曇天の続き

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2025-01-25 Sat.

黒腹

2025-01-25

それはそれは、大問題である。
「仰天ニュース」で出演シーンがカットされても当然である。
前からわかっていた通り、品のない、モラルのない人間である。
フジテレビも共犯である。
とんでもなく不潔なものを電波に乗せたのだから。
鶴瓶がTVから消えることに、何の異論もない。

誰よりも誠実に状況を受け止める、という意気込みで、早起きして「週刊フジテレビ批評」を見る。
騒いでいるみなさんも、当然やっているでしょう?

実際には、4時30分に目が覚めてもう眠れず、起き上がり今週の「相棒」を見て、見終わったらちょうど「週刊フジテレビ批評」が始まった、という次第。
今週の「相棒」は病院乗っ取りの話で、被疑者が杉下右京に事情聴取を懇願するところなど、全体的に好きなテイストだった。
「おはよう 暴れん坊将軍」なんて誰が見るのだろう、と思うのはひよっ子で、いずれは、「おはよう 相棒」を見ることになるのだろう。

で、「週刊フジテレビ批評」だが、改めてフジテレビの「たるみ」が見てとれた。

「新しいカギ」で、女子高生の交際相手を4択から選ばせるというコーナーがある。
ハナコの秋山氏が、観客の高校生に掛け声を要求して盛り上げる一幕が映り、もう見ていられない。
秋山氏は、コントをやるために仕事を頑張っているのだろう、けなげである。
そのコーナーに対する視聴者の投稿があった。
交際相手4択をデータ放送で視聴者に投票させるのだが、画面の選択肢の色表示と、リモコンの4色ボタンの対応が異なっており、そのせいで押し間違えた子どもが悲しそうだった、というのが投稿の内容。
思わず、「信じられない!」と絶叫してしまう。
データ放送が開始され相当の年数が経過しているのに、そんな基本もできていないとは、視聴者をないがしろにした「やっつけ仕事」が垣間見える。
きっと、何かが忙しくてチェックできないのか、そこまで気の回る人材すらいないのか。

その後、「めざまし土曜日」が始まる。
もう、西山喜久恵の笑顔をTVで見ることはないかもしれない。
最近フジテレビの視聴時間が増えており、特にコマーシャルはよく見ている。
お茶の間の傾向も同様だったりして、視聴率が上がったりしているかも。

さて、僕は青松が子供に付き添って走っている姿を見て以来、これは一般のアイドル像とは異なるな、と好感を持つスタンスにいた。
一方で、以前「ゴチになります」でピタリ賞を中居氏が当てたとき、「これ、本当かいな」と率直に思ったことがあった。
僕にまだTVに対する純粋な気持ちがあったほほえましい話ではあるが、その時の印象をこれまでずっと引きずってきたのだ。
ピタリ賞獲得が2002年だったことを知り、それ以来ずっとそんな気持ちで中居氏を見ていたのかと思うと、実に申し訳ない。
おつかれさまでした。

そして、さんまさん。
「SMAP解散以降、中居氏に会っていなかった」と語り、改めてさんまさんのリスク管理感覚と美意識に脱帽する。

「タモリステーション」は、闇バイト特集。
「手っ取り早く金を稼ぎたい」という風潮があるというが、「仕事をする」と「金を得る」の距離や関係が、いささか遠くなっている気がする。
これは、ネガティブな意味でもポジティブな意味でもそうであり、「金のために仕事をしなくてもよい社会」という語られ方が実は助長しているのでは、とも思う。
自由経済に任せていても野菜は生産されず、自農するのが当たり前、という社会が来るのではなかろうか。

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