曇天の続き

Diary > 2016 > 07 > 08 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0
2016-07-08 Fri.

得る小倉・往

2016-07-08

小倉に帰省した。

8時、高速バス。
東京港トンネルあたりで渋滞したものの、定刻通りに羽田空港に到着。

2010年7月以来の、第1ターミナルからの出発である。
羽田を発つ飛行機は、2013年7月に第2ターミナルからB787で松山へ行った以来。

とらやのようかんを購入し、出発1時間前に保安検査場を通過。
以前と同じ迷惑を繰り返さない、というのが、僕の信条である。
いずれにせよ、保安検査場通過後の食事に期待してはならない。

飛行機は、もちろんスターフライヤー。
「Spirit of Kitakyushu」と機体に入っていたので、おそらく13号機である。

「安全ビデオ」が凝っていて、ジャズラウンジをキャビンに見立てたものである。
以前は、忍者をモチーフにしたものであり、これを見るだけでもスターフライヤーを利用してほしいと思う(ウェブで見られる)。

言わずとしれたD滑走路から離陸。
今回の座席は、往路、復路とも窓側ではない。
機内ビデオでは、なぜか「プロゴルファー猿」の第3話、4話が放映されていた。
一斉放送ではなく、オンデマンドになっているのが、新型機の特徴である。
思いがけず「プロゴルファー猿」を楽しんだ後、宮脇俊三「時刻表ひとり旅」をKindleで読む。
電子機器の利用ルールが変更になったから、これが初めての搭乗であった。

北九州空港に着陸。
天気は、やっぱり雨。
「世界遺産がある街」的なサインがお出迎え。
世界遺産と言っても、普段は公開されていないし、散在しているものをまとめた指定でもあるので、「ふむー」と思う。

高速バスで小倉駅へ向かう。
ほぼ満席で、補助席まで利用される。
外国人もちらほら見られる。

記念病院の跡地を見て、TOTOミュージアムを見て、あっという間に、小倉駅北口…、新幹線口に到着。
早いし、楽。
タクシーで実家に向かう。

実家に荷物を置き、街へ出かける。
確かに、魚町のマクドナルドはなくなっており、駅前の変形マクドナルドは新たなものに変わっており、郵便局と駅西側のビルが消え失せていた。
街はほどほどに人が多く、なんとなく小倉に住んでいたころの気持ちに戻る。

魚町の西鉄定期券売り場に行き、お土産のためのnimocaグッズを買おうとしたのだが、パスケースしか置いていなかった。
nimocaグッズを買おうとする客など初めてだ、という事実をマイルドな形で告げられ、ここに、西鉄のウェブサイトに書いてある案内とは異なり、nimocaグッズは魚町では売っていないことを記し、広く伝えることにする。
また、バスの初乗り運賃が190円になっていたことを改めて思い出し、悶絶したことも合わせて記す。
また、魚町と平和通りでは乗り継ぎ割引が適用されないことも、備忘のために記す。

夜は、西日本工業倶楽部で会食。
旧松本家住宅に関するうんちくを事前に仕入れておいたので、存分に披露したが、冷えたビールのうまさに霧散した。
家族からは、「あんたパーマをかけたんか、髪がクルクルやけど」と3回言われた。

それにしても、普段から多めにチャージしているSuicaの残額が、この1日だけで数百円になってしまったことには驚いた。
何度も収支を確認したが、間違って引き落とされているようなことはなかった。
非鉄道利用地域在住者と旅行時だけはモバイルSuicaが推奨される、と思い当たる。

Link
Diary > 2016 > 07 > 08 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0