再認
2009-01-14
成人の日。
「青年の主張」が既に放送されていないのを知った僕は、NHK BSハイビジョンで放送されたライブを見ることにした。
「スーパーライブ CHAGE and ASKA」である。
代々木体育館で行われたアコースティックライブ。
行こうか行くまいか悩んだのだが、結局行かなかった。
テレビでライブを見て、「行けばよかった」と改めて思った。
恥ずかしながら独白するが、僕は20世紀の間、CHAGEの楽曲の良さが理解できなかった。
初めて買ったCD「RED HILL」を何度もリプレイした時も、CHAGE担当の楽曲を聴いて、「どこがいいんだ、これは」と正直思っていた。
浅はかな人間である。
しかし、2004年にその認識を改めた。
四国旅行の際、「RED HILL」のCDを何となく持っていくことにした。
四国で何度も「RED HILL」を再生しながら、四国特有の狭路を走っていると、何故かCHAGEの声と楽曲に魅了された。
そんな出来事がきっかけとなり、「RED HILL」を最初から最後まで堪能することができるようになった。
ライブを見て、改めてCHAGEの魅力に気付かされた。
特に、「NとLの野球帽」には心を打たれた。
時代はもちろん違うが、僕も同じ地元で煙突を見ながら育ったので、なおさらである。