曇天の続き

Diary > 2008 > 04 | Calendar | RSS 1.0
2008-04-30 Wed.

静狂

2008-04-30

いよいよ、5月1日に「相棒 劇場版」が公開される。
仕事のため、作品を公開日には見られそうにないが、なるべく早いうちに見に行こうと画策しているところだ。

ところで、僕の実家では「水谷豊視聴率」が比較的高かった。

記憶の彼方だが、古くは実家のテレビに「熱中時代」が映っていた(たぶん再放送だろう)。

水谷豊をはっきり意識し始めたのは、日本テレビの「浅見光彦シリーズ」からである。
火曜サスペンス劇場と土曜日にやっていた再放送を欠かさず見るようになった(母親が内田康夫の小説のファンであった)。
続く「朝比奈周平ミステリーシリーズ」「地方記者・立花陽介シリーズ」も見たし、「事件記者チャボ!」の再放送も見た。

水谷豊好きを決定づけたのが「刑事貴族2」及び「刑事貴族3」である。
中学時代、毎週の放送を楽しみにしていた。
高校時代に再放送をやっていたときには、たまたま番組のファンだった同級生と作中の名台詞をよくまねていた。
現在はその友達とは交流がないが、「刑事貴族」の流れを汲んでいる「相棒」をその友達もきっと楽しんでいることだと思う。

実家を離れて、自発的に水谷豊を見ることはなくなった。
「探偵物語」の再放送を見たくらいだ。
帰省したとき、実家で久しぶりに水谷豊を見たことがあるが、青年の姿で記憶が止まっている僕にとって、壮年へと変貌した水谷豊はちょっと衝撃だった。

そして、「相棒」が話題になっていることを耳にし、水谷豊に回帰することになる。

僕には25年以上前から水谷豊がすり込まれていたようである。
これが、今現在「相棒」に夢中になっている最大の理由である。

Link
2008-04-29 Tue.

赤面

2008-04-29

先週末は、「マリオカートWii」と「相棒」漬けの2日間だった。

ところで、「SmaStation」の水谷豊特集を見ていて、気になる箇所があった。
それは、画面の下に流れる視聴者からのメールの文面で、その内容は次の通りだ。

「私の上司にどう見ても水谷豊さんを意識している人がいます。でも水谷さんの方が100倍かっこいいです」

これは大変恥ずかしい。
まるで自分がそう言われているような感覚に陥った。

いやいや、僕は水谷豊(あるいは杉下右京)の風貌や仕草をなぞるようなことは断じてしていない。
たぶん、していないはずだ。
少なくとも、意識的にしてはいない。
でも、どこかでそれが出ているかもしれない。

とにかく、「これから気をつけよう」とだけ思った。

Link

[記録] 見た「相棒」

2008-04-29

「裸婦は語る」
「悪女の証明」

Link
2008-04-28 Mon.

伝言

2008-04-28

少し前に父方の祖父が亡くなった。
少し前といっても、すでに一周忌も終えている。

今年の正月に、祖父の遺品を形見分けした。
僕がもらったのは本が2冊である。
もう1冊欲しい本(図鑑のたぐい)があったが、そちらの方は父親に取り上げられた。

もらった2冊のうちの1冊は、内容が陳腐化しており、読む気にになれなかった。
もう1冊の方は先日読み終えた。
「時間」(本川達雄)という本である。

この本の奥付には1996年の第1刷と書いてある。
祖父は80歳前後でこんな本を読んでいたのか、と改めて感心する。

ところで本の内容だが、生物学的観点から時間という概念にアプローチしており、あまり興味の持てる話ではなかった。
むしろ「聞いたことのある話だな」と思い調べてみたら、やっぱり10年以上前に読んだことのある「ゾウの時間 ネズミの時間」と同じ著者の本だった。

しかし、本の中にやけに楽譜の掲載が多い。
作詞、作曲は著者となっている。

おまけに、巻末に「なまこ」の話が載っている。
なまこはグニャグニャと揉むと液体状になる、という話だ。
これってもしかして…。

調べてみると、著者はやはり、こないだテレビで見たばかりの「探偵ナイトスクープ」に出ていた「歌う生物学者」であった。

いろいろなところで、いろいろなことがつながっている。
これが祖父からのラスト・メッセージだろうか。

Link
2008-04-27 Sun.

