眠剤
2012-01-26
映画監督のテオ・アンゲロプロスが事故で亡くなった。
アンゲロプロスが監督を務めた作品で、「永遠と一日」を映画館で見たことがある。
1999年6月2日、場所は確か岩波ホールだったと思う。
「永遠と一日」を見たときのことをよく覚えている。
なぜ覚えているかというと、映画館で映画を見た中で、これまでで最も心地よく眠ることができたからだ。
内容がつまらなかったわけではなく、むしろストーリーの展開に興味があったのにもかかわらず、眠気の方が勝ってしまった。
まさに、そういう映画監督であった。