曇天の続き

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2012-04-26 Thu.

亡霊

2012-04-26

今日は少し不愉快な出来事があった。
BS日テレで放送される「竹中直人の大人の笑い」の録画に失敗したのだ。

自宅では、BSデジタルをケーブルTVで視聴している。
BSデジタルの番組を録画予約するには、ケーブルTVのセットトップボックス(STB)とレコーダーの両方で予約する必要がある。

番組終了時刻の22時54分を過ぎてしばらくしてから、レコーダーの電源はオフになっているのにSTBの電源は入ったままになっていることに気づいた。
新聞を見てみると、前の時間帯で野球中継が放送されており、延長の可能性がある旨が記されてあった。
STBは電子番組表によって番組変更に対応していたが、外部入力で録画しているレコーダーはその変更に対応できなかった。
慌ててレコーダーの電源を入れ、録画を再開したが、おそらく15分くらいは録画が中断されているだろう。

不愉快に思うのは、自分の行いについてである。
番組開始の繰り下がりの可能性を確認し、それに併せて録画予約しておけばよかったのだ。
この2012年に、まさか野球の延長で番組開始が繰り下がることがあるなど、考えてもみなかった。
そんなものはもうこの世から駆逐された、と誤解していたのだ。

日本テレビの番組を見る機会が少なくなったのは、見たい番組が少なくなったことが一番の理由だが、それ以外の理由もあったことを改めて思い出すことになった。

野球中継を延長するな、という面倒なことに巻き込まれる恐れのあるようなことを言うつもりはない。
延長する可能性があるのなら、それなりの対策をとっておいて欲しい、ということを言いたい。

例えば、21時54分まで延長する可能性があるのなら、最初からその時間帯を野球中継で確保しておいて欲しい。
そして、終了時刻までバッファになるような番組を用意しておいて、以降の時間帯への影響をなくして欲しい。
それくらい野球を尊重するような番組編成にすればいい(そして、放映権の価格の値引きを求めるべきだ)。
現状は、少々強欲すぎる。

そうは言っても、こちらにも非はある。
BSデジタルをケーブルTVではなくレコーダーで直接受信し、録画予約すれば、電子番組表の変更に対応することができる(ただ、これでも、延長で録画したい番組が裏かぶりしたときに、対応してくれるのか気がかりだ)。

ならば、BSデジタルをパススルー方式で受信できないケーブルTVの状況を改善して欲しい。
さかのぼれば、BSデジタルをパススルー方式で送信できないように制限した、改正前の法律に問題があった。

こういうことを言うと、「それなら、録画機能付きのSTBをおすすめします」とケーブルTV会社からの電話がかかってきそうだ。
勧誘がしつこいようなら、パラボラアンテナを取り付ける覚悟がこちらにはある。

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