不戦

2008-04-27

ニュースキャスターが「オリンピックは平和の祭典」と言った。

確かに、古代オリンピックの時代から、平和を祈念してオリンピックは行われていたらしい。

しかし、僕は思う。
あんな激しい国家間の競争の、どこが「平和」な状態なのだろうか、と。

野球選手の宮本慎也も言っている。
「オリンピックは戦争だ」と(もちろんこの場合の「戦争」は意味合いがかなり違うのだろうが)。

どうも僕は「戦争=戦い、争い、競争」という風に取り違えているようだ。
「戦争」は悪だが、「競争」はどうやら悪くないものらしい。
むしろ、今日もそこかしこで競争が起こっている。
そして、僕も毎日、何かしらの競争に参戦している。

取り違えて考えている原因は、僕の受けた教育のどこかが間違っていたことにあるのだろう。
もっとも、僕は原爆投下予定地に生まれたのだ。
受けた教育に多少の偏りはあったのだろうか。

それはそうと、「平和」とはどういう状態なのだろう。
「平和だからオリンピックが開催できるのだ」と考えればいいのだろうか。
本当にわからなくなってきた。
まったくもって自分が情けない。

Link
2008-04-26 Sat.

今週の更新

2008-04-26

今週は、2001年10月から12月までの日記を掲載した。

月によって密度にばらつきがあるが、この頃は卒業論文で苦しんでいた時期だったからだと思う。

Link

[記録] 見た「相棒」

2008-04-26

寺脇康文セレクション。
「監禁」と「名探偵登場」。

「名探偵登場」は僕も好きな作品だ。

Link
2008-04-25 Fri.

想望

2008-04-25

「ミュージックステーション」に「水谷豊、出演」とのことだったので早く帰宅した。
しかし、ラインナップに出てこない。
さすがに生歌じゃないのか。

「米寿司、ってすべってはいないんだよね」という言葉を飲み込み、見続けた。
残念ながら、水谷豊は結局VTR出演だけだった。

にしても、堂真理子、独身最後の出演なんだー。
年下だけど、彼女には頭が上がらない。

Link
2008-04-24 Thu.

阿諛

2008-04-24

通勤電車内でサラリーマンが広げる「R25」に目がいく。
インタビュー、鮎川誠じゃないか!

鮎川誠と言えば名著「DOS/Vブルース」(未読)だが、僕としてはやはりポプラのCMである。

コンビニのポプラのCMにおいて、シーナ&ロケッツをBGMにして、

「やっぱ、九州のコンビニはポプラやね」

の名言を残したことは、九州では有名である。
後で、ポプラの本社が広島にあることがわかり、僕の周辺ではかなりのひんしゅくを買った。

東京に出てきて、青山にポプラがあることにかなり驚いたことがある。
その青山のポプラで、一度この名言を吐いたことがある。
こちらもやはりかなりのひんしゅくを買った。

Link
2008-04-23 Wed.

老化

2008-04-23

知人曰く、「宮崎あおいと栄倉奈々の区別がつかない」。

まあ、言われてみれば似ているかな。
しかし、そう言われてしまっては、NHKも立つ瀬がないだろう。

知人の一言に対し、「僕は見分けがつくけど、見分けがつかないのは老いのせいじゃない?」と失言し、軽く怒られてしまった。

かくいう僕も、2004年11月時点で、相武紗季と村川絵梨の区別がつかなかった。
今となっては、村川絵梨の顔すら思い出せないのだが。

Link
2008-04-22 Tue.

非情

2008-04-22

先日、ある国家試験を受けてきた。
僕の受験した教室では、受験者はすべて男だった。

「情報処理技術者試験 テクニカルエンジニア(システム管理)」って、「the 男の資格」だな、と思った。

Link
2008-04-21 Mon.

幻惑

2008-04-21

今、「島耕作」が話題になっている。
それはさておき、「島耕作」といえば昔、映画「課長 鳥耕作」を見たことがある。

いやいや、田原俊彦主演の作品ではない。
主演したのは山下真司である。
正確には映画ではなく、Vシネマだったかもしれない。
以前、FBS(福岡放送)の木曜深夜、日本映画枠でやっていたのを見たのだ。

余談だが、僕は当時、このFBSの日本映画枠を毎週楽しみにしており、これとRKB毎日放送の「ミッドナイトカプセル」がきっかけで、僕は日本映画を多く見るようになった。

その時も、たまたまやっていたこの作品を見たに過ぎない。
そして、漫画を読まない僕は「これがあの島耕作か」と納得しかけた。
でも、山下真司の役名が違っていることに、何となく違和感を覚えた。

