慕情
2010-07-13
入った店で流れるBGMが1990年代の音楽、という現象が立て続けに起こった。
こないだの店に至っては、フリッパーズ・ギターの後に、COSA NOSTRAという流れ。
思わず、「ねぇマスター、これって僕に合わせたチョイスなのかな」と言いたくなった。
しかし、その店はどう見ても手広くやっているチェーン店で、従業員が経営者のカリスマ性に心酔しアルバイトを威圧しているような雰囲気だったので、沈黙を保つことにした。
ところで今日、ラフォーレのCMを初めて見た。
聞こえてきたボーカルに、「鈴木桃子か?」と驚き画面を見たが、実際は何とCOSA NOSTRA名義だった。
この夏に、COSA NOSTRAは復活するのだろうか。
…いや、実際にはCOSA NOSTRA復活ではなくて、鈴木桃子が戻ってくる、というのが正しい。
メンバーが数人抜けてからというもの、今もCOSA NOSTRAが続いているという事実にどうも慣れない。
COSA NOSTRAの「world peace」がiTunesで手に入るようになった。
確認すると、15トラックしかない。
音楽配信という形態ではカバーしきれないものがあるのだ、と気づかされる。
メディアに特化していた付録は、技術革新に伴い捨象されていく。
仕方のないことだ。