安牌
2012-10-12
確か内田康夫だったと思うが、「カレーとラーメンは、旅先でも安心して食べられるものだ」というふうな文章を書いていた。
まずい料理を出す店は多いが、カレーライスとラーメンに限ってはまずいものが出てこないので安心して注文できる、という趣旨だったと思う。
僕の見解では、まずラーメンは、この説に全く当てはまらない。
まずいラーメン(厳密には、僕の口に合わないラーメン)に多く出くわしてきて、まさに「噴飯もの」になったこともある。
ラーメンに比べて、カレーに関しては、この説は比較的当てはまるのではないかと思う。
流れ上怪しい店に入る運命にあったとしても、カレーがあれば、本当に助かる。
そのカレーが「玉ねぎの辛みを生かしたカレー」だと僕は食べられないが、基本的に煮込んであれば大丈夫である確率が高い。
インドを訪れた際も、カレーがあったので乗り切ることができた。
ただし、ネパールではさすがな魅力があるもので、カレーがあっても乗り越えることができなかった。
むしろ、しばらくカレーが不得手になったほどだった。