曇天の続き

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2016-04-26 Tue.

達人

2016-04-26

書籍を郵送する用事があった。

梱包し、厚さを測ってみると、3cmぎりぎりか。
レターパックライトで送付できるだろうと踏み、書籍を手にして郵便局へ行った。

局員にレターパックライト1つを注文すると、その局員は「それを送るつもりですか」と僕の手にある書籍を指して言った。
書籍を取り上げ、「これは送れませんよ、ほら」と言い、おそらく3cmの隙間が空いているであろう金属の道具に書籍が通らないことを、僕の目の前で実演した。
僕は、「そうですか、なら結構です」と言い、その郵便局を後にした。

さて、ここで、本稿とは関係ないことではあるが、自らの普段の所作を振り返り、自己都合で制定したルールを盾にとって相手に「できない」と伝えていることはないか、点検してみよう。
業務の性質上よくあるのだが、一部の依頼について、ルールを逸脱すれば対応できるものの、ルールを持ち出して「できません」と言ってしまっている。
ルールは、サービスの提供主として、デリバリーに対する責任を果たすためのものである。
勝手な判断でルールを破ってしまうと、また別の人に影響を与えしまうことにもなりかねない。
だが、その時、「すみません、これは我々の都合で定めているルールなのですが」という前置きをつけるべきなのに、ほとんどしていないように思う。
深く深く後悔し、今後は相手の理解をいただけるよう謙虚な対応に努めようと思う。

全く関係ない寄り道はこの辺で済ませることにして、本題に戻るが、これで今後行かないことに決めた郵便局が2つに増えてしまった。
くだんの書籍は、第3の郵便局でレターパックプラスを購入し、郵送した。
ゆうメール用に梱包しなおすのは時間がかかりすぎるし、相手には郵便受け渡しではなく手渡しで届けることになってしまうが、あまり時間がなかったので、その日のうちに投函すること優先した。

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