管付
2022-10-30
健康診断を受診。
今回は、大枚をはたいて、胃の内視鏡検査を受けることにした。
実は時々、数日にわたりみぞおちが痛むことがあり、スキルス性胃がんだと信じている。
体重は変わらないが、腹囲は少し減った。
視力も聴力も衰えはない。
暗闇の腹部エコーも耐え抜いた。
最後に、内視鏡検査。
これが初めての内視鏡検査である。
内容の詳細をよく知らず、凍らせた麻酔を口の中で溶かし、言われるがままに寝転がった。
口に管を入れられて、やっと後悔した。
これは、拷問である。
こんなに苦しいことを事前に知っていたら、絶対にやらなかったであろう。
起き上がってでも中断させたかったが、周囲の人たちを信じて我慢した。
苦しみを与える相手を信じるしかできない状況は、洗脳にうってつけだ。
検査が終わった。
担当医から説明を受ける。
ポリープが10個くらいあって、逆流性食道炎もあるが、処置は必要ない。
今後も2年に1度くらいは検査を受けた方がいい。
スキルス性胃がんは見つからなかった。
見つからないからこそのスキルス性胃がんなのだが。
この健康診断で、大きな病気が見つかるものなのだろうか。
いや、大きな病気につながる前に、数値を見て自分を戒めることを促されているのだろう。