疾走
2023-01-30
鮎川誠が亡くなった。
電車内で、「フライデーオールナイト」を脳内再生しているときに、他人のスマートフォンの画面が目に入って知った。
慌てて自分のスマートフォンでも確認した。
先日、高橋幸宏の訃報を聞いたばかりだ。
立て続けのことに、月並みながら、心の奥深くからの感謝しかない。
「やっぱ九州のコンビニはポプラやね」と唱え続けて、30年。
どぎつい久留米弁を貫いたところに憧れ、「ジャージの二人」も見た。
「DOS/Vブルース」は読む前から名著だと確信していたが、昨年ようやく入手し、時間をかけて読んだ。
自分がPCを買ってもらったころと時期が重なっており、懐かしく、今となっては貴重な記録だ。
インターネットにロックを見出しているところなどは、震える。
「シーナの夢」を読み、ドラマ「You May Dream」を観た。
そして、世の中で最も「ロック」なアクションである「「いいとも」での「New Year Rock Festival」の告知」に心を熱くした。
あのメンバーの中で、クレバーな立ち位置で参加し続けていたのだから、すごい。
まさに、彼こそが、最後のロックンロールスターだ。
父と同世代で、ご息女は僕と同世代である。
とても大きな存在であった。
今日は、「オールナイトニッポン」のスペシャル番組にウッチャンナンチャンが出演することが発表され、とてもうれしい気持ちになっていた。
それゆえ、南原清隆作詞作曲「フライデーオールナイト」を歌っていたのだが、ちょっとこたえた。