭うかもしれないので、少なくともうちの妹の前では言わないことにしよう。

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2009-03-14 Sat.

赤髭

2009-03-14

出演者がスポンサーを兼ねて、好みの番組を作る。

これが、番組制作の理想形である。
こういう形に持って行けば、内容がくだらなかろうが、視聴率が低かろうが、局の意向があろうが、金が続く限りいつまでも番組を続けることができる。

この代表が、あかひげ先生の「女又力くん」的な番組である、たぶん。
「女又力くん」とは、数少ない関東ローカルギャグの1つである、たぶん。

このサイトも、スポンサーを付けず、自分でサイト運営費を払い、好き勝手なことを記述するという、「あかひげ先生方式」でお送りしている。

追記:上記の文章、「あかひげ先生の番組のクオリティが低い」という意味では決してない。長寿番組には何らかの存在意義がある、はずである。何より僕は、あかひげ先生の番組を見たことがない地方出身者なので、何の感想も語れない。

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2009-03-13 Fri.

惜別

2009-03-13

僕が初めて乗ったブルートレインは、「はやぶさ」である。

「はやぶさ」とは九州と東京を結ぶ寝台特急列車である。
僕が乗った当時は、西鹿児島駅から東京駅までを結んでいた。
当時、日本最長距離を走る寝台特急であった。

小学2年、もしくは3年の頃の冬。
「いっそ」のじいさんに連れられて、鹿児島県出水市に鶴を見に行った。
確か、博多駅から特急「有明」に乗ったはずである。

「出水市に鶴を見に行く」とはどういうことなのか、ピンとこない人もいると思う。
実際行くと、その光景は圧巻である。
毎冬、尋常じゃない数の鶴が出水市に飛来し、そこで越冬するのである。
その数、優に1万羽を超える。

その出水市から小倉に戻るために乗った列車が「はやぶさ」であった。
九州島内であれば、「立席特急券」という切符で寝台列車に乗ることができたのだ。
「いっそ」のじいさんの粋なはからい、というか、単にじいさんが鉄道ファンであっただけのことだ。

当時、子供だった僕は、ブルートレインに乗れるということで、大変興奮した。
今でもそのことはよく覚えている。

しかし、それ以来、ブルートレインに乗ったことは1回しかない。
その1回も、弘前駅から東能代駅まで「あけぼの」に乗っただけである。
寝台特急で寝台を利用して、長距離を移動したことはない。
小倉から本州を目指すときも、飛行機か新幹線を利用するのがほとんどで、寝台特急を利用することはなかった。

「はやぶさ」は紆余曲折を経て、「富士」と一緒になり、その「はやぶさ・富士」も今日で終わりである。
1度くらい寝台特急で帰省すればよかった。
実に悔やまれる。

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2009-03-12 Thu.

変形

2009-03-12

右耳の一部が少しはれぼったい。

この現象に気付いたのは、1か月くらい前のこと。
右を下にして横になると、耳が痛いのに気付いてからだ。

膿でもたまっているのではないか、と思い、耳鼻科に行った。

医者に症状を話し、右耳を数秒見てもらうや否や、医者は病名を告げた。

「耳介軟骨膜炎」

組織液がたまっているだけで、膿ではない。
液を抜いてあげてもいいが、またすぐに液がたまりますよ、とのこと。
「何か支障はないんですか」と尋ねたが、「特にない」らしい。

柔道をやっている人がなりやすいのだそうだ。
もちろん、柔道なんてやっていない。
どこかにぶつけましたか、とも聞かれたが、いやはや記憶にない。
3割負担で、810円也。

また1つ、微妙な病気を抱え込んでしまった。

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2009-03-11 Wed.

対応

2009-03-11

2001年くらいから、ずっと不眠症である。
寝付きが悪かったり、2時間に1回は目が覚めたり、1晩中ずっと夢を見たりしている。

ところで、最近、夢がバージョンアップされた。
夢の中で見るテレビで、BSデジタルが映るようになったのだ。
自宅のテレビにBSデジタルを導入したのが原因だろう。

これで、安心して2011年7月24日を迎えられる。

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2009-03-10 Tue.

眼鏡

2009-03-10

2001年くらいから、ずっと不眠症である。
寝付きが悪かったり、2時間に1回は目が覚めたり、1晩中ずっと夢を見たりしている。

ところで、最近、映画「めがね」を見た。
荻上直子監督の作品である。
しかも、3回も見た。

3回見たのには理由がある。
映画の途中で必ず寝てしまうからだ。
3回ともである。
ちょうど、加瀬亮が出てくるあたりで、必ず寝てしまう。
そして、気付いたら、市川実日子と小林聡美が車に乗っているシーンになっている。

話が嫌いなわけではないのに、どうしても眠ってしまう。
「めがね」はある意味すばらしい映画なのかもしれない。

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2009-03-09 Mon.

