2012-05-31 Thu.
素連
2012-05-31
全日本冷し中華愛好会(全冷中)にならい、僕も1つ思うことがある。
冬は、そうめんが安価に手に入りにくい。
決して、冬にそうめんが手に入らないわけではない。
売っているには売っているのだが、冬のそうめん売り場は縮小されている。
それは当然だとしても、売られているのは主に高級ブランドである。
夏に幅を利かせている、プライベートブランドの商品は棚から姿を消している。
このところは、パスタをゆでるのが面倒なので、そうめんでペペロンチーノ風のものを作ることが多い。
また、鶏の挽肉と中華スープを使って、温かいそうめんを作ることもある(この料理の本物は、店で食べる必要がある)。
なので、そうめんを食べる機会は1年を通してなくなることはない。
うどんのように、通年そうめんの値段が安定していて欲しい。
ところで、温かいそうめんを食べるようになってわかったのは、そうめんのぬめりは必ずとらないとならない、ということだ。
温かくして食べるからといって、そうめんを冷水でゆすぐのを省略すると、麺に不快なべたつきが残ってしまう。
2012-05-30 Wed.
遍在
2012-05-30
秋葉原を歩いている時に、気づいた。
歩行者用信号の上にカメラが設置されている。
きっと、歩行者の存在を感知して、信号の制御に役立てているのだろう。
そう信じよう。
2012-05-29 Tue.
捻転
2012-05-29
「写ねーる」、か。
NHKでも、こういうタイトルがOKになった。
2012-05-28 Mon.
星辰
2012-05-28
悪質な犯罪には、当然腹を立てる。
だが、被害者の名前が何というかいわゆる「キラキラネーム」だと、怒りの矛先がほんの少し丸まってしまう。
特定の事件に言及するつもりはないので、タイミングを見計らって、言ってみる。
「こんなことで怒りを引っ込めてしまう自分を恥じるべきだ」と。
被害者の名前を報道しない、というのも、間違いなく弊害があるので、難しい。
2012-05-27 Sun.
汚穢
2012-05-27
自宅の裏には、幅1mほどの水路がある。
水路の上は、コンクリートのふたがされている。
道路から入って水路のふたの上の歩けるようになっているのだが、奥は行き止まりである。
近頃、屋内から窓を見ていると、裏の水路に人が来るのをよく見かける。
どうも、ガイガー・カウンターを使って放射線量を測っているようなのだ。
見るところ、公務で行っているわけではなさそうだ。
僕は、水路の奥で中年男性が用を足しているのを何度も見かけたことがあるので、そこに入ることは絶対にない。
汚染させた土地に入ることも厭わない熱心な取り組みに、頭の下がる思いだ。
ところで、近所の路線バスに、「ドライブレコーダーを設置しています」という張り紙があった。
その張り紙のそばにはカメラがあり、そのレンズは車外前方ではなく車内を向いている。
撮影した画像を路線バスのマーケティングにでも使うのだろうか。
2012-05-26 Sat.
付会
2012-05-26
「東京カワイイ★TV」はもはやかわいくなどない。
「女のコたちに向けた女のコたちが主役の女のコたちのためのTV!」であるわけもない。
今夜は、「ビジネスマン美容最前線」を特集していた。
2012-05-25 Fri.
拒泊
2012-05-25
僕の両親や親戚、知り合いは、もはやよそから来て1泊するのも憚られるような場所に住んでいる、ということか。
2012-05-24 Thu.
幽冥
2012-05-24
映画「女優霊」を見る。
前回見たのは1997年1月28日なので、15年ぶりである。
その時は、レンタルビデオショップでVHSを借りた。
長い間DVD化されていなかったが、2010年にDVDが発売されたことにより、苦労なく手に入るようになった。
長生きしたところでいいことはないと心底信じているが、時の経過と共に時代は間違いなくよくなっていくとも考えている。
この映画のいいところは、話に意味を見いだせず、それでいて何となく気持ち悪い、という点だと思う。
前に感じたほど怖いと思わなかったことに、自身の無駄な経験値を感じる。
むしろ、映画の撮影が中止されたことによる大人たちへの影響の方が、現実的に怖い。
意外だったが、この時期の映画に、携帯電話が小道具としてすでに登場している。
女優を演じる白島靖代のことは覚えていた。
一方で、相変わらず忘れていたが、ここにも石橋けいである。
クレジットが出るまで気づくことはなかった。
2012-05-23 Wed.
