高台
2020-03-20
さて、株価は3年半前の水準に戻った。
これまで、3年半の間の地道なインデックス投資の営みは、水泡に帰した。
時系列グラフの現在の取引値を通る水平線を左に伸ばし、水平線と時系列グラフが囲んだ部分を積分すれば、それが僕の損失額である。
無様さを嘲笑されても、何も言えない。
そもそも無様なのだ。
まあこの3年間、市場に対して継続的に資金を供給し、それで新たな投資が行われ、社会を通じて僕はその収益を享受していたのだ、と考えると、受け入れられなくも…。
「こういうことがある」と知ってはいても、直面すると動揺してしまう。
慌てず、おごらず、押し付けない。
換気、手洗い、うがいの励行、集まりを避け、近づいて会話しないことを続ける。
つまり、いつもとあまり変わらない。