気楽
2010-06-24
1人で焼肉屋に入るのは、やはり抵抗を感じる。
かといって、前にも書いたように、自宅で焼肉をすると面倒なことになる。
私には解がある。
安楽亭であれば、1人焼肉が可能だ。
できれば、炭ではなくガス焼きの店の方がいい。
炭の燃え具合を気にしなくていいからだ。
そこで、ビールとホルモン焼を頼む。
こうすると、「酒場放浪記」で時々出てくるホルモン焼屋方式の雰囲気を、安楽亭で楽しめる。
安楽亭の最大のメリットは、飲めるファミレスである、ということだ。
胃にビールを流し込み、ホルモンを焼きながら、メモ帳を取り出し思いついたことをメモする。
普通の飲み屋でひとりで飲みながらメモをとっている人なんて見たことないが、ここは「ファミレス」なのでひとりでメモをとっていても変な目で見られない…、ということはないだろうけれど、周囲の目は気にならない。
特に、自宅近所の安楽亭は比較的空いているので、ほとんど気にならない。
酩酊すると、アイデアが豊富に出てくるので、メモが次々に埋まっていく。
ただ、翌日メモを見て「これ、使えるな」と思えるものは1%くらい。
どうやら、ストレスを解放する効果はあっても、アイデアを捻出する効果はないらしい。