音痴
2010-05-13
PCに詳しい、というスタンスを数年前に放棄した。
きっかけは、無線LANが普及し始めたときだ。
無線LANの種類や設定、今までネットにつながっていたのに何故急につながらなくなるのか、といった疑問などに答えられなくなったからである。
テレビやビデオプレーヤー(レコーダー)に詳しい、というスタンスも放棄した。
DVDが普及した頃からである。
DVDの種類やモードがいくつもあって、全くわからなくなってしまった。
家電に詳しいとおっしゃる人にいろいろと熱心に尋ねたのだが、結局わからないままである。
「DVDのプレイリストに出る日本語の文字コードは何なのだろう?」と尋ね、「そこまで知らなくていい」とたしなめられて以来、質問すること自体が怖い。
なので、「1125」とか「1080」などもよくわからない。
B-CASカードとかダビング10とかも納得いかないのだが、仕組みやら根拠やらが全くわからないから、反論すらできない。
ましてや、ブルーレイの録画モードや符号化方式なんて理解不能である。
そして、家電芸人はすごい。
どういう質問が投げつけられるか、というプレッシャーがものすごいのだろう。
おそらく、「答えられない質問への対処法」に長けている人に向いているポジションだ。
地上アナログテレビジョン放送の一部がレターボックスに…、という話があるけど、本当にそうなったら、テレビより先にブルーレイレコーダーを買わないとダメだろう。
それにしても「サザエさん」。
あいつら、今でも黒電話使っていて、テレビもブラウン管のくせに、放送は上下に黒い帯出しやがって。