塗料
2012-05-23
「世にも奇妙な物語 春の特別編」をようやく視聴し終える。
今回最も楽しめた作品は、「7歳になったら」。
確かに、よく使われるモチーフではあった。
最後のシーンの取り方が複数あるように思えたところが、味わい深かった。
「スウィート・メモリー」は、進行の遅さがもどかしかったが、なかなかうまいオチだと思う。
「家族(仮)」は現実にありそうな話をうまくフィクションにしており、「ワタ毛男」は最後のところがわからなかった。
「試着室」の感想は…。
もう若くないせいなのか、「こういうのも成立するのか」と感じる。
何と言っても主演は「家政婦のミタ」出演女優である。
ここは、口を閉ざすのが賢明であろう。
2012-05-22 Tue.
達人
2012-05-22
いっこく堂のネタは、全然おもしろくないな。
こんな風に思ってしまうのは、いっこく堂の腹話術が極めて自然であり、時々腹話術の芸であることを忘れてしまい、いっこくをお笑い芸人だと勘違いし、彼の話す内容にだけ注目してしまうからだ。
それほどに、彼の腹話術の芸はすごい。
僕には普通にすら言うことができないのだが、いっこくならきっと腹話術でも「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言えるのだろう。
2012-05-21 Mon.
用途
2012-05-21
僕が初めて日食を見たのは、1987年9月23日の部分日食だったようだ。
この日は、秋分の日で祝日。
日食の発生記録を確認し、自宅で病に伏せっているときに見た記憶をかすかに思い出した。
太陽には少し雲がかかっていて、欠けている様子が裸眼ではっきりと見えたように記憶している。
※当サイトは、日食を裸眼で観測することを勧めるものではありません。
次に見たのは、1988年3月18日の部分日食だ。
こちらの方ははっきりと覚えていて、これが初めての「日食体験」だと思いこんでいた。
小学校の自分のクラスの教室にはベランダがあり、そのベランダから学校で用意されたグラスや色つきの下敷きで透かして見たのを覚えている。
※当サイトは、日食を色つきの下敷きを透かして観測することを勧めるものではありません。
そして、今日。
見事な金環日食を見ることができた。
気づかれていないのかも知れないが、福岡では今回の金環日食を観測することはできなかった(部分日食になる)。
TVの映像では、実感がまるで得られない。
もし故郷にいたら、メディアの浮かれ騒ぎに憤慨し、悶死していたかも知れない。
東京に出てきておいて、本当によかった。
さて、日食観測用のグラスの今後の使い道を考えている。
「次の日食までとっておく」というが、思うに、仮に1988年に使ったグラスをまだ持っていたとして、今回の観測に使ってみようと思っただろうか。
24年前のテクノロジーを無条件に信じることはしがたい。
まあ、次の「金星の太陽面通過」を見ればいいけど、興味が持続するだろうか。
結局、溶接の際に目を保護するために使う、という案にたどり着いた。
ただ、世の中には同じようなことを考えている人がいるらしく、道すがら溶接マスクを使って日食を観察している人を見かけた。
※当サイトは、日食観測用のグラスを溶接の際に用いることも、溶接マスクを使って日食を観察することも薦めるものではありません。
きっと、直近で日食を観測できる地域に寄贈するのがいいのだろう。
2012-05-20 Sun.
密行
2012-05-20
「万引きGメン」は、「メン」でない場合も多く見られるし、「G」でない場合が大半だ。
2012-05-19 Sat.
毛布
2012-05-19
「たりないふたり」で、番組グッズの発売について告知がされていた。
例えばブランケットが3,200円、購入すると番組の公開収録を観覧できる招待券がついてくる、というものだ。
少し前なら、プロの客が報酬をもらって番組を観覧していた。
今となっては、無料で番組を観覧することもなくなりつつある。
ところで、もはやTV局のアナウンサーが率先して自身のスキャンダルを釈明する時代である。
環境がそうさせているのだろうか。
2012-05-18 Fri.
密集
2012-05-18
疑問がひとつ、解決した。
以前から、岩本町には、あるコンビニエンスストアが多い、と感じていた。
ドトールで不条理を憂いながら昭和通りをぼんやりと眺めていたら、製パン会社の本社が入っているビルがあることに気づき、「だからかもしれない」と思い至ったのだ。
ところで、岩本町へ向かう途中、ラーメン屋の山形家の前を通り、店が閉まっていることを知った。
山形家には1度だけ行ったことがある。
おそらく2000年のことだったと記憶する。
「また行きたい」と思いながらも、秋葉原と神田の中間という僕にとっては行きづらい場所に店があったため、この10年は山手線の車内から店の姿をおがむだけに終わっていた。
東北縦貫線の工事のために一時期店を閉めたのかと思ったが、そうでもないらしい。
今、秋葉原はラーメン店の激戦地になっていると聞く。
そんな中、山形家の閉店は実に惜しい。
2012-05-17 Thu.
