黒翼
スターフライヤー羽田-福岡線の羽田空港の発着ターミナルが、第2から第1へ変更される。
順当に行くなら、北九州線の第1を第2に移すべきだった。
そうならなかった理由は、知らない。
今後は、北九州と福岡線が第1、関西と山口宇部が第2となる。
どちらかにまとめることがブランド戦略になるのに、とても残念。
スターフライヤー羽田-福岡線の羽田空港の発着ターミナルが、第2から第1へ変更される。
順当に行くなら、北九州線の第1を第2に移すべきだった。
そうならなかった理由は、知らない。
今後は、北九州と福岡線が第1、関西と山口宇部が第2となる。
どちらかにまとめることがブランド戦略になるのに、とても残念。
「内村光良 銀河英雄伝説」というキーワードがトレンドに上がってきていた。
それを見て、懐かしく高揚した気持ちになる。
僕の最も好きなコントの1つが、「ウリナリ」の内村・東野コーナーだからである。
露鳩出似郎から、銀河放浪伝説、そして伝説のシャドーマンへと至る流れは、今振り返っても心温まる、TVの思い出である。
当時を知らずに語るのは、まるでジャドーズを知らずに繰り出された、アメリカにおける「はっぱ隊」のリアクションのようなものだが、当時ですら、内村・東野コーナーについての共感を得られなかったのだから、仕方がないか。
ぜひとも、ネットから「内村・東野コーナーの1年を振り返る」の動画を見つけてほしい。
情報処理技術者試験を受験。
今回は、情報セキュリティマネジメント。
情処は14回目の受験、セマネは初めて。
当初セマネを受けるつもりはなかった。
試験当日に大きな予定で入りそうだったからだが、2か月前でキャンセルになり、急遽申し込んだ。
場所は、地名に異議有り大学、城下町キャンパス。
2016年秋期以来4回目。
当日は大雨。
まあ、どんな天気でも、試験当日が憂鬱になる要因になる。
「僕らの時代」の広末涼子×新垣結衣×永野芽郁の回を見ようか見まいか悩んだが、結局録画することすらなかった。
きっと、大人になったのだろう。
大学はもうすぐ、学園祭の季節である。
ポスターには、女装コンテストの参加者募集がうたわれていた。
地獄のようなイベントである。
午前を受験。
予想していた通り、時間が余ってしまう。
問題文で2年ぶりに「シャドーIT」と対面した。
この2年間、情処以外で「シャドーIT」という言葉に出会わなかったのは、きっと幸運であろう。
「ファジング」とか「DLP」とか、時間が余っても、わからないものはわからない。
退出可能時刻になり、一番に教室を飛び出す。
すぐに、スマートフォンで不明単語を検索。
すばらしい時代になった。
しかしながら、誤答が予想より多いことがわかり、午後へのモチベーションが下がる。
午後を受験。
「従業員所有の端末を社内システムにつなぐなんて、やめようよ」という心の叫びも無視され、システムポリシーの作成は紙面上で進められていく。
1問で2か所をマーキングしたのは、人生初めてだと思う。
終了30分前くらいで、途中退室。
緑あふれる場所から街へと移動し、楽しみにしていたラーメン屋へ。
しかし、ラーメン屋の建物が跡形もなく消え去っている。
うまいラーメン屋を失った街など、何の魅力があるだろう。
調べてみると、ビルの建て替えで県外に移転中とのことで、現地での再開は来年以降。
試練は続く。
後日、自己採点。
午前は想定以上に間違っていたものの、基準点は超えていた。
そして、午後は、満点。
国家試験での満点は、2005年のソフトウェア技術者試験以来。
この手の記録が更新できたことは、単純にうれしい。
新聞に文化放送の広告。
大竹まことの写真とともに、次の文章が掲載されていた。
有言実行。
公約1 ラジオの「一線」を越えます!
公約2 私は発言に責任を持ちませーん!
公約3 すべての男風呂を混浴にします!
