曇天の続き

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2022-12-02 Fri.

悔心

2022-12-02

朝、TVを付けると、ニュースで「笹子トンネル天井板崩落事故」を取り上げていた。

2012年12月に発生したことは記憶していたものの、今日で10年になることの認識はなかった。

この事故のことはとてもショックで、土木にほんの少し足を突っ込んでいたことのある身としては、こんなことがあってはならない、起こしてはならないと強く思ったし、今も思っている。
この事故発生の10年以上前から、講義で「今後は、新たな構造物を作るよりも、既存構造物のメンテナンスにコストをかける必要がある」と聞いていた。
人々に便利をもたらすものであったはずが、存在するだけで危険をもたらすものと変わってしまう。
点検は決して不十分であってはならない一方で、そのコストを受け入れてもらうための説明は困難だ。
かといって、作り変えるほどのリソースを確保するのも難しい。

ITであれば、危険があるのなら電源を落としてしまえばいいものの、危険をわかっていながらもだましだまし動かし続けているものもある。
命の危険性は少ないにせよ(あるいは、その認識を喚起することはないものの)、ITにおいても状況は似ている。

そんなことを思いながらオフィスでプログラミングを進めていたら、話題ワードに「スーパーマリオクラブ」が上がっているのに気付いた。

僕は、ど真ん中の「スーパーマリオクラブ」世代である…。
いや、「スーパーマリオクラブ」をやっていたころはTVQが開局していたはずだし、TVQの開局は1991年だったはずだ。
そうすると、中学生になってから「スーパーマリオクラブ」を熱中して視聴していたのか。
信じがたいが、確かに「ただいまPCランド」も観ていた。

とにかく、本田理沙が司会をしていた頃の「スーパーマリオクラブ」を熱心に見ていたし、僕の趣向としては珍しいことに「ビデオあなたが主役」も見ていた。
突然のことでニュースを疑ったし、全く思いもしなかった。
TVの一部分が終わってしまった、ような気すらしている。

今朝も含め、ここ数週間は、「ミスター味っ子」のことを思い出す。

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