強迫
2012-05-17
NTTドコモは、夏の新機種は全てスマートフォンである、と発表した。
以前より増して、選択肢が限られるようになった。
いっそのこと、フィーチャーフォンがなくなってもいい、通信料が安くなれば。
今のところ、スマートフォンを買う必要に迫られていない。
スマートフォンでタクシーを呼ぶサービスが出たときには、「そろそろ持たなければならないのか」少し危機を感じた。
人と連絡を取るのにスマートフォンがないとならなくなったら、僕は人との連絡を絶つ方を選ぶかも知れない。
2012-05-16 Wed.
家出
2012-05-16
そろそろ紅白歌合戦のことを意識しておきたいところだ。
今のところ、いきものがかりなどの枠ではない、「今年の顔」枠の出場候補者を全く思いつかない。
そんな中、商業施設で家入レオのフリーライブが行われた、という報道があった。
1曲目が発売された頃、ラジオで流れているのを数回聴き、思わず「どうにかしてくれ」と言ってしまったが、2曲目はまだ聴いていないので、何も言えない。
とにかく、「久留米顔」であるのが、すごく不思議だ。
「音楽塾ヴォイス」か。
福岡に戻りたくないと感じる要因が、またひとつ増えたような気がする。
とりあえず、紅組の司会は堀北真希か、先取りして綾瀬はるかか、それともまた別の人になるのだろうか。
そして、スギちゃんの衣装はどうなるだろうか、その前に貢献度がまだまだ足りない。
2012-05-15 Tue.
居住
2012-05-15
もし仕事にあぶれるようなことになったら、彼女はタレントに戻って、水道を極力使わない「1か月1万円節約生活」にでも挑戦すればいいだろう。
2012-05-14 Mon.
別誂
2012-05-14
5月から、ボートレースのCMが新しいバージョンに変わった。
変わってからまだ日が浅いが、何度も見ており、すでに飽きている。
これも苦行のひとつだ、と受け入れたい。
BSフジのF1中継では、LIONのCMも放送されている。
LIONならいろいろな商品のCMがあるのだろうが、F1中継で流されるCMの商品は1つに限定されている。
その商品はPRO TECで、CMには大泉洋が出てくる。
「30代から始めよう」というやつだ。
ボートレースと同様、このCMも番組中にしつこいほどに繰り返し放送されている。
しかし、こちらのCMは一向に飽きない。
むしろ、毎回同じように笑ってしまうほどだ。
おそらく、何度見ても同じ反応をする僕を見れば、あきれることだろう。
それほどに、このCMは(僕にとっては)おもしろい。
どういう理由があろうと、視聴者はCMを見せられているのだ。
だから、それなりの対応をして欲しい。
ところで、なぜこうも同じCMばかりが流れるのだろう。
おそらく、F1中継の視聴者の年齢層に合わせて、ボートレースやPRO TECのCMが流されているのだろう。
こちらにはCMの選択権がなく、ただただ同じCMを見ることを強制されている。
この状態を見ている限り、受け手に合わせてカスタマイズされて広告が提示されるようなシステムに、断固として反対したくなる。
ただでさえ、ウェブサイトで特定の広告ばかりが出現することに嫌気がさしているのだ。
そもそも、僕は30代になってから、脂の出る量が増えていると言うより、むしろ肌から脂が出尽くし、乾ききった状態になったように感じている。
2012-05-13 Sun.
