桜守
2010-04-12
2010年4月10日の朝日新聞、「天声人語」に、京都の桜守の言葉が引かれていた。
「どうしても切るというなら満開のとき切ったらええ。満開のときに切る度胸があるか、と聞いてみたい」
金曜。
近所の居酒屋のそばに、それらは確かにあった。
日曜。
なんか見通しが良くなったな、と思い、よく見てみると、居酒屋のそばに生えていた満開の花を付けた桜の木4本が、ぶった切られていた。
公社の区画整備らしい。
結論。
僕は、桜の花が好きだ。
そして、常識や慣習、権威、思い込み、センチメントを打ち破る勇敢さの一部も同様に好きである。
これで「鯨は高等な知能を持っているから捕獲してはいけない」という論に対抗できる。
しかも、土日にやるなんて、さすが。
抗議したところで、どうせ僕のものではないので、ただの自分勝手に終わる。