曇天の続き

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2025-06-14 Sat.

小槌

2025-06-14

6月は、矢部美穂の誕生月である。
「YABEKE、開店して15年も経ったのか」と感心するところに、ねんきん定期便が届いた。
早速検証してみよう。

加入実績に応じた年金額を、前年と比べてみる。
老齢基礎年金は、毎年20K円増える見込みだが、前年と比べてそれなりに増えている。
老齢厚生年金は、給与収入の0.5%が加算される計算のところ、それより少し多いくらいの増額か。

年金加入については、そろそろゴールが意識されるようになった。
来月から給与収入が途絶えてしまうとして、20K円に残り加入年数をかけて加算してみる。
ああこれくらいの額か、とはわかったが、ここから税金や健康保険料が引かれる。
20%で済むだろうか。
8掛けの手取りだとしても、ワンルームの家賃の支払いすら怪しい。
めいっぱいの幸運に恵まれたとして、今の年収が残り加入年数まで続いたとしても、毎日1食松屋に行けるかどうか、という程度だ。

定額減税だの、現金給付だのが施されてきたはずだが、帳簿上でこなしてしまったため、実感がない。
後で恩義だけ求められる気がして、うっとうしさを勘違いする。

金があっても、買えるものがなければ、意味がない。
昨年、米が店頭から消えたことを思い返すと、金さえあればいいわけじゃないとよくわかった。
そもそも、僕は買い物が苦手で、面倒に思っているのだ。
自力ですべてを賄えるのならそうしたいけれど、情けないことに都市生活しか送れない身である。
用意されたシステムに乗っかって安価な生活を続ける、でここまで来てしまった。
生活力など、まるでない。

この時期毎年思うことだが、矢部美穂はすごい。
詳しく見ると考えるところは多いが、結局のところは生き残っている。
認めざるを得ない。

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