翌日、高校の教室の一角で、僕と友人は前日見た映画について議論した。
「昨日、「課長 島耕作」見たんだけど…」
「いや、俺も見たんだけど、実は…」

しかし、今振り返ると不安になる。
果たして、本当にあった作品なのだろうか。
僕のうろ覚えの記憶が勝手に作り出している幻想ではなかろうか。
なので、一応、Googleで調べてみる。

すると、2chに1件だけ載っていた。
その1件だけあったページを見て、作品の正式名称が「課長 鳥耕作 不倫の値段」であったこともわかった。

僕は確かにその作品を見た。
作品の最後に不倫の代償となる金額がはじき出されるシーンだけは明確に覚えている。
この記憶は間違いなく現実にあったことに基づくものだ。
万が一、山下真司さんに会うことがあったら、いやがられること承知で、是非とも聞いてみたい。
「以前、「課長 鳥耕作」に主演されていましたよね?」と。

その当時、僕はその作品が本当に「課長 島耕作」だと思って見ていた。
そして、CM前に出てくるテロップの何度目かで、その作品が「島耕作」ではなく「鳥耕作」であることにようやく気付いたのだった。

今振り返れば、誰も興味を持たないであろう意味のない錯覚に過ぎない。
それにしても、何でこんな映画が作られたんだろう。
経緯を詳しく知りたい。

Link

[記録] 見た「相棒」

2008-04-21

「命の値段」

Link
2008-04-20 Sun.

今週の更新

2008-04-20

今週は、過去に行ってきた「企画」のリストを公開してみた。
本来なら、1つ1つの企画について文章をつけるべきところだが、美しい過去は様々な出来事に押しのけられ、既に頭の中から消え去ってしまった。
なので、企画のタイトルから内容を察してください。

Link

不振

2008-04-20

土曜日。
12時から、「相棒」のファンが選ぶベストストーリーを見る。
「殺しのカクテル」と「ありふれた殺人」。
上田耕一の演技に魅了される。
本当に良かった。

夕方。
録画しておいた「相棒」の水谷豊セレクションを見る。
「ついてない女」と「せんみつ」。
2度目だけど、十分楽しめた。

夕食。
NHK BS2で放送したBonnie Pinkの2006年ライブを見る。

20時。
「ROOKIES」を見ずに、「めちゃイケ」を見る。
21時。
「ごくせん」を見ずに、NHKのドラマ「トップセールス」を見る。
上田耕一の演技に魅了される。

ブレない。

時代遅れ、とは言われないだろうが、同世代あるいは若者の文化からは完全に置いていかれているのは間違いない。
それは、自覚している。
だから、自嘲している。
見捨てられても仕方のない存在だ。

Link

[記録] 見た「相棒」

2008-04-20

ファンが選ぶベストストーリー。
「裏切者」と「最後の灯り」。
「最後の灯り」は知人が見た初めての「相棒」で、その知人は「もの悲しい」という感想を残した。

「消えた死体」。
若松武史を久しぶりに見た。

Link
2008-04-19 Sat.

追憶

2008-04-19

先日、初めて「ニュー・シネマパラダイス」を見る機会を得た。
映画館でリバイバル上映をやっていたのだ。

美しい音楽と郷愁を誘う映像に感涙する僕をおいて、話は進んでいった。

そして、最後のシーン、「大オチ」を迎える場面にさしかかった。
初見だったので、どんなふうに終わるのか、いろいろ考えをめぐらせるけどわからない。
しかし、最後のシーンにさしかかるほんの5秒前に、ふと頭を何かがよぎった。

そういえば、この映画の最後がどうなるか、何かの文章で読んだことがある!

そして、映画は思い出したとおりの結末を迎えることとなった。

もちろん、この映画の最後のシーンは非常に有名であり、知らない人の方が少ないのかもしれない。

それにしても、途中まで全く思い出すことなく、間際になって「大オチ」を知っていたことに気付くなんて、非常にむなしい。
そして、落ち込む。
また同じことを繰り返すかもしれない。
もしかしたら、映画を見る意味のない人間なのかもしれない。

でも、それでも、映画「相棒」だけは絶対に見に行くつもりだ。

Link
2008-04-18 Fri.

