剔抉
2017-04-30
結局のところ、お笑いと国内各地の名所、時々ITの話をするのが楽しい。
その楽しみを分かち合える人を求め、僕はこれらの話題ばかり繰り返す。
上記3つの分野以外について、僕は、具体的なことを覚えられない。
たとえば、人のエピソードを聞いても、次に会う時にはそのディテールを忘れている。
だから、話を積み上げることができない。
論理的に導かれる当然の帰結にしか、内容に自信が持てない。
前に書いたとおり、最も向いてない職業の1つは、後から検証できない事実を取り扱うことになる「審判」である。
でも、3つの分野で自分の満足させてくれる人物は、簡単には出会わない。
思い返しても、片手で足りるほどしかいなかった(忘れている人を含めても、二進法を使えば、きっと足りる)。
僕は、置かれた場所で資源を確保し続ける必要がある。
だから、そろそろ、他人が披露した話題を、つまり興味のないことがらでも記録を残し、たまに読み返すべきなのだろう。
気が重い。