曇天の続き

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2023-10-16 Mon.

洗香

2023-10-16

「わたしの一番最悪なともだち」を見終えた。

連続ドラマはほとんど見ない。
時間がないものあるし、話題の連ドラに共感できるほどの度量がない。

以前は、深夜の30分1話完結ドラマをよく見ていた。
その前は、「銀河テレビ小説」を見ていた。
その前は、夕方の再放送ドラマや、土曜の2時間サスペンスドラマの再放送を見ていた。

2023年度は、NHK「夜ドラ」を見るようにしてきた。
週に15分×4回くらいなら時間が取れるかと思って。

最初は、「おとなりに銀河」。
ファンタジーのようだったので、楽しめるかと思ったが、3週目くらいまで見て、話についていけなくて、やめた。
もちろん、自分のせいである。

次は、「褒めるひと褒められるひと」。
第1話を見て、森川葵と川崎鷹也が出ているのを見て、それでやめた。
これももちろん、自分のせいである。

そして、「わたしの一番最悪なともだち」。
こちらは、最初から見て、最後まで全部見た。

途中、怖いところがあった。
嘘を突き通してポジションを得るところなど、怖くて仕方ない。
また、進み切った企画を、自分の思いだけで抜本的な変更をしようとするところも、怖い。
止められるのは当然だ、と考えてしまうのは、自分が年を取ってしまったからなのかもしれない。
それがきっかけで休職してしまうのも怖くて、ちょっとこの辺りはついていけなかった。
過去の自分のことを棚上げして、ミスや不完全さへの寛容度がずいぶんと低くなっていることを認識させられた。
若い時の自分を考えると、新しい人たちに対してもっと優しく受け入れてあげるべきなのかもしれない。

全体的には、お互いに感じていることが長い時間をかけて伝わり合い、見ている方がそのことに最終週まで気付かされなくて、とてもよかった。
テーマソングの歌詞がドラマの内容と合っていないな、と当初から思っていたのだが、それを歌っているのが主演の2人だったのも最終週に気付かされ、最初から終わりが提示されているのも、何ともおしゃれな感じだった。

そして、豪華な出演陣だった。
「トクサツガガガ」にも出ていたが、倉科カナの配役はもうゆるぎない。
平井理央の立ち位置もよくて、僕とちょうど1歳違いの元夫のことを考えると、平井理央のことを全面的に応援する。
白石麻衣の役柄も、実験的で受け入れられた。

唯一疑問だったのが、神戸に実家があるのに、大学進学で一人暮らしを始めているところだ。
神戸といっても広いし、親が公務員ならできるのかもしれない。

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