分配
2012-05-13
これでも、大河ドラマ「平清盛」を毎週見ている。
映像が非鮮明であること、視聴率が低いことなどが、世間では取りだたされている。
視聴率が低いのは、BSやVODの普及だと信じたい。
視聴率の低さを見なくても、僕は思う。
このドラマは、見ていて楽しいものではない。
確かに、僕は真剣に大河ドラマを見ている方ではない。
酒を飲みながら、夕食を食べながら、新聞を読みながら、視聴している。
そんな片手間視聴スタイルが悪いとはわかっているのだが、それでも、話の筋がよくつかめないことに不満を持っている。
まず、僕が平安末期の基礎知識をほとんど持ってないのが、大きな原因である。
多少勉強すれば、きっとドラマが楽しめるのだろう。
ところが、「勉強してみよう」という気にもさせてくれないのが、今の大河ドラマだ。
そして、いくつかのメディアが指摘しているように、確かに登場人物が多い。
当初は気づかなかったが、回を追っていくうちにそのことに気づいた。
正直に申し出ると、僕は田中麗奈を見る目的だけで大河ドラマを見続けてきた。
田中麗奈はほぼ毎回出てくるが、その出演時間は各回でほんの2分程度である。
これは完全な邪推だが、登場人物が多い分、各回に出演するように配慮すると、それぞれの出演時間は短くなる。
登場人物が多くなれば、それぞれを描く必要も出てくるし、人間関係も複雑になってくる。
これでは、視聴者の理解が進まない。
そして、「大河ドラマ俳優」という称号が出演者のプロフィールに残る。
フィクションとして割り切り、もっとシンプルな構成にすることもできたはずだ。
これまでも、批判を浴びながらも史実とは違った演出をし、それで成功を収めたことがあった。
今回のドラマでも、「白河法皇の実子」という一説を大胆に採用した(史実だと受け入れた人もいるのではないか)のだから、他にもいろいろできたはずだ。
はっきりとはしないけれど、歴史に切り込めない障害の存在を仮想してしまう。
僕の乏しい歴史知識だと、今後盛り上がるのは、保元の乱と平治の乱だろう。
そこから先、興味を引くようなところがあるのだろうか。
主役は、「嫌な奴」というエピソードには事欠かない人物である。
清盛の死後に起こった源平合戦を描くとしても、それはとても金がかかりそうだ。
新聞の投稿欄に、「大河ドラマ、みんなおもしろくないと言うけれど、私にはおもしろい」という10代の意見が掲載されていた。
「自分にはわかるんだ」と得意げになるのは結構なことだが、何も新聞で言うことではないと思う。
大河ドラマなのだから、打ち切りの心配もない。
そのやり口は、マツコ・デラックスと同じではないか。
2012-05-12 Sat.
足回
2012-05-12
深夜、ケーブルTVで「汚れた英雄」を放送しているのを見つけ、がっつり見てしまう。
主役はもちろん、小倉で一番のハンサム、草刈正雄である。
ストーリーが局所的で、背景が断片的に描かれていて、そしてスタイルが追求されている。
何度見ても、飽きない。
2012-05-11 Fri.
正体
2012-05-11
プロモーションがうまくいっているように見える「貞子 3D」の興行がこけたら、それが一番怖い。
貞子の正体は橋本愛であったが、北京原人の正体は本田博太郎であることは言うまでもない。
2012-05-10 Thu.
検品
2012-05-10
大河内奈々子が消えた。
いや、大河内奈々子のブログが消えた。
いや、大河内奈々子のブログのエントリが消えた。
2012年5月9日に「ご報告」というタイトルのエントリが確かにあったのだ。
それが夜になるとアクセスできなくなり、10日になって再び現れた。
自由がない。
2012-05-09 Wed.
