足踏み
2001-09-21
「三四郎」(夏目漱石;新潮社)を4年ぶりに読み返した.知り合いが学生時代「三四郎」を読んで読書感想文を書いたそうなのだが,改めて読み直してみてとても読書感想文なんて書けないなと思った.思い起こせば,小・中・高と読書感想文なんてよくもまあ書いてこれたもんだ.今日「三四郎」を読み返しての感想と言えば,
谷中と千駄木の間が谷になってて川が流れていたとあるけど,たぶんその川は今僕が自転車で通っているくねくねした道だろう.前から暗渠らしいとは聞いてたけどやっぱりそうだった.
ぐらいしかない.どうやって原稿用紙3枚まで内容を薄めよう?
去年、20年ぶりに「坊っちゃん」を読んだ。 温泉に入って、まんじゅうを食いたくなった、というのが感想だ。 どうやって、原稿用紙3枚にまで内容を薄めようか。 進歩がない。
(2008-03-22)