視察
2010-03-19
PCの機嫌がどうも悪い。
2012年まで使い続けなければならないのに、もはやこれまでか。
家電量販店に最新PCを見に行く。
暇な時間帯だったのか、20代前半の女性が商品紹介にくる。
「こちらのモデルはCPUが早くなったんですよー。CPUっていうのは、ガスコンロの炎みたいなもので、前と比べると火力が上がったっていうか、そういう感じなんですよー。だから、料理も早くおいしくできるっていうか?」
という感じで、Intel Core i5について説明してくれた。
こんなに若い人が自ら考えてわかりやすいように表現するなんて、なんて素晴らしいことなんだ!、と感動していたら、LaVieのパンフレットにコックが料理しているイラストがはっきりと載っているのを見つけてしまった。
なんという説明をこの人にさせているんだ、NECは。
「火力が強いんだと、本体が熱くなるんじゃないんかね?」とか聞かれたときの対応を用意しているのだろうか。
「今持っているPCはウェブページをmhtmlで保存、閲覧するのにすごく時間がかかる。エンコードするから仕方がないとは思うけれど、最新のPCはどうなんでしょうね?」
と尋ねたかったけれど、あとで、
「さっき、チョーきもい男に、チョーオタクっぽい質問されたんすよー」
など別の店員に話しているところに出くわしたくなかったので(向こうもプロなので、たぶんそんなことはしない)、質問は控えた。
「また来ます」といってその場を立ち去った。
心が折れたので、しばらくは今のPCをだましだまし使い続けることにする。