健忘

2008-04-18

1993年頃からだと思うが、映画をよく見るようになった。
特に、1997年から1999年にかけて、ほぼ毎週のように映画館に足を運んだ。
主に「単館系」と呼ばれる種類の映画を見た。
毎週水曜になると、金券ショップを回って、安い前売り券を探し求めた。

先日、映画をよく見ていた頃に記したメモが出てきた。
見た映画のタイトルと見た日付だけが書かれたメモだ。
懐かしい、と思い、じっくりと見返してみた。

しかし、タイトルを見ても、内容をほとんど何も思い出せない。
タイトル自体、初見じゃないかと見まがう物ばかりだ。
「青春を返して」と叫ぶ予定もなかったので、うなるにとどめておいた。
http://musico.jp/contents/words.aspx?id=r1QP0Q

最近になってもっとひどいことがある。
それは、映画を見た直後からその映画の筋を忘れていることだ。

こないだ映画館で映画を見た時の話だ。
スタッフロールで映画のダイジェストシーンが流れた。
さっきまで見ていた映画にもかかわらず、そのシーンのうち何のシーンだか記憶が曖昧ではっきりしないものがいくつもあった。

まったくあきれてしまう。
そして、落ち込む。
もしかしたら、映画を見る意味のない人間なのかもしれない。

それでも、映画「相棒」だけは絶対に見に行くつもりだ。

Link
2008-04-17 Thu.

羅府

2008-04-17

先日、出前を頼んだ。
合計金額がいくらかでないと出前をしてくれない、という店だったので、コーラを追加オーダーした。
いきなり余談だが、僕はよくコーラを飲む、という事実は、あまり知られていない意外な話であろう。

それはともかく、出前の人が持ってきたコーラが「Las cola」だった。
http://www.tominaga.co.jp/kobe/products/tansan.html

120円。
何か損した気分だが、味は「そんなに」悪くなかった。

ちなみに、缶に書いてあったのだが、「Las cola」の「Las」とは「Los Angeles Sunshine」という意味だ。
ロスの日差しを体感したことのないので、「そんな味はしない」とは決して言い切れない。

Link
2008-04-16 Wed.

右往

2008-04-16

奥菜恵の本「紅い棘」をどうしても読んでみたい。
isbn:4575300233

先日、初めて本屋で実物を手に取った。

ぱらぱらと立ち読みして気になった点が2点。

  • 奥菜恵は2007年4月31日に事務所を離籍した。(僕が手にした第1刷には本当にそう書いてあった。)
  • 奥菜恵のペンネーム「小茉莉」は、ある作家から拝借した。(信じられないかもしれないが、これも本当にそう書いてあった。)

それにしても、奥菜恵をアイドル視していた人たちは、本当に気の毒だと思う。
かくいう僕も、広末涼子には痛い目にあわされている。

Link
2008-04-15 Tue.

悪路

2008-04-15

先日、大雨が降った。
近所の交差点(国道)の車道に大きな水たまりができて、車が通る度にひどい水しぶきが上がった。
この交差点は、つい最近工事したばかりなのだが。

また、僕の住んでいる自治体の別の道路(県道)は、新設したばかりだというのに水はけが悪く、雨が降ればすぐに水たまりができる。
さらに、他の道(こちらは市区町村道)のそこかしこで舗装ががたがたになっている。
この間ケーキ屋でケーキを買って自転車で持ち帰ったとき、がたがた道の影響でケーキが振動したため、帰宅してケーキの箱を開けると、ケーキがまるで溶けたように形を失っていた。

タクシーの運転手に話を聞くと、僕の自宅の近所は細く狭い道が多く、舗装が悪いところも特に多いらしい。

これは、道路行政に苦情を言うべき事態なのだろうか。
しかし、言う相手は、果たして、市なのか、県なのか、はたまた省なのか。
いや、こういうときこそ、頼りになる知り合いの市議会議員に陳情するべきなのだ。

といっても、知り合いに市議会議員も行政職員も僕にはいない。
もっとも、僕にとって「知り合い」というもの自体、ほとんどいない。

思うに、きっと、この近所の工事業者のレベルが低いだけなんだと思う。
何故低いのか、そして何故それを監督できないのか、そこまではよくわからない。

そういうわけで、僕は現住所に移り住んで以来、選挙では「道路族っぽい顔」をしている議員候補に投票するようにしている。
どういう顔が「道路族っぽい顔」なのかは、ここでは明言しないけれど。

Link
2008-04-14 Mon.

紅紫

2008-04-14

このサイトの現在のホームに掲げている写真は、旅行で訪れた地のサンゴ草の写真だ。

サンゴ草

写真で見るとどぎつい色をしているが、それは撮った日の天候とカメラマンが悪いだけ。
実際に見ると、一瞬の美しさに心が洗われる。

Link
2008-04-13 Sun.

