曇天の続き

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2024-02-10 Sat.

左党

2024-02-10

左肩が痛い。
昔から左肩が痛かった、と思っていたのだが、記録となんとなくの記憶によると、2019年ごろは右肩が痛かったようだ。
少なくとも2022年末くらいから左肩が痛くなり始めて、特に2023年2月ごろは、生活に支障が出るほどの痛みがあった。
寝るとき、左肩を上にして寝ていると、腕のバランスが前後に動くたびに、激痛で目が覚める始末だった。
5月ごろだったか、鏡で見てみると、左腕を挙げたときに肩が開ききらないままで挙げていることに気付いた。
それ以来、肩を開くことを心がけながらストレッチをしていて、多少は開くようにはなってきた。
肩を積極的に動かすようにもしていて、ある時から動かすとゴキゴキと音が鳴る。

左の首も痛い。
首が回らなくなることが1週間に1度ほどあり、そんな時はテープを貼り首をかしげながら生活をし、その場をしのいでいる。
首を動かすと、ずっとメシメシと音が鳴る。
首の後ろがずっと痛くて、痛くなかった時の記憶がもうない。

そんなことを言っていると、年明けから左の肘が痛くなった。
ストレッチのせいだろうか。
自覚できるほどに左の上腕がねじれていて、それを伸ばそうとしているから肘まで痛くなったのか。
ウェブで検索すると、「スマホ肘」という症状もあるそうだ。
左手でスマートフォンを持つ時間が長いと、気付かないうちに左腕を酷使しているようで、肘に痛みが生じるとのこと。
もう情けなくなってきた。

ある日、午前中までは多少の痛みにとどまっていた左肘が、昼食後ズキズキと痛むようになってきた。
最終的には左前腕の中が激しく痛むようになってきて、キーボードを操作することもままならなくなってきた。
Ctrl + Sを押すのもしんどくて、この先ファイルを保存できない体になってしまうのか、と焦った。
もしかしたら何かしらの病気で、もしかしたら左腕を切断しなければならないかもしれない。
僕にはキーボードを操作する以外の存在意義がなく、「隻腕用のキーボードなんてあるのだろうか」と真剣に考えた。

帰宅後、痛む左腕を見ると少し腫れていて、熱を帯びている。
体温も微熱が出ていて、その日はそのまま寝込んだ。
骨が折れているのか、神経がいかれてしまったのか。
横になっていても痛くて、眠ることができない。
左腕を挙げるような格好でしばらくいて、ようやく少し痛みが治まる。

翌日、ひとまず整形外科に行く。
レントゲンを撮ってもらい、骨に異常がないことを確認。
蜂窩織炎だろう、という診断を受けた。
小さな傷から菌が入り、皮膚の深い部分で炎症を起こしているのだという。
点滴を受けて、痛み止めと抗生剤を処方してもらう。
薬剤師からは、「高齢者がかかる病気です。ものすごく忙しかったのですか」と言われた。
激務とは程遠い労働環境だが、この僕が現世にいるというだけで、精神は過酷な環境にある。
出された薬を飲んで、家で寝ていると、痛みはひとまず小さくなってきた。

この顛末を人に話すと、「人食いバクテリアじゃないか」と言われた。
僕はその時「人食いバクテリア」のことはよく知らず、話を聞いてみると、菌が違うだけで、まさに自分の症状と同じである。
もし、事前に「人食いバクテリア」について知っていたら、症状が出た時点でパニックになっていただろう。
いや、何の菌によるものかは調べていないのだから、本当に菌が違うと言い切っていいのだろうか。

1週間後、再び整形外科に行き、左肘の様子を見て治っていることを告げられた。
「再発の可能性は低い」と言われ、僕としては菌がいなくなったことを信じるよりほかない。

ただ、左の前腕がまだ痛かったり、左手がしびれたり、という自覚症状はまだある。
これが、左肩から来ている症状なのか、まだ菌が暴れているのかは、よくわからない。

そんな情けない状態で、先日の雪道で転倒してしまった。
尻もちをつかなかったかわりに、左腕を伸ばしたまま地面に左手をつき、左肘に痛みが走った。
腫れはなく、骨折はしていないようだが、前腕が痛くて、もうズタボロだ。

左首、左肩、左腕が痛いし、以前からちょっと体調が悪くなると左の腰が痛くなる。
酒を飲みすぎると、左の脚にしびれが出る。
左半身に霊が取り付いているのか、右脳が死んでいるのか、どっちかだろう。

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