曇天の続き

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2011-07-09 Sat.

湖畔

2011-07-09

好きな映画のジャンルは、ロードムービーかファンタジーである。

ファンタジーとはどういったジャンルか、と問われると、答えに窮する。
むしろ、どんな映画でも力業でファンタジーに入れてしまうことができそうな気もしている。

ファンタジーという概念に気づいたのはつい最近で、「鍵がない」を見たときに思い立った。
その軸で自分の好きな映画を整理し直せば、何か共通点が見えてくるのではないか、と考えている。
ただ、ファンタジーなら何でもよい、というわけではなさそうだ。
とりわけ、大がかりなファンタジーは苦手である。
現実から少し離れる程度が、僕にはちょうどいい。

さて先日、「三大20世紀末ファンタジー邦画」のひとつである「1999年の夏休み」を見た。

最初に見たのは記録がないけれど、記憶によればおそらく1994年のはずだ。
深夜にTVで放送しているのを途中から見て、途中で怖くなってしまい、見るのをやめた。
次に見たのは、1996年5月15日、と記録にはある。
レンタルビデオショップでVHSを借りてきたのだと思う。
このときは、からくりを知っていたので、安心して最初から最後まで見た。
1999年になったのを記念して、「映画館で再上映される」というフライヤーをもらったことがあったが、そのときは見に行かなかった。
それ以降は、まったく見ていない。

長い間見ていなかったにもかかわらず、見返すと、内容を細部まで思い出す。
昔見た映画のことはよく覚えているものだ。
設定、配役、ストーリー、どの点においても完成度が高い作品だと思う。
アマゾンのカスタマーレビューには25個のレビューが寄せられており、うち24個は星5つ、残りの1個は星4つである。

ところで、その他の「三大20世紀末ファンタジー邦画」と言えば、ひとつは「20世紀ノスタルジア」である。
ぜひ見直したいところだが、近隣のレンタルショップにはDVDが置いておらず、利用しているネットレンタルにも置いておらず、僕の手元にもない。
残りのひとつは…、忘れてしまったのか、今のところ空席である。
ぜひ推挙願いたいし、もちろん各人が決めてもらってかまわない、この星は自由だから。

実に、夏らしくなってきた。

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