幽冥
2012-05-24
映画「女優霊」を見る。
前回見たのは1997年1月28日なので、15年ぶりである。
その時は、レンタルビデオショップでVHSを借りた。
長い間DVD化されていなかったが、2010年にDVDが発売されたことにより、苦労なく手に入るようになった。
長生きしたところでいいことはないと心底信じているが、時の経過と共に時代は間違いなくよくなっていくとも考えている。
この映画のいいところは、話に意味を見いだせず、それでいて何となく気持ち悪い、という点だと思う。
前に感じたほど怖いと思わなかったことに、自身の無駄な経験値を感じる。
むしろ、映画の撮影が中止されたことによる大人たちへの影響の方が、現実的に怖い。
意外だったが、この時期の映画に、携帯電話が小道具としてすでに登場している。
女優を演じる白島靖代のことは覚えていた。
一方で、相変わらず忘れていたが、ここにも石橋けいである。
クレジットが出るまで気づくことはなかった。