意思
2010-09-03
これまでの人生を振り返って、「臓器提供してもいいかも」とふらっと口にしたことがあっただろうか。
そして、それを誰かに聴かれてはいないだろうか。
たったそれだけで、将来もしかしたら脳死判定をされるかも知れない。
そういうリスクのある世界に、僕は生きている。
ここでしっかりと意思表明しておく。
死後、自分の臓器を提供することは一向に構わない。
しかし、それは心停止した場合に限る。
脳死判定は拒む。
その意思を間違いなく酌み取って欲しい。
脳死がどういう状態なのか、もっとよく知りたいし、家族にももっと詳しく知ってもらいたい。
たまたま読んだ「週刊新潮」2010年9月2日号で、渡辺淳一が「死刑囚の臓器移植を」というエッセイを書いていた。