小倉憂古・往
2013-12-30
小倉に行く。
まずは昨年の行程を復習する。
毎年同じことを繰り返していけば、洗練された行動になる、と信じている。
出発。
どうやら、中央線が遅延しているらしい。
運が悪いね、とこのときは思った。
帰省専用弁当である「叙々苑焼肉弁当」、帰省専用つまみである「貝柱の干物」を買い、グランドキリンを買い込む。
新幹線が出発。
品川あたりから、富士山が見える。
さよなら、東京。
弁当を食べる。
眠る。
ビールを飲み、しばらく酔い、酔いが落ち着いてきたら、ビールを買う。
「日経エンタテインメント」2014年1月号をめくる。
「清水ミチコ物語」、「ラジカル・ヒステリー・ツアー」、土岐麻子「TALKIN'」、paris matchをランダムに聞く。
ミハエル・シューマッハの容態を、ニュースで気にする。
4時間40分など、あっという間に感じるようになった。
間違いなく加齢である。
「北九州マラソン」の看板がお出迎え。
コースが寒そうである。
めずらしく、タクシーの運転手に話題を振る。
「正月の初売りは2日からみたいですね」と。
しばらく、「昔はよかった」話に付き合う。
もう昔には戻れない。
実家。
母親から、北九州予備校の元日センター模擬試験について聞く。
僕が卒業した高校は、予備校ではなく北九州市立大学で受験するらしい。
つまり、本試験と同じ会場である。
これについて、「きたなくない?」という評判が上がっているらしい。
父親からは、実に北九州らしい話を聞く。
ここで披露できないのが、とても残念、というか、この話自体が残念だった。