曇天の続き

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2011-03-17 Thu.

記録

2011-03-17

「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」を視聴。
かなり気分が高揚したが、緊急地震速報で一旦中断。

少なくとも僕らはいつものように活動を続けるために、時折リラックスする必要がある。
だから、今の時期にこういう番組があってもいいのではないかと思う。
むしろ民放は、エンターテインメントチャンネルに徹すればいいのではないかな。

事実や根拠を注意深く確認しながら、冷静に対処するよう心がけている。
その一方で、不安をあおられている状況への対処も強いられている。
いわゆる「風評」が広まり、「風評があること」が事実になり、その事実をベースにして人が動き、その動きに合わせて自分も動かなければならなくなっている。

改めて「風評があるという事実を報道するな」と言いたい。

パニックに陥って行動する人がいることは、事実である。
ウェブサイトに根拠のない書き込みがあることも、これまた事実である。
特異な情報や、著しい出来事が優先的に報道されるのも、情報量が高いからごく普通のことだと思う。

残念だけど僕らは、受け手としての情報リテラシーがまだ未熟である。
仮に受け手側のリテラシーが高ければ、受け手側は情報の根拠を確認し、怪しい情報であればその情報へのアクセスを控え、やがてその情報は淘汰されるはずだ。
だが、そういう動きにはなっていない。
支援への動きを止められない事態であるのに、不安との戦いまで取り組まなければならなくなっている。

だから、情報の発信元にお願いした方が効果的だと考える。
「風評の存在事実を報道しないでほしい」と。
事実を誤認して起こしている行動をとりあげ、そのような行動が存在していることを事実として報道するのは、控えるべきだと考える。

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