曇天の続き

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2023-07-28 Fri.

小倉増・往

2023-07-28

帰省する。

東筑は1-2で負けてしまった。
こうなれば、もう東筑が勝ち抜いた時に甲子園に行かないと、もう機会はないのかも、とまで思ってしまう。
「ほぼ出身校」といってもいい九国大付でもいいか、という心境までにはまだ至っていない。

予定より40分遅れで、高速バスが羽田空港第1ターミナルに到着。
駐車場が満車で、ターミナル内も多くの客が行き交っている。
旅行者がかなり戻ってきたようだ。
搭乗手続きをして、天むすを買って、保安検査場を通り抜け、搭乗口前で天むすを食べ、ついでに350ml缶を開ける。

ここ数年は、帰省を兼ねて旅行をしてきた。
飛行機のチケットだけを買うのと、1泊の宿泊とセットでチケットを買うのとで、さほど代金が変わらないことを教えてもらったからだ。
それで、指宿、天草、倉敷と立ち寄ってから小倉へと向かうことをしてきたのだが、よく考えるとどこも小倉まで向かうのが結構な距離で、およそ「ついで」とも言い難いことをしてきた。
今回は事情もあって、5年ぶりに直接北九州空港へ行くことにした。

822km先の北九州空港まで、A滑走路から離陸。
今日もやっぱり、スターフライヤー。
ジャパネットが資本参画してから初めてで、なんというか機内映像には物足りなさを感じる。
機内誌に「なんばん往来」の広告が載っているが、なぜかさかえ屋の名前はない。
ゴルゴ松本のテレビショッピングなどを見て、やり過ごす。

北九州空港に到着し、高速バスに乗る。
車内では、「PAO~N」を聴く。
ゲストは渡辺美里。

駅に到着。
新幹線口から駅に入り、店でやや大きめのからすみを買う。
観光案内所で情報を渉猟し、小倉城口へと至る。
この言い方、一向に慣れない。
旧電車通りあたりで、声をかけられる。
どこかから小倉に来て、北九州のソウルフードであるうどんを食べたい、とのことだったので、この道をまっすぐ進めばよい、とお伝えする。
何でここまで来て道を聞かれるのか、よほど隙だらけなのだろう。

こちらは銀天街を進み切り、ラーメン屋へ入店。
初めて訪れたのだが、実においしい。
店を出て、旦過市場を訪れる。
なかなか言葉にできない風景なのだが、再生するにしても不燃化は進めてほしい。
昭和館の復活の動きは驚きだったが、それならそれで応援したい。

知らない名前のタクシーに乗り、実家の前に着き、現金で支払う。
実家には母とめいがいて、めいは4月に配本されたZ会の教材をやらされていた。
父は、病院に行っていて、不在。
昨年購入してやったPCは好調とのこと。
羽田空港で北海道フェアをやっており、とうきびチョコの袋詰めを買ってきたのだが、めいには不評の模様。

暇のため、散歩する。
この辺りは昔、電波塔が多く立っていたのだが、今は代わりにマンションが建てられている。
社宅や公舎も多かったわけで、そのあたりに住んでいた同級生もいたが、それが理由だろうか今もそのままこの地に住む人は少ないようだ。
歩くと少し先に塔を見つけて、近くまで行くとそれがタクシーの無線塔であることを今更知った(もしかしたら、忘れていただけかもしれない)。
こういう業務無線は、携帯電話による通信に乗っけられたりはできないものだろうか。
道を挟んで向こう側が別の小学校の校区で、子どものころは足を踏み入れたら生きては帰れない心地がしたものだ。
この辺は、細い道路が格子状に作られ、止まれと一方通行を示す標識が交差点ごとに並ぶ。
公園がたくさんあり、子どもたちがそれぞれの公園に正式名称とは異なる名前を付けていたのだが、今はさっぱり思い出せない。
団地もまだあるが、ここまで来るのにどこもそうだったが、人通りが少ない。
暑いから仕方ないのかもしれない。
その隣がGMSである。
昔は別のスーパーで、子どものころに資本が変わって、多分次に資本が変わる前に建物がなくなり、別の新しいスーパーができた。
敷地の様子や周辺の建物は変わらないのだが、主体であるスーパーの建物が変わっているので、記憶と今とで違和感がある。
全く違うわけではないが、どこかか少し違う、夢の中みたいな感じ。
建物の2階がテラスになっていて、西の方が望め、若戸大橋が見え、高塔山が見える。
眼下の建物は、以前はファミリーレストランだった。
僕が食べられる数少ない洋食の店で、行くのが楽しみだったが、今はなぜかカラオケ店になっている。
ちくわと高菜漬けを買って立ち去る。
近所のポプラは、から揚げ屋に代わっていた。

夜は、刺身。
父は、しばらく務めた町内会の会計を、責任の重さから丁重にお断りしたそうだ。
なにしろ大きな額を扱うそうだし、もう歳だし、とのこと。
僕も、もう歳です。

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