2021-12-24 Fri.
縄束
2021-12-24
すでに年末休暇に入っている。
仕事のパフォーマンスが出なくなり、周囲に迷惑をかけてばかり。
「自分がいない方がことがうまく進む」と察するのは子供のころから慣れており、今回も早めに姿を消すことにした。
どこにも居場所がない。
この休暇は貸別荘を借りて、そこで過ごしている。
この別荘は、実に快適である。
室温は適切に保たれ、空気もきれい。
食事も3食、考えられた献立が運ばれてくる。
1つの場所で動かず、外に出なくても、何も支障がない。
TVはあるが、おそらく退去するまで電源を入れることはない。
wi-fiがあるので、持ち込んだタブレットでradikoを聞き、TVer、NHKプラス、Amazon Prime Videoを見ていれば、時間は過ぎる。
勢い余って、「魔女の宅急便」を見てしまった。
もちろん、実写版である。
キャストに文句を言うつもりはないけど、いったいどの層に向けて作られたのか、という疑問を抱えたまま見ていたので、内容が全く入らなかったが、たぶん理解できたと思う。
才能を世に出すきっかけとして使われるには、十分な作品である。
そういえば、この映画のプロモーションで空を飛んでいた。
さらに、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見てしまった。
もちろん、実写版である。
キャストに文句を言うつもりはなく、むしろ豪華キャストといえるのだが、きっと実写版だけを見て何かものを言ってはいけないことはわきまえているつもりだ。
どちらも、吉田羊はよくやっている。
残された人生、喪失感を抱えて過ごすことになる。
2021-12-19 Sun.
天命
2021-12-19
実力なく、周囲の思惑で表に立たされ、みじめな姿をさらし続けること。
実力あるも環境に恵まれず、苦しい生活を潜り抜け、年を経てようやく日の目を浴びること。
どちらもつらいだろうが、まあかろうじて後者に救いがあるのだろう。
そんなことを考える1日。
2021-12-10 Fri.
掠取
2021-12-10
もはや、他人の金であっても、無思考のまま焼肉を饗することすら、耐え難い。
得体のしれない人間に、無益な金が渡るような気がして。
2021-12-04 Sat.
底抜
2021-12-04
物欲がない、というのは、人を困らせるものである。
ほしいものがない奴にプレゼントを選はなければならないシチュエーションは、人を実に困らせる。
そして、苦心して選んだものをあげても、そいつは喜ばない。
僕は、物を手に入れることになったら、まず置き場所のことを考える。
欲しいものは問われたら、「できれば、邪魔にならない小さなものが欲しい」と答えてしまい、「邪魔にならないってなんだよ」と自己嫌悪に陥る。
そんな顛末になることにも、最近では慣れてしまった。
それでも何か欲しいものがあるかというと、結局金が欲しい。
労働収入を得るのに振り回されなくとも、不労所得で最小限な生活を過ごせて行けるほどの資金。
それがあれば、世界株インデックスに突っ込んで、面会謝絶で暮らしていける。
税控除後で4Mドルでいいのだが。誰かくれないだろうか。
言い換えると、欲しいものは「暮らしに必要なもの」ということになる。
これで「物欲がない」ということになるのだから、実に質が悪い。