収集

2009-03-09

東京ガールズコレクション、というのがある。
最近、よくテレビで見る。

何なんだろう、「東京ガールズコレクション」って。
「東京ボーイズ」なら知っているんだけど。

天気が良ければ晴れだろう。天気が悪けりゃ雨だろう。雨が降ろうと、風が吹こうと。東京ボーイズ。朗らかにー。

ちなみに、「東京バナナボーイズ」は「カルトQ」のエンディングテーマを歌った。
「TOKYO SHOCK BOYS」とは、電撃ネットワークのこと。
そして、同じように世界的に有名で、名前がなかなか覚えられないのが「が〜まるちょば」である。

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2009-03-08 Sun.

到来

2009-03-08

ついに来た。
先週から、目と鼻がやけにかゆい。
これは、花粉症に違いない。

毎春、花粉症にならないことが僕の自慢だった。
花粉症の友人には同情するものの、自分は絶対に花粉症にかかりたくないと思っていた。
「花粉症になる=都会に負けた」というのが、僕だけに適用している僕の持論である。

それが、ついに花粉症になってしまったようである。
きっと、先日「もう小倉に帰らない」宣言をしたせいであろう。
神様は、片手間でもしっかり目を光らせているようだ。

とは言いつつ、1週間くらいで症状がなくなってしまった。
花粉症の皆さん、お先に上がってしまいすみません。
来年もまた花粉症になるのだろうか。

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2009-03-07 Sat.

先手

2009-03-07

定額給付金が政府から出ることになった。
もらってやる。
ていうか、税金返してくれ。

ところで、2009年2月1日に住民票があれば、定額給付金が出る、と新聞に載っていた。
昨今生じた諸般の事情から酒代に窮している僕は、早速実家に電話をした。

僕:「じいさんにも定額給付金が2万円出るみたいだよ」
母親:「こないだあんたが実家に帰ってきたとき、たいがい飲んだやろ。その代金にあてる予定」
僕:「…」

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2009-03-06 Fri.

足踏

2009-03-06

ちゃんと追跡報道が出た。

毎日新聞に、「奉祝議連:天皇即位20年で国民参加の事業−−財界と合同で」というタイトルの記事が載ったのだ。

超党派の「天皇陛下御即位二十年奉祝議連」(会長・森喜朗元首相)は、(中略)即位の礼から20年にあたる11月12日に国民参加型記念事業を行うことや、同日を1年限りの祝日とする祝日法改正案の早期国会提出などの方針を確認した。

国民が議論に置いていかれている気もしないでもない。
まあとにかく、いろいろ都合もあるので、休みになるなら早く休みにして欲しい。

なお、「奉祝議連」の会長は、「森喜朗が認める石川五大偉人」であることを重ねて記しておく。

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2009-03-05 Thu.

友旅

2009-03-05

俳優の中島久之さんについて調べていたら、過去の土曜ワイド劇場で放映されたあるシリーズについての記述が見つかった。

「フレンド旅行社シリーズ」

懐かしい。
愛川欽也(社長)と鳥越マリ(倫子)が出ていたやつだ。
小学生の頃、土曜の昼に再放送を嫌と言うほど見た。
機会があれば、もう1度見てみたいものだ。

先日放送の「西村京太郎トラベルミステリー」を久しぶり見た(「上野駅13番線ホーム 」)。
だが、展開が早すぎて全くついていけなかった。
昔に比べて、僕の情報処理能力が格段に低下しているので、仕方がない。
こちらも、高橋英樹が出る前の亀さん(キンキン)メインのバージョンをもう1度見てみたいものだ。

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2009-03-04 Wed.

悪癖

2009-03-04

今日放送の「相棒」。
テレビ欄に「中島久之」の名が出ていた。

中島久之といえば、土曜ワイド劇場でおなじみの俳優である。
彼が2時間ドラマに出ていれば、十中八九、彼が犯人である。
今回も、彼が犯人に違いない。

…と思いたいのは山々だが、これは「僕の悪い癖」。
そんな簡単な話は、平成の世には起こりえない。
最近では、作り手が我々視聴者の読みを見透かして、彼を犯人っぽく見せて結局犯人でない場合もある。

何はともあれ、「相棒」に中島久之が出るのは、実に喜ばしい。

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2009-03-03 Tue.

困惑

2009-03-03

「北北西に進路をとれ」を見た。
アルフレッド・ヒッチコック監督の名作である。

見事に話についていけなかった。
あるサイトの映画解説に「細かいことは気にせず、主人公に感情移入して楽しむ作品」と書いてあったのが、唯一の救いである。

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2009-03-02 Mon.

手抜

2009-03-02

いい加減「桜」(「さくら」)というタイトルの歌を新たに作るのは、やめにしない?

クリエイターの怠慢のように感じてしまう。

それ以前に、覚えきれない。

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2009-03-01 Sun.

擁護

2009-03-01

「女の道は一本道に御座います。定めに背き引き返すは恥に御座います」

高岡蒼甫の不倫疑惑が報じられた。
それに対する、宮崎あおいの受け答えが毅然としていて、各方面で賞賛された。
その受け答えの様子が、上の台詞とセットにされ、報道された。
安っぽい組み合わせに、僕は少し吐き気を感じた。

しかし、僕は思う。
何より、宮崎あおいの隣にいた宮藤官九郎のフォローがとてもすばらしかった。
あれこそが大人の対応である。
カメラが彼の姿をほとんどとらえていなかったのが、本当に残念である。

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