曇天の続き

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2022-11-11 Fri.

雑把

2022-11-11

必ず現金で支払う場所の1つは、理髪店である。

僕が通う理髪店は、PayPayでの決済ができ、僕はその店でのPayPay決済の第1号を飾った。
2021年10月から加盟店に決済手数料が課せられるようになった。
その話題を店主がしてきて、それ以来PayPay決済がなんだか気が引ける。
なので、理髪店に行く前の平日には銀行のATMに向かい、現金を引き出すことにしている。

ATMでは紙幣だけでなく、調髪料に合わせた硬貨も引き出すことにしている。
ちょうどで支払うことにより、店主を釣りの準備で煩わせたくないからだ。

先日もその用事でATMに行った。
その日は何らかの経緯で入手した一万円札を持っていたため、一部入金をして、調髪料が戻ってくるようにした。
上でも書いたとおり、現金を持っていたとしても、釣りを発生させるわけにはいかない、自分のためにも。

紙幣を入金し、ボタンを押すと投入口が閉まった。
まもなくATMから「足元の返却口をご確認ください」との音声が流れ、画面の表示でも促された。
そんなものの存在も知らなかったし、なぜそんなことを言われるかもわからなかったので、大いに戸惑った。
身体をかがめ、確かに存在した足元の返却口を視認し、手を突っ込んでみたが、特に何もなかった。

後で調べてみてわかったのだが、もし紙幣投入口に誤って硬貨などを入れてしまった場合、その硬貨などは足元の返却口に戻される例があるそうだ。
今回はそんなことはなかったのだが、何かの条件がそろうと、ATMからこのような案内がされる仕組みなのだろう。

この件についてウェブで調べていると、勝間和代氏のウェブサイトに突き当たった。
読んでみると、「自分のいろいろなバッチ処理の1つに、代引きその他でもらったお釣りをまとめてコップにしまう、というものがあり、硬貨が大量に溜まってしまったため、とりあえず銀行に預け入れようとし、大量の硬貨をATMの紙幣投入口に投入し、ATMの返却口を大量の硬貨で詰まらせる」ということをしたのだそうだ。
そして、本人の考えだと、こうなったのは機械の設計にも問題があるのだそうだ。

僕からすると、ただただ「自分では考えもつかないことをする人がいるな」と思う。
ITエンジニアとしては留意しておく必要のあることだし、自分の行動もその例に漏れないのだろう。
とりあえず、勝間氏がバッチ処理の概念を導入していることだけには、僕も賛同しておきたい。

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