曇天
2008-09-03
我がふるさと、小倉の空は決まって雲に覆われている。
と言えば、言い過ぎになること間違いないが、それにしても、小倉の空は曇っていることが多い。
これは小倉が日本海に面しており、日本海側の気候の特徴が現れているからである。
決して工場地帯から排出される煤煙のせいではない。
「七色の煙」と呼ばれる煤煙が空を覆っていたのは、僕が物心のついた頃よりほんの少し前までのことである。
今日、テレビのニュースで小倉の映像が流れたのだが、やっぱり雨が降っていた。
僕の心も曇る。