曇天の続き

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2024-06-22 Sat.

才媛

2024-06-22

久しぶりに書店に行った。

普段書店に行っていないこともないが、その場合は何か目的があるわけで、たとえば、欲しい本を探すか、ライフワークである雑誌のゴシップ記事拾いをするか、生活が行き詰まり人生をまるごと委ねていい先導者がいないか、という場合である。
今回は、特に目的を定めず、端から書棚を見ていった。
以前はよくやっていたのだが、ここ4、5年は、頭に余裕がなくて、時間を作らなかった。

モールの一角にある、それなりの広さの書店を見回るまで、結局2時間ほどかかった。
それでいて、1冊も買わない。
金はないし、自宅に読んでいない本が何冊かある。
気になった本のタイトルをメモに取る。
これでウィッシュリストがまた30冊ほど伸びてしまった。
小池里奈の写真集が欲しい。

この辺りを目的もなく歩くことも、何年もしていなかった。
セカンドストリートができていて、初めてこの店に入ったけど、今更ながら店構えに驚いてしまった。
今後この店に生活を委ねていいのではないかと思う。

道路がまっすぐになっていて、台地の上にパン屋ができていた。
店に入って一回りし、「なんと素晴らしい店だ」と感心し、何も買わずに出ると、後ろから店員がついてきたように思う。
当然だが、手に商品を持ってないし、口にもくわえていないし、パンをかぶってもいない。

駅前のモスバーガーに入り、コーヒー。
キッチンから、にんじんを千切りにしている音が聞こえてくる。
とんでもなく手間をかけている店だ、という感想を持たせる2024年である。

川村エミコ「わたしもかわいく生まれたかったな」を読む。
先日ラジオに出演しているのを聴き、声がきれいだし、ちゃんと話せるし、タレント力が高いことを知る。
暗い性格の人は苦手だが、「暗かった」性格の人の話は信頼できる。
ラジオに出演するあぁ~しらきの話を聞いていても、とても常識的な人のように感じる。

一般的に言って、僕は何かがぶっ壊れているのだと思うけど、気にしない。
むしろ、売れる人にはスキルがある、ということかと。

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