飛地
2011-02-16
NHKの天気予報を見ていると、和歌山県北山村の部分が律儀に表現されてあり、何とも心躍る。
ところで、少し前の新聞の読者投稿欄に「尖閣諸島の天気予報をTVで放送するべきだ」という意見が掲載されていた。
自国の領土であることを認識できるように、という趣旨であった。
それはいい考えなのかもしれない。
ただ、それよりも僕が求めるのは、僕の自宅がある地域の天気予報の放送である。
僕の自宅周辺の天気は、周囲の天気と異なる場合が少なからず生じる。
県単位の予報では正確さに欠けるし、詳細な地域単位の予報でも正確な予報を得られない。
ある時はA地域の予報通りになり、またある時はB地域の予報通りになる。
TVで放送されているほどの粒度の天気予報では対応できない。
だから、自宅周辺地域の天気予報を放送して欲しいと切望する。
天気予報の目的は、領土の認識ではなく、天気予報の周知にあると思うので。
もっとも、最近は「データ放送」があるので、そちらで正確な情報を得られるようになった。
地上デジタルテレビジョン放送になってよかったと最も実感できるときと言えば、より正確な天気予報を知りたいときと「タモリ倶楽部」のオープニングを見ているときだと思う。