不感
2009-01-13
僕は、自他共に認める「のんき」である。
のんきエピソードには事欠かない。
成人の日。
僕は、ある番組を見ようと思い立ち、新聞のテレビ欄を開いた。
その番組名は、「青年の主張」。
新成人がNHKホールの壇上で主張する、という番組である。
こういう番組が見たくなるのは、完全に中年の証拠であろう。
しかし、成人の日のテレビ欄に「青年の主張」は見あたらなかった。
今年は、「青年の主張」やらないのかな。
そう思い、インターネットのやほーで調べてみた。
すると、衝撃の事実が判明した。
「青年の主張」(1990年からは「青春メッセージ」)は2004年で既に終わっていた。
驚いた。
僕は番組が終わったことにも気付かずに、この5年を過ごしてきたのだった。
まあ、終わったことに気付いただけでもよしとするか。
そう思い直し、茶をすすった。