…この手の広告がどうやっても滑る宿命にあるのは、さておき。
注目するべきは「公約2」である。
「有言実行」とうたいながら、「発言に責任を持ちません」というのは、自己言及のパラドクスに近い。
これなら、「公約3」が、月亭可朝の選挙公約を、面白いと思ってカジュアルに借用している(というそしりを受けても仕方ない)のも見逃されるものだろう。
「キングオブコント2017」を視聴。
先に片付けておくけど、事前番組を見ていなかった僕が悪いのだろうが、「みちょぱ」とは何だったのだろうか。
あそこだけ、コーナーが真空みたいになっていた。
まず、今回最も大きな被害を受けたようで、無傷に終わったのが、パーパーである。
5番目という順番によって、番組が終わる頃には存在をすっかり忘れ去られてしまったことは、幸運と言えよう。
今回は、ファイナルに残った組と、そうでない組で、明確に差が出た大会であった。
思いつきやすい設定で、何の工夫もないまま最後まで盛り上がりを作らないのは、それなりの結果にしか終わらない。
ジャングルポケットの1本目が、よくできていたと思う。
また、さらば青春の光の設定が2本ともとてもよく、着実に実力をつけていることがわかった。
アンガールズは、キャラの浸透性を十分に生かした、盤石のコントであった。
かまいたちのような力強さが優勝に値するのは、賞レースならではである。
さて、にゃんこスターは、「まあそうだろうな」という感想。
伊集院光は「お笑いブームが次の局面に」と言うが、もう数年前から「感覚の時代」が見え隠れしていたように思う。
蓄えてきたものをストレートに出すことが売れるための近道であるが、それが下積みなくできる芸人がしばらく現れなかった。
ただ、大会の構成的には、出番が7番目でよかったと心底思う。
これが、2番目くらいだったら、そして、2本目のネタがもう少し作りこまれたものであったら、優勝もあったかもしれない。
「昨日のことのように思い出される」という表現はあるが、現実はもはや、昨日のことですら全く思い出せない惨状である。
もう許してあげもいいのではないか。
別に、自分で「取りたい」と言ったわけではない。
それで、ボブ・ディランに取られ、今年はカズオ・イシグロに取られてしまい、立場がない。
周囲が勝手に期待値を上げ、落胆している。
典型的な「スベらされている」パターンで、かわいそうになる。
「たけちゃん、今日来るかな」
これこそが、しばらく忘れていた、TVのワクワク感である。
衆議院が解散された後、選挙告示前というタイミングの引きも、すごいものだと思う。
そして、毎週の生放送で、言いたいことをどれだけ抑えているのか、と深く感心。
それにしても、「大嫌いですよ」と即答したのは、よかった。
根が深いし、博士は悪い。
ドナルド・トランプの芸風は、もはや有吉弘行である。
「ぼくドラえもん -ドラえもん ソング・コレクション-」というアルバムを手に入れ、聴いている。
大山のぶ代の歌声を聴いていると、涙が止まらない。
この声に、どれだけ楽しませてもらったことか。
漏れ聞こえてくる彼女の病状を思うと、感謝の念が止まらない。
ぼくらは確かに未来の地球っ子であったし、現在の地球っ子である。
その中に「浪曲ドラえもん」というトラックがある。
異色な取り合わせに聞きごたえがあるのだが、作曲は菊池俊輔、そして作詞は久世光彦であることを知った。
久世は、「パーマンはそこにいる」の作詞もしている。
後にこういう事実を知るだけでも、生きている意味はあるのではないか、と思う。
出てきた時から「どうか」と思っていたが、ももちひろこは何だったんだろう。
映画「トイレのピエタ」を鑑賞。
「どんな映画でも見る価値がある」というので、前向きな感想を残す。
まず、「こんな映画、まだあるんだな」という発見があった。
才能があって無気力そうな男を出して、若手女優に叫ばせて、子供が亡くなって、というやつである。
「子供が亡くなって」がネタバレであるけど、この流れは死ぬだろ。
そして、「もうこの映画を選ばすに済むな」という知見を得た。
この監督作品の映画を見ない、とまでは言わない。
ただ、一番「ためになった」ことは、この時代、人に水をかけてはならない、ということである。
それどころか、服のままプールに入ってもならない。
なぜなら、人はスマートフォンを持っているからである。
いくら防水とはいえ、かなり大きなリスクである。
まず、スマートフォンをポケットから出す、という演技が必要になる。
なので、「やりたい演出」でも、やってはならない。
そもそも、「やりたい」と思った時点で、センスとクオリティについていろいろと疑いたくなる。
最後に、市川紗椰の演技力を見ると、「成長すればいい」とは一応は願うが、中川翔子みたいなポジションでもういいんじゃないか、とも思う。