外籍
2012-05-09
猫ひろしのロンドンオリンピック出場は果たされなかった。
僕は、お笑いが好きである。
バイアスがかかっていることを自覚しながら、以下の文章を記す。
僕は、猫ひろしがカンボジアの国籍を取得してオリンピックへの出場を目指しているという話を聞いたかなり初期の段階から、「それはないのではないか」と思っていた。
確かに、タイムは速い。
しかし、手段がテクニカルすぎるのではないか。
そして、各方面の思惑が存在するのでは、という疑念がどうしてもぬぐえない。
それでも、彼がやると決めた以上は、期待の気持ちを込めてお笑い芸人である猫ひろしを見ていこう、と考えた。
そもそも、出場資格を与える人たちが「出てもよい」と考えているようなのだ。
正当とされている手段で出場するのだから、文句はない。
関係がないと言ってはそれまでだが、桂きん枝も参議院選挙に立候補したではないか。
今年の始めに、猫ひろしが2時間30分台のタイムを出した。
このタイムならば、少なくともタイム面での問題はないだろう、と僕は感じた。
タイムを出した後、異論を唱える人たちが出できた。
ただ、言っても、他国のやっていることだ。
こちらが何を言おうと、決めるのはこちらではない。
むしろ、僕はその頃から、仮に出場したとして、レースの国際映像が彼を映すことがあるのだろうか、と考えるようになった。
そして、できれば、映像に映らないで欲しい、と願った。
世界がどう見るかはともかく、こちらに(こちらのメディアに)受け止める度量があるのか、気がかりだったからだ。
たとえは悪いが、F1の下位チームに対するような扱いを国際映像にはして欲しかった。
出場資格がどうのこうのなってきた頃、別のカンボジア籍の選手が猫ひろしの記録を上回るタイムを出した。
これには正直、ほっとした。
出場資格にかかわらず、タイムで猫ひろしの敗北が決し、陰湿な論争に巻き込まれることが回避できただろう、と感じたからだ。
結局、国際陸連の裁定で猫ひろしに出場資格がないことになり、ひとまず収束した。
とにかく、盟友である城咲仁のコメントをとってくる、という発想が欲しい。
それにしても、国際陸連は厳格だが、一方で高野連は実に融通が利く。
出身地にかかわらず、高校に在籍していれば地域の代表として認めるのだから。
所縁のある地域の代表チームを応援する人々も、その辺は実に寛容である。
選手が飲酒して法を侵したと判明しても、タイトルが剥奪されないところも、すすんでいる。
さて、それでは一体誰が、猫ひろしをロンドンへ連れて行ってくれるのだろうか。
手のひら返しをしないのなら、きっとTBSが連れてってくれるはずだ。
2012-05-08 Tue.
知足
2012-05-08
DJ KAORIのアルバムが売り上げランキングの上位につけているのを見るたびに、「未だ自分が関知していないメディアがどこかに存在している」ということを強く思い知らされる。
無知は恥であり、開き直りは傲慢である、もちろんこれは自戒である。
最近では、Ms. OOJAの曲をスーパーマーケットでよく聴く。
「Be...」は、他の歌をしっかり勉強された形跡がうかがえる詞だと思う。
2012-05-07 Mon.
昏迷
2012-05-07
昨夜、「家族のうた」の第4話ををフルで見てみた。
保身のため、ウェブ上で物事をはっきりと言うことを極力避けようと心がけている。
しかし、今回は他に言葉を思いつかないのでやむを得ず書くと、この回の話は僕にとって本当におもしろくない内容だった。
定番のストーリー展開で、工夫のない安易な演出だった。
どこかいいところがあるのではないかとしばらく考えたのだが、「りりィのご子息が結婚されたな」ぐらいしか思いつかなかった。
できれば、「数字はともかく、見てみれば案外おもしろい」と言いかった。
もしかしたら、すでに流しに入っているのかも知れない。
いずれにせよ、これなら納得の結果である。
もっとも、僕は他の連続ドラマをほとんど見ていない。
「家族のうた」が他と比べてずば抜けておもしろくないものなのかどうかは、不明だ。
だから、こちら側の問題なのかも知れない。
思えば、主役の彼は「キリン・ザ・ゴールド」の最初のCMをしていた。
味が気に入っていたのに残念だが、もちろん彼のせいではないだろう。
2012-05-06 Sun.
積乱
2012-05-06
昼下がり、映画「Shall we ダンス?」の放送が始まった。
この映画は葛藤というか、逡巡というか、ことがすんなりと進まずに時間を使って描くところがいい、と僕は思う。
結果がわかっているのに、「まだ教室に行かないのか」、「まだパートナーを組まないのか」、「寄り道しないでダンスホールに駆けつければいいのに」と言ってしまう自分がいる。
後から調べてわかったことに、「Shall we ダンス?」のアメリカ公開版は上映時間が2時間で収まるようにオリジナル版を編集されたそうだが、それはとても残念なことだと思う。
映画を見ている途中から、自宅周辺の様子が変わり始めた。
風が音を立て始め、空には暗雲が立ちこめてきた。
辺りは、短時間ですっかり暗くなってしまった。
「ひと雨来るのかも」と察知し、干していた洗濯物を取り込んだ。
そのすぐ後、強い雨が降り出し、雹も降ってきた。
風はさらに強くなり、外に設置してある半畳ほどの広さの物置が倒れてしまった。
1時間ほどで風雨は収まった。
竜巻が発生したことを知ったのは、夜のニュースを見たときだった。
「武蔵野では(ありがたいことに、というべきだろう)なかなか本物の竜巻を目にすることができない」と村上春樹は書いていて、僕はそれを無批判に受け入れていた。
しかし、その認識を改める必要性が出てきたのだろう。
この地は、安心して住めるような場所ではない。
2012-05-05 Sat.