今週の更新

2008-04-13

今週は、2001年7月から9月までの日記を掲載しました。

この時期は、紀伊半島に旅行に行き、メンバーの逮捕にのけぞった。
そして、米国同時多発テロの関係でテッシーの顔を深夜までよく見ていた。

Link
2008-04-12 Sat.
2008-04-11 Fri.

空似

2008-04-11

過去の日記でも何度も言及したが(過去の日記は後日掲載予定)、僕の顔はキンモクセイというバンドのボーカル、伊藤俊吾氏にすごく似ていると思う。
伊藤俊吾氏はこんな顔をしている。

http://www.kinmokusei.jp/nicebeat/
http://www.apple.com/jp/quicktime/whatson/music/vol_009/index2.html

ファンの方には怒られるかもしれないが、僕の顔を知っている人にはかなりの共感をいただいている。

先日、仕事の関係である人に出会ったのだが、その人の顔もよく見ると伊藤俊吾氏に似ている。
ということは、その人の顔は僕とも似ているのだろうか。

その人に確かめてみたかったけど、「私たち顔が似ていますよね」と突然切り出すのはやはり失礼にあたると思ったので、控えておいた。

しかし、よく似ていたなあ。
また会う機会があるんだけど、やはり何も言わないですませようか。

Link
2008-04-10 Thu.

桜宴

2008-04-10

「花見」が好きだ。
しかし、一般的に行われている「花見」、すなわち「花見の宴」には極力参加したくない。

桜の花はきれいだ。
少しずつ暖かくなっていく季節の中で、つぼみが開き、満開となり、散りゆく花の姿は、毎年見ても飽きることはない。

そんな話をしていると、誰かから「花見をしよう」という話になる。
しかし、もう一度言うが、僕は「花見の宴」には極力参加したくない。

大体、「花見」は夜に行われる。
「花冷え」という言葉もあるように、桜の花が咲く頃はまだ寒い。
この寒い中を、例えばビールなんて飲んだら、ますます身体が冷える。
しかも、ありきたりな表現だが、「花見の宴」で花を見ている奴なんていない。
木に登っている奴は多く見かけるけど。

先日、「花見の宴」に出向いた知人は見事に風邪をひいた。
再三注意したにもかかわらず、結局ありきたりな結果に終わった。
ベタな話だ。

でも、「花見」が好きだ。
昼日中、春物のコートのポケットに手を突っ込んで、舞い散る桜の花びらをただ眺めるだけでいい。
いかなる場合でも「酒が飲めればいい」と思っているとは勘違いしないで欲しい。

Link
2008-04-09 Wed.

砕幸

2008-04-09

私事で恐縮だが、2007年で「いいこと」と呼べるようなことは、たった2つしかなかった。
知人や親類にとってはめでたいことがたくさんあったのだが、僕に関して言えば、それはたった2つしかなかった。

2つの「いいこと」のうちの1つは、「iPod shuffle」がインターネットの懸賞で当たったことだ。

本当のことを言えば、「iPod nano 8GB」が欲しかった。
しかし、当たってしまったのは、「iPod nano」ではなく「iPod shuffle」だった。
僕は、当たったことを「幸せ」として扱うことに決め、2007年の「よかったことリスト」に加えることにした。

なお、以前から某社製のハードディスクミュージックプレイヤー(でかくて重い)を持っていたのだが、「iPod shuffle」を入手して1週間後、落として壊れた(保険金を請求して修理代相当を支払ってはもらえたけど)。

先日、懸賞に当たった話を友人にした。
すると、友人はこう言った。

「実は、懸賞で「iPod nano」が当たったんだけど…」

必死で「幸せ」と思いこんだにもかかわらず、懸賞に当たった「喜び」は友人の発言でいとも簡単に崩れてしまった。
人と比較してはならないのはわかっているけど、それにしても…。

Link
2008-04-08 Tue.
2008-04-07 Mon.

善とは

2008-04-07

今日は、「善」とは何か、について真剣に考えてみたい。
みなさんも、「善」とは何なのか、考えてみてもらいたい。

先日、知人に「飲みたいんだけど都合はどうか」というメールで送った。
すると、知人はいくつか候補日を挙げてくれた。
そこで僕は、次のようなメールを返した。

「それじゃあ、「善は急げ」ということで、一番早く都合のつく日に飲むのはどうだろうか?」

…つまり、僕にとって「善」とは、酒を飲むことに過ぎない。

ここで改めてみなさんに問いかけることを許して欲しい。
あなたにとって、「善は急げ」と口にする時の「善」とは、どれくらい重みのものを指すのだろうか。

Link
2008-04-06 Sun.

