レッドカードではない
2006-07-19
こうして比較するのも、本当はよくないんだろうけど。
もう十数年前の話だが、吉本興業所属のあるタレントは、未成年淫行罪で逮捕された。
しかし、現在も同じ事務所に所属し、芸能活動を続けている。
今朝報道された山本圭一の解雇劇と比べると、事務所の対応が違う。
しかし、これは不公平な裁定ではないのだろう。
今の社会事情を考慮しても、今回の解雇は行き過ぎではないと僕は考える。
僕は一視聴者なので、この件については過去の言動、週刊誌の報道などから類推するしかないが、それでも画面や誌面から伝わってくる「脇の甘さ」を見ると、「レッドカード」「一発退場」ではなく、「イエローカード」「累積退場」だったのではなかろうか。
山本圭一は、日頃から性癖を「ネタ」としてテレビで公然と発言していたが、プロの芸人なら「ネタ」と「現実」の区別をつけて欲しかった。
確かに、長年笑わせてもらった。
でも、彼のことはもう記憶から消したいし、話題にもしたくない。
これから番組の編集作業、商品の回収作業等でまだまだ彼に関わらなければならない人たちには悪いけど、所詮「一視聴者」なので。