曇天の続き

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2021-02-14 Sun.

郷愁

2021-02-14

FLAT FACE「HONEYMOON IN PARIS」を聴きながら、柔らかな日の当たる部屋で穏やかに過ごす。

もちろん今は2021年の冬であり、日曜とはいえ「るり色の砂時計」を見ているわけでもなく、ここは福岡でもない。
FLAT FACEのアルバム「FACE」を所持しており、それを聞いているのだ。
家の中に閉じ込められすぎて、もう何もかも嫌になってきた。

以前に書いたように、1980年代から90年代にかけて福岡で放送されたTVのテーマソングやCMを収録した1つのアルバムがほしい、と切実に願う。
もしそんなアルバムができるのなら、「HONEYMOON IN PARIS」はきっと入るだろう。

もう記憶があいまいで、的確なことを言えない状態だが、アルバムに入れるべき候補を絞りだしてみよう。

まずは、太宰府天満宮のCMソング。
肥前夢街道のCMソングも採用してほしい、と思い調べてみると、同じ歌手が「なんばん往来」のCMでも歌っていたことを知る。
マルショク・サンリブのDate of Birth、「九州のコンビニはポプラやね」でおなじみ、中国地方に本社があるポプラのCMに使われたシーナ&ロケッツは絶対に外せない。
長崎オランダ村やスペースワールドの歌も入れてほしいし、ついでに、よかトピアのテーマも入れておこう。
ダ・カーポが歌った「窓を開けて九州」のテーマソング、NHK「九州のうた」から「筑豊の子守歌」もぜひとも収録。

そして、CMからは、福岡のCMと言えば、愛眼、にわかせんぺい、博多ぶらぶら、博多の女。
さらに、ニッカサラダ油ママポット、柳川のツルみそ、風月の雪うさぎ、大隈カバン店、梅谷仏具店、大原松露饅頭、誉の陣太鼓、冨の寿、マイング博多駅名店街、龍龍軒、パブ・テニスクラブ、のがみ会館に飯塚オート、南こうせつが歌う後藤散、竹中直人が歌う福岡ボート。
小倉の人間としては、かば田、魚町コンタクト、丸和、太陽家具、シャボン玉石けん、クレジット二神あたりのCMサウンドロゴを推す。
天国社と新宮霊園の両CMも抑え、ブリッジ的に下関シーモールのCMソングも入れておこう。

思い出す必要もない記憶をウェブサイトでたたき起こされたのが、空研工業の「ファミリープラザ」。
本趣旨に合っていて、秀逸である。
個人的には、フライング・エレファンツが歌うビートルのCMソング、大島渚監督の「熱い!バージョン」のCMで使われたサックスの曲を推薦したい。
「SO・TA・I」を入れるかどうかは、板谷由夏に聞いてから。
ラストトラックはもちろん、TM NETWORKの「FANTASTIC VISION」。

思い返すと、福岡のローカルCMのことはまだかすかに覚えているけれど、福岡のローカル番組の記憶はほとんどない。
たぶん「ドォーモ」とか「ナイトシャッフル」とかのを入れておけば適切なのだろう。
「マニア・マニエラ」や「OKINKA-TV」、「ふれあい天国」に、テーマソングなどあったのか。
せいぜい「なぜなぜ九州」や「とべとべトピックス」のオープニング、「FBS NOW」ぐらいしか思い出せない。
そういえば、あの頃、なぜ必死になって「FBS NOW」を見ていたのだろう。

お察しの通り、暇である。
「PAO~N」の「ペペ3」コーナーで「なつかしシリーズ」を聴いていることが遠因となっているのか、最近、過去の福岡メディアのことがフラッシュバックするようになった。
ウェブがあり、radikoプレミアムがあり、福岡の情報がある程度は入ってきている。
これで在福のTVがエリア外でも見られるようになったら、自分にとっては程よい距離感となり、福岡を離れて暮らしていてもいよいよ不自由や不満を感じないように思う。

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