養命
2012-05-05
「滋養強壮ハイボール」という触れ込みで、売り場にコーナーが設けられていた。
陳列棚には、ハーブ入りのリキュールが並べられていた。
さて、滋養強壮のためには、飲酒は続けた方がいいのか、控えた方がいいのか。
2012-05-04 Fri.
頭突
2012-05-04
昨夜の「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、いわゆる「塩谷瞬・冨永愛・園山真希絵など騒動」について、岡村さんが「これから芸能界を目指す人は、個人事務所ではなく大手事務所に入った方がいい」と発言した。
スキャンダルに巻き込まれたときの対応が(報道される側、報道する側の対応が)違うから、というのが理由だ。
岡村さんは、芸能界における事務所ヒエラルキーの頂点に近いにところにいるタレントだ。
そんな人が身も蓋もないことを言ってもな、というのが、正直な感想だ。
「個人事務所に移籍したから」という指摘を僕が最初に触れたのは、岡村さんの発言ではなく、ある雑誌のウェブサイトの記事だった。
そのウェブサイトは、別の記事で「「パッチギ!」の呪い」というのに触れていたが、こちらの方は、記事になるより前に岡村さんの指摘の方が早かった。
ちなみに記事では、「パッチギ!」に出演していた、塩谷瞬、沢尻エリカ、高岡蒼佑だけでなく、オダギリジョーや小出恵介、大友康平にまで触れていた。
もしもそんな呪いがあるのなら、僕が最も残念に思う呪いは、やはりシネカノンの事実上の破産だろう。
話を戻すと、岡村さんの発言は騒動発生の要因のひとつではあると思う。
しかし、確実な証拠はない。
それに反例もある。
例えば、記事が挙げていた沢尻エリカや高岡蒼佑に対しては、大手事務所に所属していたときからバッシングが始まっていた。
「いや、そこに陰謀があるのだ」と言われると、返す言葉がない。
もうひとつ言うと、これはあえて、あえて申し上げますが、岡村さんの発言に反映された考え方には現代の病巣があるように感じた。
それは、大きいところについておけば攻撃されることはなく、いざというときに守ってもくれるし安心だ、というものだ。
この考え方が、自分で考えることを止め、大きな集団に属することを優先して目指し、それがかなわなければ身動きが取れない状況に陥ってしまう、といった行動を助長しているのではないか。
言うまでもないが、岡村さんの発言は皮肉である。
しかし、この発言を皮肉ととらずに、「確かに強い者につくのが得策だ」と純粋にとらえる人もいるかも知れない。
望んでいても、状況は是正されないだろう。
だとすれば、せめて事実を引き出させるようにし向けたい。
もっとも適切なのは、無関心だろうか。
2012-05-03 Thu.
受付
2012-05-03
それと知っていたら、そんな名称のものとは関わりたくない。
ましてや、身を預けることなど絶対にしない。
見栄えのいい便利なシステムに、実態が覆われている、と確信する。
この状況にうってつけの言葉を思いついたのだが、誤解を招きかねないし、面倒に巻き込まれることを避けたいので、ここでは控える。
2012-05-02 Wed.
添加
2012-05-02
「380円になります」
そうですか、380円になりますか。
「120円のおつりになります」
ほう、おつりになりますか。
「こちら、サービス券になります」
確かに、この紙はサービス券になりそうだ。
「レシートはよろしかったですか」
いる。
「サービス券だけ欲しくて、レシートは必要ないんだろ」と店員に思われているのだろうか。
むしろ、使いどころのないサービス券よりレシートが欲しいくらいだ。
それでも、しゃべる自動券売機よりマシだ。
2012-05-01 Tue.
焦付
2012-05-01
後出しジャンケンととられても、仕方がない。
でも、あえて言う。
僕は、始まる前から「家族のうた」に危険なにおいを感じていた。
なぜなら、トータス松本が出演するからだ。
トータス松本のドラマといえば、彼が主演を務めた「ギンザの恋」のイメージが、僕の頭から全く離れない。
彼は、人気は別として、ドラマにおいては数字を持っていない、というのが、僕の説…、偏見である。
こうなったら、ハチャメチャな展開にして、早めに打ち切ることを期待する。
とにかく、このドラマの名前がプロフィールにしばらく付きまとうことになる未成年の俳優たちがかわいそうで仕方がない。
「きっと、本が悪いんだよ」とでも声をかけたい。