今週の更新

2008-04-06

今週は、2001年4月から6月までの日記を掲載した。
併せて、見栄えとURLを少し変更した。

この頃の日記に長文が多いのは、暇だった(不真面目だった)証拠。

Link

ドッグカフェ

2008-04-06

生まれて初めて、ドッグカフェというものに入る。
それなりの理由があった。

待ち合わせのレストランの待ち合わせ時間までの暇つぶしのハンバーガーレストランは もうつぶれてなかった
犬がからんで 踏みそうなの
早くビールが飲みたい 早くビールが飲みたい

Link
2008-04-05 Sat.

愛嬌

2008-04-05

通勤途中に見かけたポスター。

映画「相棒」2008年5月1日公開

警視庁の「島流し部署」である特命係の2人が、何故警視庁のポスターに?

きっと、官房室長が裏で糸を引いているに違いない!

現実の話をすると、ドラマ自体が警視庁のことをいいようには描いていなかったと思うのだが、それでも採用されたのはどういう意図があってのことか。

Link
2008-04-04 Fri.

桜花

2008-04-04

先週の土曜、父親から電話があった。
曰く、「そっちでは桜が満開らしいな」。

桜?
全然気付かなかった。
そもそも僕の通勤経路に桜はあっただろうか。

月曜の朝、通勤途中に注意深く周辺を見てみると、確かに桜は存在した。
そして、花は見事に満開に咲いていた。
そのことに気付かないくらいに余裕がなかった、ということなのだろう。

で、桜の話が出てきたら、毎年同様、桜が散りゆくのを見て「桜」をエンドレスで口ずさむ話へと展開する。
「桜」と言っても、予想通り消えた男性歌手のやつではなく、消えたかどうだかよくわからない女性歌手、川本真琴(タイガーフェイクファ)の「桜」だ。

ここで、彼女の話題が出てきたら必ずとる行動、つまり彼女のウェブ「salon-kawamoto」を開く、という行動を静かに行う。
よかった、まだ生きている。

こうして、例年と同じように、桜の季節を終えていく。

Link
2008-04-03 Thu.

割愛

2008-04-03

ウェブで日記を最初に公開したのは、2001年1月27日だった。
サイトの引っ越しや休止に伴い公開をやめていたが、今回のサイト再開に当たって過去の日記を少しずつ掘り起こしていくつもりだ。

まずは、2001年1月から3月までの日記を公開した。

内容はできるだけ当時のままにしようと努めたが、一部表現を変えたり、ある日の日記を丸ごと省いたりしている。
不適切な表現や、意味の通じない記述が多数あったからだ。

だから、「おまえはあの時こんな発言をしていただろう。なぜそれを載せないんだ」と言われても、返す言葉がない。
無責任だと思うけど、今の僕は当時日記を書いていた僕とは変わってしまったので、そのまま載せるわけにはいかない。
申し訳ないけど許してもらいたい。

なお、過去の日記にはそれぞれ振り返りコメントを付けてみた。

Link
2008-04-02 Wed.

改名

2008-04-02

いろいろなものやことが変わったり変えたりしたのだが、このサイトに関して言うと、サイト名を改めた。
「Beta から Meta」が今のサイト名である。
では、前のサイト名は…。

答えを知っている人がいるのかね。

こんな俺をー 恨むかね

Link
2008-04-01 Tue.

草創

2008-04-01

ウェブサイトを再開させることにした。

休止している間、いろいろなことが起こり、いろいろなことを考えた。
以前と比べると、一方的に語られる言葉の力について後ろ向きな考えを持つようになっている。
際限なく押し寄せる数々の主義主張と、それを受け取る側のあらゆる見解に辟易もしている。

それでも、やってみることにした。
サイトを続けていくうちに理由が明確になれば、と思う。

まずは、過去に公開していた日記を掲載する。
並行して、現在の話を少しずつ書いていくつもりだ。

Link

厚顔

2008-04-01

再開記念、ということで、このサイトのURLにもなっている甘栗を購入。
イシイの甘栗

僕の家に来るときのお土産に困るようだったら、おいしい甘栗かおいしいお酒をお願いします。

Link
Diary > 2008 > 04 | Calendar | RSS 1.0