逃切
2019-06-14
6月は、矢部みほの誕生月である。
ねんきん定期便で、加入実績に応じた年金額を確認する。
年齢を鑑みて、この額を倍にしても、暮らせていける気がしない。
せめてあと5万円あれば、学生時代の独り暮らしの生活費くらいに届きそうだ。
年間で60万円、年金受給から30年で2,000万円くらいあれば、何とかなるか…。
これはずばり金融庁の報告書(金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」)で言及される内容に一致する。
「政府が受け取らない」などという状況は無視して、この報告書は読んでおいたほうがいい、きっと役に立つ。
そのうえで、資産形成の環境整備が望まれる。
例えば、NISAの拡充、資産形成を促す税制改正だ。
そういう流れを金融庁は考えていたかと期待するが、とても残念。
忘れてはいけないのは、支給される年金から税金や健康保険料などが引かれるということだ。
また、年金保険料は労使折半であり、ねんきん定期便で報告されている納付累計額に、使用者側の負担額が含まれていないのが、むかつく。